2020年東京五輪の追加種目として復帰が決まったソフトボールの「SOFT JAPAN 始動宣言」記者発表会が7日、都内で行われました。代表は今後「ソフトジャパン」の愛称で活動します。
シンプルな愛称に至った理由について日本ソフトボール協会の徳田寛会長は、「〇〇ジャパンを作ろうかとも思ったけど、女子ソフトは世界で一番を取っている。今さらという気がしたので、シンボルロゴを作ろうという話になった」と説明しました。
ソフトジャパンは、今月の東アジア杯(弘前)、日米対抗(仙台、横浜)、7月のUSAワールドカップ(米国)、8月のジャパンカップ(高崎)を経て11月のアジア選手権(台中)に臨みます。
卓球日本代表の石川、張本らが帰国 ファンなど200人集まる
ドイツ・デュッセルドルフでの世界選手権を終えた卓球日本代表選手団が7日、成田空港に帰国。ファンや報道関係者など合わせて約200人が集まりました。
日本勢48年ぶりの金メダルを獲得した混合ダブルス吉村真晴と石川佳純のペアや、男子シングルスで大会史上最年少のベスト8進出を果たした13歳の張本智和らが到着ロビーに姿を見せると、拍手で出迎えられました。
張本は取材に応じ、大会を通じて話題になった得点時のかけ声「チョレイ」について、続けていくことを示唆。「年末の新語・流行語大賞の受賞も期待できるのでは?」と話題を振られると、「なったらすごいなと(思います)」とし、少し照れながら回答しました。
ジャマイカのウサイン・ボルトが、日本の陸上短距離界で注目を集める東洋大学の桐生祥秀とTBS系「NEWS23」で対談。「速く走るためには、速く走ろうと思わないことだ」などとアドバイスを贈り、ネット上で「一流のアスリートがいうことは違う」と注目を集めています。
ボルトは、「多くの選手は、トップスピードから、さらに速くなろうとする。それでは、速度にテクニックが追いつかず、逆に遅くなってしまう」と持論を展開。最後には、「いいか、桐生。自分のために走れ。それが国のためになればいい。まずは『自分のために走る』。そして『楽しむ』」「決して国のためだけに走ってはだめだ」とメッセージを伝えました。
日本テレビでは8日の26時59分より、桐生が出場する「ダイヤモンドリーグ 第4戦 ローマ大会」男子100mのレースを緊急生中継することが決定。日本人選手初となる9秒台の記録に注目が集まります。
卓球の世界選手権個人戦最終日は5日、ドイツ・デュッセルドルフで行われ、女子ダブルス準決勝で伊藤美誠・早田ひな組が、今大会のシングルス覇者の丁寧と銅メダルの劉詩ブンの中国ペアに1-4で敗れました。
第1ゲームは開始直後に4-0とリード。1度逆転されながらデュースに持ち込みますが、12-14で落としました。第2ゲームも終盤まで接戦に持ち込んだものの9-11で奪われました。第3ゲームは中盤の連続失点で突き放され6-11、第4ゲームは11-6で奪い、意地を見せましたが、第5ゲームを3-11で落としました。
同種目の日本選手同士のペアでは46年ぶりの決勝進出はならなかったものの、2001年の武田明子、川越真由組以来16年ぶりに銅メダルを獲得しました。
五郎丸、2季ぶりヤマハ復帰 海外経験を日本に伝える
ラグビーの2015年ワールドカップ(W杯)イングランド大会の日本代表で、今季はフランス1部リーグ、トゥーロンでプレーしたFB五郎丸歩(31)が、来季は日本のトップリーグ(TL)、ヤマハ発動機に復帰することが5日、関係者への取材で分かりました。復帰は2季ぶりで、プロ契約となります。
日本代表57キャップを持つ五郎丸は昨年トゥーロンに移籍しましたが、各国・地域の代表がひしめく強豪チームで定位置を獲得できず、シーズンが4日に終了。1年契約はチーム、本人双方の合意で延長できましたが、五郎丸に海外での経験を日本に伝えたい思いもあり退団となりました。
ドイツのデュッセルドルフで開かれている卓球の世界選手権は4日、男子シングルス準々決勝が行われ、史上最年少で日本代表に選ばれた13歳・張本智和が世界ランキング3位の許キン(中国)に1-4で敗戦しました。
注目された大会史上最年少メダルはならず、ワンダーボーイを退けた27歳の許キンは「若者というだけでタイトルを与えるわけにはいかない」と世界トップ選手の意地を明かしたということです。
世界11位の丹羽孝希も準々決勝で敗退。男子ダブルス決勝では、森薗政崇・大島祐哉組が準優勝。1969年ドイツ・ミュンヘン大会の長谷川信彦・田阪登紀夫組以来48年ぶりの銀を獲得しました。
卓球の世界選手権第7日は4日、ドイツのデュッセルドルフで行われ、男子ダブルスは決勝で大島祐哉、森薗政崇組は樊振東、許キン組(中国)に1-4で敗れました。金メダル獲得はなりませんでしたが、1969年ミュンヘン大会の長谷川信彦、田阪登紀夫組以来、48年ぶりの銀メダルを獲得しました。日本勢はこの種目で3大会連続のメダルとなりました。
男子シングルス4回戦で丹羽孝希が世界ランキング5位のドミトリー・オフチャロフ(ドイツ)に4-3で競り勝ち、準々決勝進出。女子シングルス決勝は丁寧が朱雨玲との中国勢対決を4-2で制し、2大会連続3度目の優勝。
卓球の世界選手権が3日に行われ、混合ダブルス決勝で吉村真晴、石川佳純組が陳建安、鄭怡静(台湾)組にフルセットの末に4-3で勝ち、日本勢では同種目48年ぶりの金メダルを獲得しました。
同種目については、国際卓球連盟(ITTF)が東京五輪で採用するよう国際オリンピック委員会(IOC)に提案。IOCも2014年の改革案「アジェンダ2020」で男女平等の実現をうたい、混合種目の採用を勧めているといいます。
英スポーツメディアによると、IOCは9日に行われる理事会で採用の最終決定を行う見込みとのこと。石川も「東京五輪で混合ダブルスが認められば、もちろん、そこを目指していきます」と話しています。
「レッドブル・エアレース千葉 2017」の決勝戦が4日に行われ、昨年に続き、室屋義秀選手が母国大会での優勝を決めました。
スピードは他選手の方が上回るかと思われる場面もありましたが、室屋選手はノーペナルティの正確なフライトで55秒288を記録し勝利。2位はペトル・コプシュタイン選手で55秒846をマークしています。
2009年に、レッドブル・エアレースの世界大会にアジア人として初めて参加した室屋選手。優勝決定後のインタビューでは「ファンの皆さんの力で勝てました」と答えていました。
飯塚翔太、10秒08で自己ベストをさらに更新「100点満点」
陸上の布勢スプリントは4日、鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で開催され、リオ五輪代表の飯塚翔太が100メートル第2レースで10秒08(追い風1.9メートル)を記録しました。
同日の第1レースで10秒10(追い風1.7メートル)をマークし、世界選手権の参加標準記録(10秒12)を突破していましたが、それを上回る好タイムで自己ベストを更新。レース後は「10秒1台がでたら100点満点だと思っていた。うれしいです。勝ちきれたのが良かった」と笑顔を見せました。