鈴商は「テング ビーフステーキジャーキー メガサイズ」を12月上旬から数量限定で発売中です。おなじみ「テング ビーフステーキジャーキー」の200g容量メガサイズ。販売店は、輸入食品取扱店や量販店。オープン価格で、実売は3000円前後。
今年3月にも登場して話題になった巨大なジャーキー。忘年会などの催しが多いこのシーズンに復活です。
200gのジャーキーとはどれくらいボリュームがあるのでしょか。実物を手に入れることができたのでチェックしてみます!
単体の写真だとわかりづらいですが、ふつうのジャーキーの袋と並べるとこんなに差があります。
マリオで唐突に大きなブロックが出てきたときのような感覚です。でかいなあ。
……ところでみなさん、「テングビーフステーキジャーキー」をご存知でしたか? 1970年代、アメリカ・ロサンゼルスで日系2世のケン大崎氏が、良質な赤身ステーキ肉にしょうゆで味付けしたのが始まりで、最初は海外で売られていたそうです。1980年代は日本人が選ぶハワイのお土産として定番だったとか。
1983年から鈴商が代理店契約を結び、日本での輸入販売がスタート。今では安定した生産と流通を目的に国内製造をしているとのこと。
そんな「テングビーフステーキジャーキー」は、100%牛赤身ももステーキ肉が原材料で、、約3分の1まで凝縮乾燥しているそう。つまり、200gのビーフジャーキーをつくるには、約600gの肉を使用しているそうなのです。
ステーキ肉600gぶんと考えると、肉好きとしてはちょっと感動的ではないですか。
巨大なジャーキー どうやって食べるべきか
さて、巨大なビーフジャーキー。中身はどんな感じでしょうか。
外袋を開けると、内側に包装があって2つに分かれていました。全部で200gなので100gずつくらいでしょう。
ごっついビーフジャーキー。特に決められた形でカットされているわけではなく、自然な形のようです。
メガサイズのビーフジャーキーは厚みもあり、まるでステーキ肉のよう。
どうやって食べると良いでしょうか。私は、まずはそのまま齧ってみました。歯ごたえありますが、口に入れているうちにほぐれてくるため、噛み切れないほどではありません。例えば、スルメとかより全然柔らかいですものね。かたいですが、齧りつくのもできなくはないです。
みんなで食べる分には清潔なキッチン用のハサミで切るのがよさそうです。
味ですが、サイズが大きいだけで内容はテングのレギュラーのビーフステーキジャーキーと同じ。想像はつくと思いますが牛肉の旨みが凝縮していて濃厚でおいしいです! ピリリとコショウがきいているのもいい感じ。あとを引くのでお酒が欲しくなりましたよ!
あまりに大きいので煮てみた
ここまで大きいので、これがジャーキーになる前のステーキの状態に戻ってくれたらなあ、という願望がわいてきました。
例えば、煮ることで水分が戻ったら柔らかくなるのではないのでは、と仮説を立てました。正直、ビーフジャーキーをずっと食べていたら顎が疲れてきた、というのもありフライパンにお湯をはって試してみました。
煮ている最中、おどろくほどの良い香りが立ちました。しょうゆと牛肉を煮詰めた、しぐれ煮とか、すき焼きとか、そういった食欲を駆り立てる香りです。
幸福な家庭の香りです。たまらない!
テングのビーフジャーキーってしょうゆの味付けなんですよね。日本人の味覚にぴったりのはずです。
10分近く煮てみました。箸で取るとくったりしなっていましたよ。けっこう柔らかくなったのかもしれません。身の厚みも少しだけふっくらしたように見えます。
お皿によそうと、まるでステーキのようです。ただし、カットする時、包丁ではかたくて切れませんでした。結局ハサミで切ったわけですが……。
さて、煮込んだビーフジャーキーはステーキ肉のようになっているのでしょうか?
期待をこめて食べてみました!
……ん。ちょっとだけ柔らかくなっている。けど、あんまり変わらない。
いえ、効果がなかった、というわけではありません。ほんの少しだけ柔らかくなって、先ほどよろい少ない咀嚼で食べられるようになりました。それでも、ギュッギュッとした詰まったようなかたさは健在で、煮る前のビーフジャーキーと大きく印象の差が出るわけではありませんでした。
煮る時間が少なかったのでしょうか。もしかしたら、水に一晩漬け込むとか、干しシイタケを戻すような根気が必要だったのかもしれません。んーーー!
●ビーフジャーキーを煮た結果
……10分程度だと、味、かたさがそこまで変わらなかった
中途半端な結果になってしまいましたが「テング ビーフステーキジャーキー」は煮ても変わらぬおいしさでした。もし、かたさが気になるという人は、煮るとほんのちょっとだけ柔らかくなりますよ。
さて、ともあれお酒が進むビーフジャーキー。今回紹介した、200gの「テング ビーフステーキジャーキー メガサイズ」は数量限定。量販店などで売られているので、見かけたらパーティーの景品などに検討してはいかがでしょう。インパクトあるし、腹も膨れるし、お酒は進むし、いいことだらけ。私も、年末年始の酒のアテはビーフジャーキーで満足できそうです。
「テング ビーフステーキジャーキー メガサイズ」
・鈴商
・12月上旬から輸入食品取扱店や量販店で数量限定販売
・実売価格3000円前後
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公式サイト
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書いた人:記者ナベコ
デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。