羽田、新千歳に続く3空港目
ANA(全日空)は2017年12月15日(金)、福岡空港へ「ANA FAST TRAVEL」を導入すると発表しました。
「ANA FAST TRAVEL」とは、空港での手続きの分かりやすさ、待ち時間の極小化を目的に、同社が提供する新しい搭乗スタイルで、福岡空港は羽田空港、新千歳空港に続く3空港目の導入です。
「ANA FAST TRAVEL」が導入された福岡空港ANA出発カウンターのイメージ(画像:ANA)。
まず2017年12月19日(火)、手荷物をカウンターで預ければ、飛行機への搭載までにその安全検査が自動的に行われる「インライン・スクリーニング・システム」を導入。従来は手荷物を預ける前にする必要があったX線検査が、預けたあと自動的に行われるようになり、待ち時間が短縮されるといいます。
2018年春には、「Special Assistance」カウンターを設置予定。子ども連れ、体が不自由であるなど、搭乗にあたってサポートが必要な人が利用できるもので、ユニバーサルデザインに配慮したサービスを提供するとのこと。
2018年夏には、出発カウンターのレイアウト変更とデザインリニューアル、そして自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」の導入(6台)が行われる予定で、カウンターの混雑防止、待ち時間の削減を実現するそうです。
そして2019年春には、プレミアムチェックインカウンターがリニューアルされる予定。ANAはこれらの展開により、「福岡空港における手続きの極小化、待ち時間の抑制、よりわかりやすいお客さま動線の提供を実現いたします」としています。
【写真】自動で手荷物を預けられる機械「ANA Baggage Drop」
新千歳空港の自動手荷物預け機「ANA Baggage Drop」(2017年11月、恵 知仁撮影)。