cat_oa-allabout_issue_e820e9d58ce9 oa-allabout_0_e820e9d58ce9_「キャッシュレス生活」にすれば、2.7倍も貯金ができる? e820e9d58ce9

「キャッシュレス生活」にすれば、2.7倍も貯金ができる?

2019年3月27日 19:30 All About

キャッシュレスにする人は貯金ができる?

クレジットカード会社の大手であるJCBの調査によれば、「キャッシュレス派」と「現金派」のあいだには、なんと貯金のペースは2.7倍もの差があったそうです。男性の場合、キャッシュレス派は年105.3万円、現金派は36.1万円の貯金額だったので2.9倍、女性の場合、キャッシュレス派年68.0万円、現金派29.5万円の貯金額だったので、2.3倍となったそうです。

ここでいうキャッシュレスについては、自分でそう思うかが定義なのですが、おおむね「クレジットカードを使う」「電子マネーを使う」「(銀行口座から直接引き落とす)デビットカードを使う」が、その選択肢となっているようです。

貯金のペースが違うということは、長い目で見て貯まる金額もまったく違うものになりますが、「クレカ」か「現金」か、あるいは「電子マネー」か「現金」かで、どうしてそこまで貯蓄金額が変わってくるのでしょうか。

単純にクレカを使えばお金が貯まるわけではない

このデータの提供元はクレジットカード会社です。しかしクレカ会社の調査だからといって、現金をやめてクレカや電子マネーを使えばお金が貯まるという調査結果をウソだとか「CMに違いない」と決めつけてかかるのは、もったいない話です。

確かに、安易な電子マネー、クレジットカードの利用は、「使いすぎ」の恐れもありますので要注意です。クレジットカードは高額決済に、電子マネーは少額決済に使われがちなのですが、実際に財布からコインやお札を出して誰かに渡す、という感覚が生じないので、「お金を使った感じ」を得ない消費になります。

「財布が軽くなった」とよく言いますが、その物理的な違いが感覚的に節約を促す効果はゼロではありません。1万円札が9000円に崩れたとき、「今使った」という感覚を持つことも、やはり節約を自分に印象づけたりするものです。

「電子マネーやクレカを使えば、誰でもお金が貯まる」というのは早計に思います。では、それでも調査結果で違いが出るのはなぜでしょうか。

家計を「見える化」する意識の違いに貯蓄率の差が出る

面白いのは別の設問に違いがあることです。キャッシュレス派と現金派のあいだで「お金の管理は得意か」とする設問に大きな差が出ています。キャッシュレス派では54.8%が自信ありとしたところ、現金派は39.7%と低くなっていたそうです。

確かにキャッシュレス派になるためには、電子マネーやデビットカードの仕組みを知ったり、活用法を考える必要があります。また、最初の手続きをする必要があっても、それを乗り越えるだけの意識もあるわけです。こうした人はおそらく、家計簿アプリを使いこなして家計を把握し節約にチャレンジしたり、複数の銀行口座を意識的に使い分けてATM手数料を絶対に払わないよう工夫をしたりしていると思われます。

これに対して現金派というのは言い換えれば「何もしていない」でもあるわけで、両者の「お金を管理し、貯める意識」にも違いが出てきた、と言えるのではないでしょうか。

まずは「お得」感覚で電子マネーやプリペイドカードから始めてみよう

実のところ、もはや「現金」が一番割高な買い物方法です。なぜならクレジットカード決済には0.5%以上のポイント還元がありますし、電子マネーも0.5~1.0%相当のポイント還元があります。またプリペイドカードを使ってタリーズやエクセルシオールカフェなどで決済すると、チャージのときにポイント付与があったり、利用時に割引があったり、利用時にポイントが貯まったりします。

この春からは本格的にモノの値段が値上がりするかもしれません。単純な「お得」感覚から電子マネーを使うようにしてみて、結果として家計を把握するような流れが生まれ、節約が実現したら、これは何倍にもお得なことになります。

キャッシュレスのファミレスがオープンしていたり、世の中の流れは現金よりキャッシュレスにあります。どうせいつかは、完全キャッシュレス時代に突入するわけですから、早めにキャッシュレスを試してみてはどうでしょうか。2.7倍とはいかずとも、貯金額が今より増えるかもしれません。
(文:山崎 俊輔(マネーガイド))

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cat_oa-allabout_issue_e820e9d58ce9 oa-allabout_0_6daa57c9b691_訴えられて訴え返して…不倫の虚しい結末 6daa57c9b691

訴えられて訴え返して…不倫の虚しい結末

2020年2月5日 01:00 All About

それでも彼を信じていたのに……不倫の結末はやっぱり

既婚男性がいくら「いつか離婚してきみと結婚するから」と言っても、それを真に受ける独身女性は今や少ないかもしれない。だが、実際に家を出てきたとすれば、結婚はもっと身近なものになるのではないだろうか。

家を出てきたから信頼したのに

ユリエさん(40歳)が、友人のホームパーティーで知り合った10歳年上の男性とつきあい始めたのは5年前。既婚であることはわかっていたので、深入りはするまいと決めていた。

「1年ほどは、たまに食事に行く程度の関係でした。あるとき、私が引っ越しを考えていると言ったら、彼がすごくいい物件がある、友人の持ち物だから交渉してあげると言い出して。本当にいい物件を安く貸してくれることになったんです。彼とはそこから一気に親しくなりました。面倒見がいいし親切だし、どうやら人望も厚いようだし、何より私を愛してくれることがわかったから」

とはいえ、これは不倫の関係。罪悪感が募り、何度か別れ話をもちかけた。すると彼は、身の回りのものをもって彼女の家に越してきてしまう。

「大好きだ、一緒に住みたいって。ここにいながら離婚協議をしていくって。彼がそこまで決意してくれているならと、私も覚悟ができました」

当時、彼の子どもは高校生と中学生だった。それでも彼は、ユリエさんを選んだのだ。

「奥さんや子どもにどう言っていたのかわかりません。給料は奥さんが管理していたから、それでいいと思っていたのでしょうか。私は一銭ももらっていませんでした。たまに彼が臨時でお金が入ることがあったようで、そのときは少しくれていました。半年に10万円くらいかなあ。食費から彼の下着、洋服に至るまで私が出していたんです」

彼と暮らせるならそれでいい。そんな気持ちだった。

ある日突然、訴えられて

1年ほど前、彼女は突然、妻から訴えられた。不倫による損害賠償200万円だ。彼にその話をし、弁護士から来た書類を見せると彼はあわてふためいていた。

「そんなことをするなんて、と私にひたすら謝っていました。どうにかするからという言葉を信じていたんですが、彼は翌日から帰ってこなくなったんです。自宅で妻を説き伏せるつもりなのかと待っていましたが、連絡すらよこさない。私も弁護士に相談、せめて生活にかかったお金だけでも返してもらおうということになりました。計算したら3年以上にわたる生活の中で、彼には200万円以上かかっていましたから」

いきなりの裏切りに腹をたてた彼女は、彼が置いていったスーツや小物を箱につめて、彼の会社にもっていった。そして彼の上司を呼び出したのだ。

「ことの顛末を話し、彼の言葉を信じた私も悪いけど、彼もいけないんじゃないですかと直談判したんです。会社としてこの事実を隠蔽するなら私はもっと広めますよとも言いました。有名企業ですからね、イメージダウンを怖れたんじゃないかと思います」

結局、彼の妻は訴えを取り下げた。彼女も訴えるのをやめた。彼はその後、遠方に転勤となり、単身赴任しているそうだ。

「彼が出て行って裏切られたとわかったときから、一気に突っ走ってきたので、これで終わったと思ったとき、体中から力が抜けました。同時に彼が二度と帰って来ないことも明らかになった。私の5年余りは何だったんだろうと虚しくて」

結婚したらすぐにでも子どもがほしい、結婚したら自宅から車を持ってくるからどこかドライブに行こう。そうやって「結婚したら」を合い言葉にして暮らしてきた。それが彼女の希望だった。だが、すべては幻となったのだ。

「そして私はあっけなく40歳になってしまいました。自分で自分を嗤ってやりたい気分です」

自嘲気味に彼女はそう言った。彼が急に彼女の元を去ったのは、もしかしたらそろそろ里心がついていたからかもしれない。恋愛は楽しかっただろうけれど、婚外恋愛の相手に経済的に頼らざるを得ないのは彼にしてみたら、居心地がいいわけではなかったはずだ。そろそろこの生活をやめなければと思っているところに訴えがあったとしたら……。

ユリエさん自身も、そんなふうに考えたこともあるという。

「結局、不倫からの結婚なんて、そううまくはいかないんでしょうね。私は何より彼を愛していたのに。彼と一緒にいられればよかっただけなのに」

ユリエさんの目が潤んでいた。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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逃げ場がない…人生に疲れたアラフォー独身女性の憂鬱

2020年2月5日 00:00 All About

41歳、独身。人生に疲れました

結婚、仕事、恋愛、友だち、趣味……人生にはさまざまな楽しみと苦悩があるが、「もうすべてから降りました」と言うアラフォー女性たちが少なくない。

非正規でしか働けない

「大学を出て入った会社で、ひどいイジメに遭ったんです」

ヨウコさん(41歳)は、そう言ってため息をついた。彼女が配属されたチームは女性の先輩が4人、男性が2人。トップも女性だった。

「女性の先輩が4人つるんで、トップの女性を突き上げ、男性たちと私にばかり仕事を回す。新人なのに夜11時くらいまで働かされました。トップの女性もかばってはくれなかった」

夏過ぎには心身共に不調となり、秋には退職した。そこから半年、病院に通ってようやく社会復帰しようとしたが、なかなか仕事が見つからなかった。しかたなく非正規で働くようになる。

「いつか正社員になれるかも、いつか結婚するかもと思いながら、あっという間に時間がたってしまいました」

何もしなかったわけではない。非正規で働きながら、他の会社の中途採用にも積極的にアプローチしてきたし、30歳になると結婚相談所にも登録した。

「親がうるさいから結婚相談所に登録したんです。私自身は、どうしても結婚したいというわけではなかったけど」

自分が脱落しているような気がして、学生時代の友だちとの集まりにも顔を出すことができなかった。

「何だか人生、うまくいってないなあと思うようになりました」

介護要員となってしまった現在

ヨウコさんには3歳離れた妹がいる。妹は高校を卒業して専門学校に通い、そこで得た技術を生かして就職した。仕事で知り合った同い年の男性と28歳のとき結婚。今では仕事をしながらふたりの子を育てている。

「私から見ると、人生、うまくわたった子ですね。その妹が『おねえちゃんのことは恥ずかしくて人に話せない』とよく言っていました。別に悪いことをしたわけではないのに……。親も妹の結婚式には出なくていいみたいな言い方をして。頭にきたから出なかったんです、本当に」

そこで家族との関係は崩壊したとヨウコさんは思っている。両親とはずっと同居しているが、妹の結婚を機にほとんど会話もなくなった。

だが1年前、定年後も働いていた父が倒れ、入院した。母親も看病疲れで体調を崩し、圧迫骨折が見つかった。そうなると一気に家のことがヨウコさんの肩にかかってきた。

「仕事をしながら父の転院先を探したり、家で療養している母の食事の支度をしたり。妹は以前は母を頼ってよく来ていたんですが、両親が倒れてからはまったく寄りつかなくなりました。私も彼女に頼るのは悔しいので連絡はとっていません」

父の転院先は決まったが、母は相変わらず療養中で心身ともに弱ってきたため、やたらとヨウコさんを頼りにするという。

「今さらと思いますが、誰かがやらないといけないから私がやるしかないんですよね。もう恋愛も結婚もできないし、仕事もこのままだろうし。先に何の希望もありません」

ヨウコさんの表情は暗い。母をなんとか地域の支援センターにつなげたいのだが、母は他人が家にくることを極端に嫌う。

「私の一生、これで終わるのかなと思うと本当に精神的にきついです。逃げ場がない。よく寝たきりの親を殺す人の話を聞きますが、気持ち、わかります」

それでもなんとかしないといけないと思ったのだろう。その後、彼女は母親をなんとか自治体につなげ、要介護3となったと報告してくれた。

ひとつずつ解決していけば、彼女自身にも先の希望が見えてくるかもしれない。それを心から願うしかなかった。どんなに一生懸命がんばっていても、今の世の中は落とし穴だらけなのだ。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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cat_oa-allabout_issue_e820e9d58ce9 oa-allabout_0_39ae62f3b874_結婚15年でつかめた…夫との快適な距離感は関わらないこと!? 39ae62f3b874

結婚15年でつかめた…夫との快適な距離感は関わらないこと!?

2020年2月4日 01:00 All About

結婚した途端、夫との距離感がわからなくなる妻たち

恋愛して結婚したはずなのに、家族になったら夫との関係が変化し、「どういう距離感が適切なのかわからない」という声を聞くことがある。一方で、結婚15年、ようやく夫との距離感がわかってきたと話してくれた女性がいる。

結婚当初は近づきすぎていた

「私は大恋愛で結婚したという自覚があったんです。だから結婚して“日常生活”が始まったとき、なんだか違うと焦りました」

アイさん(45歳)はそう過去を振り返った。もっとキラキラした生活が送れるのかと思ったら、それまでと変わらない日常があるだけだったから。

「結婚当初は夫に嫉妬ばかりして、ケンカになったこともあります。そうこうしている間に子どもがひとり生まれ、ふたり生まれ、“家庭”というものができあがっていきました」

彼女はいったん仕事から離れたが、下の子が小学校に入ったころから契約社員として働くようになった。

「本当はずっと仕事を続けたかったけど、夫には『オレは時間的に家事はできない』と宣言されてしまったんです。もともと社内恋愛ですから、夫の仕事の多忙さは私もよくわかっている。だから私は仕事をあきらめました。そうしなければ結婚には至らなかったでしょうね。でも結婚後は、私が仕事を辞めたのは間違いだったかもしれないと後悔しましたよ」

それでも子どもがかわいかったし、子どもと一緒にいられる時間は大事だった。だから今は、仕事を辞めた決断は間違いでなかったと思っている。

「それでも夫も子どもとはよく遊んでましたね。日常的に家事はしなかったけど、週末は料理もしてくれたし。子どもの関心を惹きつけたかったんでしょうけど」

子どもが中心になると、アイさんの気持ちはだんだん夫から離れていった。嫉妬もしなくなった。

「契約社員で働くようになってからは、夫のほうが『どんな仕事をしているの?』とか『どんな同僚がいるの?』とか、けっこう聞いてくるんですよね。それがうっとうしいなと感じてしまって(笑)」

夫婦としての適切な距離感がつかめなくなった時期があるという。

今は、ほとんど関心ナシ

現在、子どもたちは中学生と小学校高学年となった。上の男の子は部活のバスケットが楽しくてしかたないらしい。家にいてもバスケットの話ばかりだ。下の女の子は工作が大好き。最近では木材を使っていろいろなものを作っているという。

「夫は部署が変わって、ますます多忙になったようです。出張も増えました。最近では夫が出張というとほっとします。夫のことが嫌いなわけではないけど、いないと伸び伸びした気持ちになる。夫には子どもに対するような関心がもてなくなったんだと実感しています。でも、夫婦ってそんなものじゃないかなとも思ったりして」

夫がいないと伸び伸びする。これは多くの既婚女性に共通した思いなのかもしれない。いなくなられたり家計を圧迫されたりすると困るけれど、ときどき出張したり帰宅が遅くなったりするのはかえってありがたい、と思う女性もいるだろう。

「平日はほとんど家で食事をしないので、それもありがたいですね。お腹がすいていたとしてもカップラーメンでも置いておけばいいし。以前は食べたり食べなかったりだったので、いっそ平日は家で食べないようにしてと言ったんです。今は家で夕食をとるときは昼過ぎには連絡が来ます。そうでないとご飯がないから(笑)」

彼女は夫が出張だといっても、出張先も聞かない。いつ帰ってくるかを尋ねるだけだ。

「つい先日、夫がしみじみ言いました。きみは変わったって。でも、夫とうまくやっていくには、たぶんお互いにあまり関心をもたないことじゃないかなと、15年かけて思うようになったんです。いずれ子どもたちが独立したら、また向き合うようになるのかもしれませんけど」

がっぷりと組んで喜怒哀楽をともにしていく夫婦もいれば、あまり関心をもたずに距離をとる夫婦もいる。どちらがいいというわけではなく、人それぞれ快適な距離感は違うのではないだろうか。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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実は身近にいるかも⁉ 話題の「匂わせカノジョ」って?

2020年2月4日 00:00 All About

「匂わせカノジョ」は、どこにでもいる!?

あるタレントの結婚に際して、「匂わせカノジョ」が話題になっている。つきあっていることを秘しながらも、どこかで「彼は私のもの」を主張する行為を重ねる女性を、タレントのファンたちが命名したらしい。

会社にもいた、不審なカノジョ

「うちの会社にもいましたよ、匂わせカノジョ」

そう言うのは、マイコさん(39歳)。同期のカナさんが、退職したのは昨年末。そして既婚者だったはずの男性社員・トシキさんが再婚したと報告したのが今年の春だった。

「つまり、不倫だったんですよね、ふたり。カナは私と同い年ですが、トシキさんは5歳年下なんです。もう社内中がひっくり返るほど驚きました」

カナさんとトシキさんがつきあい始めたのは3年前。当時、トシキさんは結婚したばかりで転職してきたのだという。そこで知り合ったのがカナさんだったのだ。

「トシキさんはけっこうイケメンだったので、社内の女性たちは『なんだ、結婚してるのか』とみんながっかりしていました。だけどカナはめげなかったんですね」

仲良くしていたマイコさんでさえ、カナさんがそれほどまでにトシキさんを狙っているとは知らなかった。だが、今になって、「カナこそ、匂わせカノジョだった」と思い当たるところが多々あるそうだ。

「カナに不審なところはありました。今思うと、それとなくトシキとデートしていることを感じさせるSNSなどがあったんです。彼、フットサルをやっていてその仲間との行きつけの店があるらしいんだけど、その店を彼女が写真に撮ってアップしていた。彼女はトシキとは関係なく、偶然行っただけと言っていたけど」

もっと怪しかったのは、家の中の写真だ。「友だちの家にて」と書いてあったのだが、それは実はトシキさんの自宅だったという。

「あんなの妻が見ればわかりますよね、自宅だって。そういうことをしていたんだなあと今になってびっくりしています」

おそらくトシキさんも、そのSNSの写真は見ていただろう。カナさんの無言のプレッシャーを感じたに違いない。

搦め手に弱い男性

トシキさんは、そうやって徐々に搦め手でやってくるカナさんに屈したのだろうとマイコさんは推察している。

「カナに誰か好きな人がいて、つきあっているのかもしれないと思ったことはあります。でももともと恋多き女だったから、それほど気にしてはいなかったんですよね」

ただ、カナさんが仕事を辞めるとき、マイコさんに言ったそうだ。「春くらいに驚くようなことが起こるかもよ」と。

「カナが退職する時点で離婚はほぼ成立、春には結婚することが決まっていたんでしょうね。トシキさんからカナと結婚したと聞いた日、カナに連絡してみたんです。彼女は『私、すごく幸せ。願えば叶うって本当ね』とうれしそうでした」

ただその後、トシキさんと元妻との間には子どもがいたこと、トシキさんは相当の慰謝料を請求され、実家まで巻き込んでの大騒動だったことなどを、トシキさんと仲のいい同僚から聞いた。

「カナも罪なことをするなあと思いました。離婚したことでトシキさんは実家から縁を切られたみたいだし、これからが大変なんじゃないでしょうか。カナにそれとなくそう言ったら、『私の幸せを妬むの?』と言われました。私も彼女から離れようと思っています」

情熱を貫くことはいけないことではないが、周りを全部敵に回すやり方はどうなのだろうとマイコさんは首を傾げた。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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11人に1人が…「乳がん」になりやすい人の共通点

2020年2月3日 19:15 All About

体質的な傾向や遺伝も関わりのある乳がん

現在、女性に発生するがんの第1位は乳がんです。女性の11人に1人が一生のうちに乳がんになるともいわれており、死亡者数も増加傾向にあります。このように乳がんになる女性が増えたのは、どのような原因が考えられるのでしょうか。乳がんになりやすい体質や習慣などはあるのでしょうか。

まず考えられるのが、月経を経験する期間の長さです。乳がんの発症には、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが大きく関係しており、エストロゲンが分泌されるほど、乳がんのリスクは高くなります。このエストロゲンの分泌は月経と連動していることから、初潮が早く、出産歴が少なく、閉経年齢が遅いほど、乳がんのリスクは高まるというわけです。

一方で、遺伝の影響も指摘されています。「がん家系」という言葉をよく耳にしますが、乳がんにおいても自分の身内、とくに母親など、より近親の家族に乳がん経験者がいると、発症リスクが高くなることがわかっています。具体的には、乳がんを発症した人の5~10%は、遺伝性であると考えられています。

もちろん、これらの体質的な条件をそろえていても、乳がんを発症するとは限りません。乳がんの発症には、さまざまな環境因子が複雑に絡み合って関与していると考えられています。仮に、上に挙げたような条件をそろえていても、乳がんにならないまま一生を終える人はたくさんいるのです。

喫煙者の乳がんリスクは約4倍……飲酒とタバコの危険性

乳がんの発症に影響する環境因子の代表例が、「飲酒」と「喫煙」です。日本人女性を対象とした大規模調査では、飲酒量が多いグループと、飲んだことがないグループとで比較したところ、前者のほうが1.75倍も乳がんのリスクが高いことが示されています。具体的には、エタノール換算で週150g以上、すなわちビールなら大瓶7本、日本酒なら7合程度が相当します。

また、「喫煙」は、乳がんに限らず、さまざまな病気のリスクを高めることが知られています。厚生労働省の研究によると、閉経前の女性では、喫煙による乳がんの発症リスクは、吸わない人の約3.9倍にも増大することが示されています。加えて、周りの人が吸ったタバコの煙を吸い込む「受動喫煙」でも、乳がんのリスクは2.6倍にも膨らみます。

日本たばこ産業の調べによると、日本人の喫煙率は年々減少していますが、40~50代の女性は横ばいで推移しているようです。乳がんの発症年齢のピークが40代後半となっていることを考えると、この年代の女性喫煙者は、すぐに禁煙を実行してほしいものです。飲酒は適量を心がけ、タバコをやめることが、乳がん対策として重要なことだといえるでしょう。

不規則な生活と食生活の見直しも乳がん対策に有効か

私たちの体には「体内時計」が備わっており、そのはたらきによって日中に活動し、夜間に休息するという1日のリズムが保たれています。ところが、不規則な生活によって体内時計が乱れると、睡眠障害をはじめとする体調不良が引き起こされ、ひいては乳がんをはじめとするさまざまな病気のリスクへとつながってしまうのです。

たとえば夜勤の多い看護師や、国際線の乗務員などは、それ以外の職業の人と比べて、乳がんの発症リスクが高いことがわかっています。職業柄、生活が不規則になりがちで、その結果として体内時計が乱れてしまうことが影響していると考えられます。

同時に重要なのは、食生活を見直すこと。そもそも、日本人女性の乳がん罹患率は、以前はそれほど多くはありませんでした。それが、女性のがん罹患率第1位にまで増加してしまった背景には、欧米型の食事が影響していることが指摘されています。

動物性脂肪や乳製品を中心とする食事は、穀物と野菜が中心の食事に馴染んできた日本人の体には、合わないといわれます。和食を習慣にすることは、糖尿病などの生活習慣病だけでなく、乳がんの予防にもつながるといえるのです。

また、運動習慣の有無も乳がん発症リスクと関連があることがわかっています。運動習慣がない人は、まずは手軽に始められるウォーキングなどでもよいので、週2~3回定期的に運動する習慣を身につけるようにしましょう。

文:清水 なほみ(産婦人科医)

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小さな「違和感」を無視して結婚してしまったら…

2020年2月3日 00:00 All About

交際中から「違和感」があるにはあったのだけれど……

つきあっているときに「あれ?」と思うことがあっても、「結婚」という大きな目標の前には「これはたいしたことじゃない」と自分に言い聞かせてしまうもの。

ところが結婚後、その小さな違和感はどんどん肥大していくのだ。経験者のリオさん(40歳)はついにそれに耐えかねて離婚した。

自分の勘違いだと思い込んでいた

「今思えば、つきあっているときから、針の先ほどの違和感はあったんです」

リオさんはため息をつく。たいしたことではないと思っていた。たとえば彼には、「~してあげる、してあげた」という言い方が多いこと。彼女が何か新しいことを始めようとすると、「それをするとどうなるの?」と聞かれること。

「彼はいつもニコニコしながらそういうことを言うんです。だから聞いたほうはいやな気持ちになりにくい。実際、人望もあると思います。だけどほんの少し、どこかがうっとうしいというか押しつけがましいというか」

世話好きで親身になってくれる人ではある。彼女の父親が入院したときは、婚約者という立場だったが「内縁関係」と押し切って病状説明などに同席してくれた。

「まあ、それも私と母だけでじゅうぶんだったんですけどね。当時はありがたいと思ったけど、あとから考えると、彼がそこまでしなくてもよかったし、何もかも把握していたい性格だったのかなとも思えてきました」

それでも彼の親切はうれしかった。熱烈プロポーズを受けて、3年間の交際を経て35歳のときに結婚した。

「ふたりとも仕事をしていたから気づいたほうが家事をやることにしていました。彼もよくやってくれたけど、何かするたびに『掃除しておいてあげたよ』『ゴミ捨てておいてあげたよ』って。『ここはふたりの家庭なんだから、~してあげたよというのはおかしい。本来、私がすべきことをあなたがしたような気にさせられる。対等じゃない』と抗議したんです。すると彼はニコニコしながら、『そうやってムキになるリオがかわいい』と頭を撫でたんですよ。バカにするなと言いたかったけど、なぜか言えなかった」

かわいい女じゃないと愛されない?

リオさんの心の中には、「彼を怒らせないほうがいい」「かわいい女でいたほうが愛される」という思いがあった。おそらく多くの女性が、知らず知らずのうちにそういう価値観を刷り込まれているはずだ。

「だからそれ以上、言い返せなかったんだと思う。男に逆らうより従っているほうが得をする、楽でもある。そう感じていたんでしょうね」

しかし、「愛され方」は重要だ。幼い女の子のようにかばってもらったり守ってもらったりする必要はない。大人なのだから。

「仕事のことで思わずちらっと愚痴ってしまったとき、彼がことの顛末を詳しく聞いてきたので、ついしゃべってしまったんです。そうしたら『きみはそういうとき、こう言うべきだった』『そのときはこうやって対処すればよかったんだ』と、まるで新入社員に教えるように仕事のイロハみたいなことを言い始めたんです。彼と私は職種が違うし、私にもそれなりに経験がある。私の業界のことは私のほうが知っている。それでカチンときたんですよね」

思わず、リオさんは自分の仕事について熱く語り出してしまった。すると彼はニコニコしながら聞き、最後にこう言ったのだ。

「リオはえらいね」

褒めてほしかったわけではない。彼の子どもに対するような接し方には、愛情よりむしろバカにされているような感覚を覚えたと彼女は言う。

「自分以外の他人に対する最低限のリスペクトみたいなものが、彼にはない。彼はまた違う意図があったのかもしれないけど、私は愚弄されている気がしました」

そのときは必死に抗議をした。議論になっても彼が怒ってもかまわないと思った。ところが彼は最後まで、同じ土俵に上がろうとしなかった。

「彼は2歳年上なだけなのに、『かわいい子どもが必死に抗議しちゃって。それもまたかわいいけどね』という態度を崩さなかった。我慢できませんでしたね」

結婚生活は2年で破綻。最後に彼は、「僕はこんなにリオを愛して受け入れてきたのに。きみの気持ちがわからないよ」と言った。

「わかってもらえなくてけっこう」というのがリオさんの感想だった。こういう男性は一生、リオさんのような女性の気持ちがわからないに違いない。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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cat_oa-allabout_issue_e820e9d58ce9 oa-allabout_0_564bba74e02d_結局、結婚は妥協なの?母に「贅沢言うな」と言われたけれど… 564bba74e02d

結局、結婚は妥協なの?母に「贅沢言うな」と言われたけれど…

2020年2月2日 03:00 All About

「贅沢言うな」という母に反発……結婚は妥協なのか

結婚はしたいけど妥協はしたくない。そんなアラサー女性が母親に投げつけられたひと言に思い悩んでいる。結婚は妥協の産物なのか、どこまで自分を貫くのか、悩みどころだという。

恋愛はもういい、結婚したい

大学を卒業して就職して8年たつカホさん(31歳)。痛烈に「結婚したい」と思うようになったのは2年ほど前だという。

「周りが少しずつ結婚していって、30歳目前で独身なのは仲良しグループ6人のうち私ともうひとりだけ。でもその彼女は着実にキャリアを積み重ねていて、仕事が恋人というようなタイプ。仕事もそこそこ、恋愛もそこそこの私は中途半端で、もう結婚しかない、やっぱり最後は結婚でしょという気分になっていたんです」

とはいえ、当時、結婚したい相手はいなかった。20代でさんざん恋愛はしてきたものの、結婚に至る相手には巡り会えなかったのだ。

「いざ結婚となると、経済的にも安定している人がいいし、子どもができたら私はあまり働きたくないし、家だってほしい。何より私のことが大好きでいてくれる人じゃないと困る。大事にされたい、ずっと愛されたい。そう思ったんです。既婚の友人にそう言うと、『今だけだよー、そんなこと言えるの』と笑われましたけど」

友人に頼んで、いろいろな人を紹介してもらったが、相手にまだ結婚の意志がなかったりひとり語りが過ぎたりと、どの人もカホさんのストライクゾーンに入ってこない。

ついには母親に結婚したいと訴えた。カホさんの母は待ってましたとばかりに「娘の婚活」にいそしむようになった。

「母は顔が広いので、すぐに何人か候補が現れました。経済的には安定している人ばかりでしたね。公務員だったり有名企業のエリートだったり。ただ、釣書を見ているうちに、心の中で何とも納得できない気持ちが芽生えてきたんです。まるで商品を買うかのようにお互いにカタログを見て、これがいいとかあれがいいとか……。こんなことをしないと結婚できないのかと悲しくなりました」

それが見合いというものだと母親に説得された。結婚を前提にしているのだから、条件が合う人のほうがいいでしょ、と。カホさんも理屈ではわかっているのだ。だからそのうちの何人かと会ってみた。

どこで妥協するのか

経済的に安定していても、一緒に生活していくのだから相性というものがある。

「恋愛感情は持たなくてもいい、だけどこの人となら一緒に暮らしていけるという確信はほしいですよね。でも会った人たちは、みんなどこかピントがはずれていた。結婚してやってもいいけどという態度の人もいれば、『女性とはつきあったことがないんです』という人も。30代になって一度も女性とつきあったことがなくていきなり結婚というのもどうなんだろうと考えてしまって」

2カ月の間に5人ほど会ったところで彼女はすっかり疲れ果ててしまった。母は何が不満なのかと彼女に詰め寄ってきた。

「母の言い分としては経済的に安定していて家庭を作る気があるのなら、それでじゅうぶんだと。相性なんてそのうち合ってくるものだというんですよね。母自身は恋愛結婚なのに(笑)。そう言ったら、『恋愛結婚だからうまくいかなかったの。結婚なんて条件だけで決めたほうが、あとから情がわいてくるの』と」

その後も数人と会ったが、会えば会うほど「結婚って何?」と疑問がわいた。恋愛感情を無視して結婚して、子どもができて。そこに何の意味があるのだろう、と考えるようになってしまったのだ。

「すると母は、『あんたが贅沢言える立場じゃないのよ』って。30歳を過ぎていて美人でもないくせに何を言っているのかと罵倒されました。父がこそっと『結婚だけが人生じゃないから』と言ってくれたので救われましたけど。父も母には苦労させられてきたんだなと初めて父の気持ちがわかった」

どこまで恋愛感情を封印すればいいのか、どうやって相性を見抜いたらいいのか、そしてそもそも結婚とは何なのか。カホさんの逡巡は今も続いている。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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46歳、再婚を目前に控え「人には言えない過去」が重い

2020年2月2日 01:00 All About

今になって過去が重荷に

そのときは他に選択肢がなかったとしても、人は後悔を身に纏いながら生きていくものかもしれない。トモコさん(46歳)は、今、再婚を目前にしながら過去を重荷に感じているという。

結婚したものの1年足らずで破綻

短大を卒業して就職したトモコさんは社内の先輩と恋に落ち、22歳で結婚。当時、お腹には6カ月になる子どもがいた。相手は3歳年上だった。

「結婚と同時に会社は辞めました。彼が『かっこ悪いから辞めてほしい』って。あのころはまだ、できちゃった結婚に対して世間の目が厳しかったんです」

それでも周りは祝福してくれたのだが、彼は社内での立場が悪くなったと感じていたようだ。本当は自分とは結婚したくなかったのだろうとトモコさんは考えている。

「私も初めての大人の恋でしたし、相手をよく見る余裕もなかったんですよね。お互いに若すぎたと今は思います。結婚したのはいいけど、彼は日に日にお腹が大きくなる私の元へはあまり帰ってきませんでした」

出産のときも病院にはひとりで行った。遠方にいる両親は結婚に反対だったため、頼ることもできない。夫が顔を見せたのは2日後だった。

「ひとりで不安でした。夫は娘を見ても抱こうともしなかった。もうこれはダメだと思いました。退院後も夫は変わらず、私にも子どもにも興味を示さない。どうしたらいいかわからなくて友だちに相談し、離婚することにしたんです。離婚前にアパートだけは借りてもらいました。夫は養育費を払うとは言ったけど、2回だけでしたね、振り込まれたのは」

弁護士を入れる余裕も知識もなかった。とにかく働かなければ貯金を食いつぶすだけ。子どもが1歳になるのを待って、近所の保育園に入れてアルバイトを始めた。

「私自身、1年ちょっとしか仕事の経験がないから、給料は安かった。家賃と生活費でいっぱいいっぱい。娘のための貯金もできませんでした」

元夫にSOSを出したが、連絡すらもらえなかったという。しかたがなく、2年ぶりに両親に連絡してみたが、助けてはもらえなかった。

「絶望的な気分になりました」

お金のためとわりきって

そんなとき、ぼんやりと歩いていたら街頭で風俗店に勧誘された。

「そのおにいさんが親切に話を聞いてくれたんです。それがうれしかった。初めて人に本音を話せた。店長に紹介され、そのまま勤めることにしました。アルバイトはすぐに辞めました。風俗は日割りでお金をもらえたのでありがたかった」

罪悪感はなかった。そしてそこでの仕事を皮切りに、彼女はもっと稼げる道へと踏み込んでいく。

「自由恋愛というと聞こえはいいけど、愛人業というか一夜妻というか。つまり、自分の身ひとつで稼ぐようになったんです。店は転々としましたが、風俗の仕事も続けていました。収入はかなりありましたね。子どものためにと節約してせっせと貯金をしていたけど、何をしているかは誰にも言えなかった」

子どもが10歳になるころ、そういう仕事はすっぱりと辞めた。投資話もあったが、それにも耳を貸さず、彼女はせっせと勉強して、とある国家資格を取得した。

「それからは資格を生かして仕事をし、なんとか人並みに暮らしていけるようになりました。夜になると私が勉強している姿を見ていたせいか、娘もまじめな子に育ってくれて。都立の高校を経て国立大学に入り、2年前に就職しました」

現在、娘は関西で仕事をしている。そしてトモコさんには1年前からつきあっている人がいるという。相手もバツイチで子どもは成人している。

「彼は52歳です。明るくて本当にやさしい人。彼と結婚できたらどんなにいいだろうと思うんですが、今になって20代のころにしていたことが蘇ってきて……。罪悪感ですね。あんなことをしていた私が幸せな結婚などしていいはずがない。正直言って、これが私にとって最初の恋愛なんです。元夫とは何も考える暇もなく結婚してしまったし、離婚後はまったく恋愛とは縁遠い生活でした。セックスは仕事でしたから、恋愛はしなかった」

そんな彼女が、生まれて初めての恋に戸惑っている。彼を好きだという強烈な気持ちを行動に移していいのかどうか判断できずにいるのだ。過去が壁となって。

過去にとらわれていたら、今を生きられない。今を生きなければ未来はない。新しい一歩を踏み出してほしい。心からそう願った。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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cat_oa-allabout_issue_e820e9d58ce9 oa-allabout_0_571f7bd54966_愛した男が、みんなダメ男になっていく…34歳、独女の苦悩 571f7bd54966

愛した男が、みんなダメ男になっていく…34歳、独女の苦悩

2020年2月2日 00:00 All About

最初はみんな、まともな男性だったのに……

「ダメ男」とつきあい、ダメ男を呼び込んでしまうことを笑い話のように語る女性はいる。ただ、レイナさん(34歳)の場合は、「ちゃんとした男を好きになっているのに、私とつきあっているうちにダメ男になっていく」と嘆く。いったいなぜなのだろうか。

尽くすのが大好き

「好きになった人にはとことん尽くしちゃうんですよね。それがいけないと友人には言われるんだけど、だって好きなんだもの、何でもしたくなっちゃうでしょ」

レイナさんは、愛らしい瞳をキラキラさせながらそう言う。この目で見つめられたら男はめろめろになってしまうのだろうと想像ができるようなかわいらしさだ。最初は男性から近づいてくる。友人関係になり、やがて相手が告白してきて……というパターンがほとんど。

「好き好きって言われて、私のほうもだんだん好きになっていく。そうすると力関係が変わって、私が尽くすようになる。私はそれで幸せなんです。でも結局は浮気されたりうっとうしいと言われたり」

たとえばレイナさんが彼の部屋に泊まるとする。夕食を作り、洗濯をし、彼がお風呂に入れば出てくるときにはタオルを持って待っている。体を拭き、下着をはかせ、パジャマを着せる。翌朝は、もちろんネクタイを結び、靴下まで履かせるのだという。

「かまいたくて世話を焼きたくてたまらないんです。ときには彼の財布を覗いて、お金が入ってなければ入れておきます」

彼女は、とある国家資格を生かして仕事をしている。とはいえ決して高給をとっているわけではない。自分の懐が寂しくなっても彼に喜んでもらいたいと思ってしまうのだ。

「何の下心もありません。自分から結婚を迫ったこともない。ただ、好きだからそうやって何もかもめんどう見たくなっちゃうんですよね」

彼がどこかに携帯を忘れてきたと言ったときは、仕事の合間に彼が行った場所、駅、警察などに電話をかけまくって見つけた。自分が彼の役に立っている実感がうれしいのだ。

甘やかすとつけあがっていく

「そんな関係で20代を送ってきたんですが、最初の男は私から逃げていき、次の男は私に甘えて仕事を辞めてしまいました。しばらくめんどうを見ていたけど暴力までふるわれたので、私が逃げました。さらに次の男は、最後には私に『オレのセフレを見つけて』と言い出す始末。見つけてあげましたけどね(笑)。最後にはバカバカしくなって別れました」

いずれも、出会ったときは有名企業に勤めていたマジメなサラリーマンだった。セフレを要求してきた男は、別れ際に「おまえがオレをダメにしたんだ」と言い放った。

甘やかすとつけあがっていくのが男の本性なのかと彼女は悩んだという。

「友人の中には、『恋人同士なんて、お互いに甘やかす関係になれないとつまらない。あなたは甘やかされるとつけあがる弱い男ばかりとつきあってしまっただけ』と言ってくれる人もいます。だけど多くは『いいことと悪いことを区別しなかったレイナが悪い』って。ただ相手も大人ですからね、甘やかしたってダメにならない人もいるはずで……」

とはいえ、レイナさんは30代になってから恋愛には臆病になってしまった。若いころだったから相手がダメ男に変化しても対処できたが、今だったらダメ男になっても別れる気力がないかもしれないから。

「相手がどんなにダメになっても受け止められるだけの器量が私にあればいいんですが、限界はあるんですよ、私にも」

苦笑しながらレイナさんはそう言った。今後、恋愛するとしたら、甘やかしてもダメにならない人がいいのだろうか。

「完全に自立して自己完結している男性には、やっぱり惚れることができないんですよね。だからきっとまた世話を焼いて甘やかしてしまうと思うんですが、それで崩れない男性がいいですね」

甘やかされる側にも強さが求められるということか。男女の関係は不思議なものである。

文:亀山 早苗(恋愛ガイド)

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