県内の食、魅力発信 コミュニティ・カフェ「エマノン」

09.28 09:32 福島民報

 県内各地の地域おこし協力隊と協力し食の魅力発信に取り組む白河市のコミュニティ・カフェ「EMANON」(エマノン)は、これまでに10市町村で収穫された季節の野菜や果物を使ったスイーツを商品化し、好評を博している。各地の旬の果物や野菜を知る協力隊員が提案した材料を使ったスイーツを通じ、県内の食の魅力を多くの人に伝えている。
 エマノン代表の青砥和希さん(26)は2015(平成27)年、古民家を改装しカフェを開店した。知人で元棚倉町地域おこし協力隊の増成貴弘さん(29)から「知らない土地で働く協力隊員が悩みを共有できる場がない」と相談を受けた。協力隊員が親睦を深める場を提供しようと、2人で各地の協力隊員にエマノンでの会合を呼び掛けた。
 会合を重ねる中で協力隊員からエマノンを拠点にスイーツを提供するアイデアが提案された。協力隊員が旬の食材や材料の調達ルートを提案し、月替わりでスイーツを提供するプロジェクトで、昨年10月から本格的に始まった。
 レシピは青砥さんの妹でカフェの調理担当の侑紀さん(23)が考案し、これまでに「二本松産西念寺柿のまるごとパイ」や「小野町八重桜シフォンケーキ」などのメニューを提供した。現在は「塙那倉産こふきかぼちゃのモンブラン」を販売している。これまでに提供した商品は10市町村・11種類に上っている。10月6日からは玉川村産のサルナシを使ったロールケーキが登場する。
 青砥さんは生産者に材料に使う農産物の特長などを聞き取り、チラシやエマノンのホームページで紹介している。作成したチラシをまとめた冊子を作る予定もある。今後、さらに地域おこし協力隊員の参加を拡大させる。
 青砥さんは「協力隊員は福島を良くしたいという同じ思いを持っている。福島で豊かに暮らすためのプロジェクトに育てたい」と意気込んでいる。

■水、木曜は定休
 コミュニティ・カフェEMANON(エマノン)の営業時間は正午から午後10時まで。水、木曜日は定休日。コーヒーやケーキなどのメニューがある。所在地は白河市本町9。問い合わせは同店 電話0248(57)4067へ

からむし買い入れ 伝統の繊維しなやか

09.28 09:45 福島民報

 昭和村の秋の風物詩として知られる特産のからむしの買い入れは27日、村内2カ所で行われた。
 奥会津昭和村振興公社が毎年この時期、村からむし生産技術保存協会の会員が手掛けたからむしの繊維を全量買い上げている。このうち大芦地区の集会所では、からむしの皮から取り出し昔ながらの100匁(もんめ)=375グラム=ごとに束ねられた繊維が並び保存協会の鑑定人が色、つや、しなやかさなどで選別して「特上」「上」「並」に格付けした。
 公社が買い入れたからむしの繊維は村内のからむし織製品に活用されるほか、ユネスコ無形文化遺産で国指定重要無形文化財の「越後上布・小千谷縮」(新潟県)の原料として出荷される。

「すき焼き風ドン!」 11月からいわき明星大学の食堂で

09.28 09:41 福島民報

 いわき市のいわき明星大の学生が学食メニューを考えるプレゼンテーション大会は26日、同大で開かれた。学生をターゲットに「がっつり具だくさん」をコンセプトにした「すき焼き風ドン!」を発表した1組1班が優勝した。「すき焼き風ドン!」は11月から学生食堂で提供される予定。
 教養学部1年生の授業科目であるフレッシャーズセミナーの一環。各クラス内予選を勝ち抜いた4チームが出場した。工夫を重ねた自信作のメニューをコスト、栄養など多方面から発表した。
 優勝した「すき焼き風ドン!」はリーダーの漆山智彦さんら6人のグループが考案した。学生の目線から「安く、たくさん」を追求。多くの具材を盛り込み、食感や味の違いを出しながら栄養にも気を配った。

米粉マドレーヌ開発、30日のオランダ秋祭りで販売 鏡石

09.28 09:37 福島民報

 鏡石町の岩瀬農高食品科学科の生徒は、町の名物「田んぼアート」で収穫したコメを使った「米粉のマドレーヌ」を開発した。
 町の依頼を受け、コメを使った6次化商品の開発に着手し、米粉を使ったマドレーヌを提案した。しっとりとした食感とコメの風味が生きた優しい味わいが特徴。
 マドレーヌは30日にJR鏡石駅前付近で開かれる「鏡石『牧場の朝』オランダ秋祭り」で売られる。正午から、本部テントそばのキッチンカー「あーさー号」で、2個入り250セット(税込み200円)を販売する。
 26日、生徒が実習の授業でマドレーヌを焼き上げ、袋詰めした。斎藤晴香さん(1年)は「みんなで一つ一つの手順を丁寧に作った。ぜひ味わってもらいたい」と話している。
 「鏡石『牧場の朝』オランダ秋祭り」は30日午前10時から開かれる。三輪車レースやスケートボード教室、オランダ大道芸人ショーなどを催す。ステージではよさこいの演舞、演歌歌手の泰楽五郎さん(平田村出身)、和田青児さん(郡山市出身)らの歌謡ショーなどが繰り広げられる。鏡石一小、二小児童による鼓笛・仮装パレード、みこし渡御もある。午後7時半からは「秋祭禮八幡神社奉納花火大会」の花火が打ち上げられる。
 問い合わせは町産業課 0248(62)2118または町商工会0248(62)2340へ。

「さくら白桃」いかが 桜の聖母短大学生が風評払拭へ販売

09.28 09:34 福島民報

 福島市の桜の聖母短大のボランティアサークル「ミリアムローターアクトクラブ」は27日、同市のコラッセふくしまで晩成種のモモ「さくら白桃」を販売した。28日も同施設で販売する。
 風評払拭(ふっしょく)を目的に、福島北ロータリークラブ、JAふくしま未来の協力で企画。9月に楽しめるさくら白桃を「セプテンバーピーチ」と名付け、来場者に薦めた。試食した買い物客らが次々と購入していた。
 28日は午前10時から午後4時まで販売する。

趣向凝らしたかかしずらり 小野町飯豊で「かかし祭り」

09.28 09:27 福島民報

 小野町飯豊地区の住民らでつくる「かかし愛好会」は10月20日まで町内飯豊の三川羽生の池公園でかかし祭りを催している。
 水稲の収穫期に合わせて製作するかかしを地域おこしにつなげようと2014(平成26)年に始まり、今年で4年目を迎えた。
 地域住民をはじめ、飯豊小児童や介護施設利用者らが手作りした約40体が公園の池周辺に並んでいる。政治家や自衛隊、七福神を題材にするなど趣向を凝らした作品ばかりで、来場者を楽しませている。村上久会長(80)は「年を重ねるごとに来場者が増えている。ぜひ見に来てほしい」と呼び掛けている。
 問い合わせは村上会長宅 電話0247(73)2408へ。

ご当地ガチャで「しもごろー」商品が! 湯野上温泉駅内

09.28 09:20 福島民報

 下郷町観光PRキャラクター「しもごろー」の関連商品が当たるカプセル玩具販売機「ガチャガチャ」が町内の会津鉄道湯野上温泉駅内に設けられている。「ご当地ガチャ」として話題となっている。
 1回400円で、「しもごろー」のストラップ、手拭い、靴下、編みぐるみなど6種類が当たる。手拭いはピンクと青緑色があり、温泉に入ったり郷土食しんごろうを食べたりする「しもごろー」がデザインされている。
 駅によると、お目当ての関連商品が当たるまで5回も6回も挑戦するファンもいたという。
 「しもごろー」は郷土食しんごろうの妖精で、いつもにこにこしている優しい男の子。町内外のキャンペーンなどで下郷の魅力発信に活躍している。
 問い合わせは湯野上温泉駅 電話0241(68)2533へ。

夫妻で営む憩いの場 「ごんたくら美術館」が人気

09.28 09:19 福島民報

 白河市大信隈戸ザラ久保の画家石引将也さん(75)、順子さん(71)夫妻は東京から移住し、今年で40年を迎えた。2人が営む「ごんたくら美術館」には芸術ファンが足しげく通っている。
 石引さん夫妻が移住したのは旧大信村出身の友人からの勧めだった。東京は人が多く、狭くて住みにくく感じ、周囲に民家が少ない土地を求めていた。山に囲まれ、自然が豊かな大信は2人にとって理想的な環境だったため、移り住むことを決意した。
 1979(昭和54)年に美術館を建設し、コーヒーや軽食も楽しめるカフェを併設した。描く対象は海外を訪れた際に感じた心象風景が中心で、館内には2人の油絵約100点が並んでいる。将也さんと順子さんは「美術館を心のオアシスとして利用してほしい」と話している。
 入館料はお茶代込みで600円。開館時間は午前11時から午後4時半まで。水、木曜日は定休日。問い合わせは同館 電話0248(46)2323へ。