「テレビでいつも目にしていたあの売れっ子、最近見てないなぁ」と考えることはありませんか?
今回放送した、売れっ子から懐かしのスターまで、芸能人が驚きの近況を報告する番組「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告」では、「一世を風靡したスター最近何やってるの?スペシャル」をおくりしました。
まず最初に話を聞かせてくれたのは、大食いの元祖女王・赤阪尊子さん。「飢えるジャンヌダルク」の異名を持ち、「TVチャンピオン」をはじめとした数々の大食い対決番組で優勝してきた赤阪さん。中学2年生頃から、おやつに食パン1斤をボールで作ったカルピスと一緒に食べても満腹を感じないようになったのだそう。
38歳のとき、保険の営業として働いていた赤阪さんは、テレビで大食い番組を見て「私も食べられる」と思い、出場を決意。初めて出た番組で男性出場者を抑えて優勝を勝ち取りました。ホタルイカ3kgのあとに巻き寿司10m、アメリカの甘いケーキ7kg、シュークリームを5分で100個......今まで赤阪さんが食べてきたものを聞いたスタジオは騒然となります。
気になるのは、赤阪さんがもらっていた大会出場時のギャラ。優勝賞金として50万円もらうこともあったそうですが、たくさん出場していた「TVチャンピオン」はノーギャラだったこともあるといいます。テレビ番組よりもギャラが良かったというイベントでは、1回出るだけで15〜30万円ほどもらえたそう。しかも、競争ではないのでゆっくり食べられ、関係者も大事にしてくれたことが好印象だったようです。
そんな赤阪さんは、なんと現在YouTuber(ユーチューバー)! 1人前のご飯をゆっくり楽しむ動画をYouTubeにアップしているといいます。
続いて話を聞かせてくれたのは、ギタリスト・町田文人さん。町田さんは、「負けないで」や「揺れる想い」など数々の名曲を生み出したZARDでギターを担当していました。
町田さんがZARDのメンバーに入ることになったのは、音楽事務所が開いたオーディションがきっかけ。ボーカルの坂井泉水さんだけはすでに決まっていて、その後ろにつけるバンドを探すためのオーディションに、友人に誘われて応募したのだとか。
あまり表舞台に出てこなかった坂井さんの素顔も教えてくれた町田さん。坂井さんは、世間のイメージ通りで物静かで落ち着いた感じの方だったようです。しかし、人見知りで極度なあがり症な部分もあったようで、初めてのテレビ出演の際は、放送後に挨拶回りをした直後に腰を抜かしてしまいメンバーに楽屋まで抱えて運ばれたとういエピソードも。
町田さんはZARDからの離脱も考えていたといいますが、2007年に坂井さんが急死してしまいます。テレビで訃報を知った町田さんは、その時こそ落ち着かない気持ちだったそうですが、「急にいなくなっちゃうのは泉水ちゃんらしいな」とも感じたといいます。そんな町田さんは、現在も様々なアーティストのバックでギタリストを務めています。
最後に話してくれたのは、元トップグラビアアイドル・杏さゆりさん。「くびれの女王」として、グラビア界を牽引してきた杏さんですが、実はあるカメラマンからセクハラまがいな行為を受けていたと告白します。
週刊誌の表紙を飾ったことがきっかけで、テレビや雑誌で引っ張りダコのモデルとなった杏さん。人気絶頂の中、ある超大物カメラマンから撮影のオファーを受けます。しかし、そのカメラマンはモデルを"脱がす"ことで有名な人だったため、撮影の打ち合わせの段階で杏さんは「私は脱ぎません」と断言していたといいます。カメラマンは今まで手がけた作品を見せて説得してきたそうですが、それでも「脱がない」とはっきり断り続ける杏さんにカメラマンは激怒。撮影の話は流れそうになりましたが、スタッフの尽力により再度改めて撮影することが決まります。
2度目の打ち合わせでは、ヌードではなく着衣の撮影という内容で話が進んだので杏さんも快諾。しかし、場所は打ち合わせとは全く違う場所で、しかも用意されていた衣装は全部シースルーのスケスケ! 撮影に関して多少の不信感があったという杏さんは持参していた大きいヌーブラとアンダーパンツを着用。カメラマンと2人きりの撮影になると、カメラマン側からの要求はエスカレートし、ワンピースの背中のチャックや肩紐をどんどん下げられ、杏さんもそれに負けじと対抗。
しまいには、カメラマンがヌーブラやアンダーパンツに直接触って脱がせようとするなどし、杏さんは「泣いて顔を腫らせて撮れなくしてやろう」と考え泣きじゃくったといいます。結果、その撮影はお蔵入りに。杏さんは、最近舞台女優やコンサルタント業、さらにイメージモデルなど多岐にわたって活躍中です。