「リゾッチャ」強化で
テニスの錦織 圭選手もよく飲むという、JAL(日本航空)がその機内で提供するオリジナルドリンク「スカイタイム」。エコノミークラス、ハワイ線限定で、この「スカイタイム」を使った特別メニューも用意されています。その名も「スカイ・ロワイヤル」です。
JAL機内で現在提供されている、キウイ味のオリジナルドリンク「スカイタイム」(2018年8月、恵 知仁撮影)。
かつてJALがハワイ、グアム、サイパンなどリゾート路線で展開していたキャンペーン「リゾッチャ」。その強化にあたり、「ハワイ線だけで飲めるオリジナルカクテル」を提供することでハワイの「特別感」を演出できないか、と考えたところから、2004(平成16)年4月に提供をはじめたといいます。
カートには「スカイタイム」が。写真はボーイング767-300ER型機のギャレー。
JALのハワイ・コナ発成田行きビジネスクラスの和食。
JALのハワイ・コナ発成田行きビジネスクラスの洋食。
ハワイ線の「特別感」を演出するため、JALはその2004年4月から、ハワイ線限定でエコノミークラスでもスパークリングワインを導入。このスパークリングワインを「スカイタイム」で割って、「スカイ・ロワイヤル」が登場しました。
「ロワイヤル」の由来は? かつては「ゆず」「シークワーサー」の味
その名前については、カクテルの「キール・ロワイヤル」(キールとシャンパン、もしくはスパークリングワイン)に着想を得て、「スカイタイム」+スパークリングワインで「スカイ・ロワイヤル」になったとのこと。
コナ発成田行きJAL779便の客室乗務員(2018年8月、恵 知仁撮影)。
JALによると「スカイ・ロワイヤル」は、ハワイ線で人気のあるドリンクのひとつで、乗務員オススメのメニューでもあるとのこと。乗客からは飲みやすくておいしい、特別感を感じる、といった声があがっているそうです。
JALのハワイ・コナ発成田行きエコノミークラスの和食。
JALのハワイ・コナ発成田行きエコノミークラスの和食。
いまJALの機内販売で人気という美顔ローラー「リファカッサレイ」。
実際に2018年8月、ハワイ島のコナ発成田行きのJAL便で「スカイ・ロワイヤル」を試したところ、後味がスッキリとしており、飲みやすい印象でした。
現在、機内で提供されている「スカイタイム」はキウイ味で、キウイ果汁3%、ビタミンCとローヤルゼリーが入っています。
なお2004年4月の「スカイ・ロワイヤル」登場当時、機内で提供される「スカイタイム」は現在のキウイ味ではなくゆず味で、「スカイ・ロワイヤル」もその味でした。また「スカイタイム」がシークワーサー味だった時代もあり、やはりそのときは「スカイ・ロワイヤル」、その味でした。
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