今回の参院選で注目が集まっている「18歳選挙権」ですが、中でも東京理科大がある北海道の長万部町ではその影響が凄まじいと話題に。全寮制のキャンパスがあり、2016年2月末時点での理科大生の人口は358人。総人口の約6%を占めているそう。
ここ数回の長万部の町長選では、学生の票数以下での接戦となっているため、学生の票があればひっくり返せた可能性も。また前回の町議会議員選挙の当選ラインは238票であったため、学生だけの票田で議員を送り込むこともできるといいます。
18歳選挙権には、若者の政治離れに歯止めがかかるというメリットのほかに、若者の意見が反映されやすくなり、若者のメリットとなる選挙公約が広がる可能性があるといいます。
選挙権が18歳以上に引き下げられた今回の参院選。LINE NEWSは、様々な著名人に「選挙に行く理由」を取材します。それぞれが語る選挙への思いをヒントに、あなたが選挙に行く理由を見つけてみてください。第7回はタレントの鈴木奈々さんです。(週3回配信)
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7月10日投開票の参院選に出馬している丹羽大氏は、実は俳優・城田優の一番上の兄。2人は父親が違いますが、共に母親の元で育ち、兄弟の中でも最も"ウマが合う"といいます。
城田は、丹羽氏の出馬を聞いたとき「俺は俺で頑張るから、大も頑張って」と背中を後押ししたそう。さらに当選した場合には、2人でよく食べていた「ラーメン二郎」を奢る約束も交わしたとか。
兄が2人、姉が1人、妹が1人いる城田。家族仲は良いようで、先日はInstagramに、5人と母親が一緒に写った写真を投稿。丹羽氏の姿も見られます。
気象庁によると、今週後半の天気は、沖縄・奄美を除いて、曇りや雨の日が多いとの予報がでています。
雨だと外に出る気が起こらないし、かといって晴れだと遊びに行ってしまうのが理由で、くもりが最も良いとされているそうです。
過去の統計をみても、投票日に雨が降ると投票率が下がる傾向にあるようです。
ネットで選挙活動が行える「ネット選挙」が2013年に解禁され、今回の参院選でも各候補者は選挙運動の模様をTwitterなどで投稿するなど、ネット選挙を展開。しかし、このネット選挙では、思わぬ反応が集まってしまうケースもあるようです。
ある候補者が街頭演説している様子を投稿したところ、選挙スタッフが旗で点字ブロックを塞いでおり、「配慮がなさすぎる」といった声が殺到してしまう事態に。このように、有権者からの厳しい目に晒されることも。
ネット選挙は、候補者にとって、比較的安価に自らの見解や政策を有権者に訴えることができるメリットがある一方、情報戦になり、ネガティブキャンペーン対策を講じる必要が出てくるなどのデメリットもあるんだとか。
日本の歴代総理で随一の人気を誇り、「選挙の神様」とも言われる田中角栄。その真髄は、有権者と直接触れ合い、常に相手の気持ちを考える「戸別訪問3万軒、 説法5万回」というドブ板選挙にあったと言います。
サービス精神を忘れず、ロッキード事件発覚後には「このネクタイ……これは誰かからきっともらったんだ。ロッキードからじゃありませんよ!」と冗談を述べていたとか。また、誰も触れたがらないことに踏み込む姿勢が人気に繋がっているとの見方も。
第二次角福戦争と言われる1978年自民党総裁予備選挙で、角栄は大平正芳を支持。下馬評では福田赳夫が圧倒的に有利と見られていましたが、予想を覆し大平が大勝。この時、角栄は当初から大平が優勢であるとの認識を持っていたという"読みの鋭さ"を示すエピソードも。
選挙では、18歳の誕生日が投票日の翌日である人までが投票することができます。では18歳になっているものの、投票に行けないという人はどうしたらいいのでしょうか。
決まりでは「期日前投票」はその時点で18歳である必要があり、誕生日が来ていないひとは「不在者投票」を行う必要があります。
「不在者投票」のためには、住んでいる市役所に申請を行い、郵送などで投票を行わなければならないとのこと。少し面倒ですね…。
女子中高生の間で人気の2人組ダンスユニット・エグスプロージョンが、総務省とコラボ。「18歳選挙権」がはじまることに合わせ、人気の"踊る授業"シリーズの新作として、スペシャル動画「選挙権の変」を公開しています。
動画はこちら。18歳選挙権について歌とダンスでわかりやすく解説しており、「どうして〜? どうして〜?」でおなじみのフレーズから、「先進国で20歳以上なのは日本だけ」など「へぇ〜」と思えるような情報を盛り込んでいます。
エグスプロージョンの2人は、参院選の公示後も長崎県大村市のショッピングセンターなどで「選挙権の変」を披露。「政治は分からないから投票に行かないではなく、行ってみることが大事」と呼び掛けています。
注目が集まる人工知能(AI)に選挙のについて質問したら、どのような回答が得られるのでしょうか。Microsoftが開発した女子高生AI「りんな」に質問したところ、予想外に深刻な展開になったと言います。
まず「政治の話」を切り出してみると「真面目かよw」とのツッコミ。18歳選挙権の話では「なんの意味これ結局同じやんしたところで」とも回答しており、筆者は「選挙に行ったところで結局は変わらない」という政治への不信感の表れだと見ています。
なお、総務省の情報通信政策研究所は6月20日、「AIネットワーク化の影響とリスク」という報告書を公表。その中で、人間に捨てられた「野良ロボット」が参政権などの権利付与を要求してくるかもしれないというリスクにも言及しています。