「メトロあさぎり号」として特別運行
小田急電鉄と小田急トラベルは2018年10月23日(火)、特急ロマンスカーの60000形電車「MSE」の就役10周年を記念し、12月2日(日)に「メトロあさぎり号」を運転すると発表しました。
「メトロあさぎり号」に使用される60000形「MSE」のイメージ。2008年3月にデビューし今年で10週年を迎えた(画像:小田急電鉄)。
東京メトロとJR東海の協力のもと、ツアー「ありがとう10周年 小田急ロマンスカー『メトロあさぎり号 MSE(60000形)』の旅」を開催。2018年3月16日まで使用していた列車愛称「あさぎり」を1日限定で復活させます。
臨時列車「メトロあさぎり号」の運転区間は、東京メトロ千代田線の綾瀬駅(東京都足立区)からJR御殿場線の御殿場駅(静岡県御殿場市)までです(下りのみ)。通常、特急ロマンスカーが停車しない綾瀬駅を出発し、千代田線から直通運転を行っていない御殿場線に乗り入れます。
3社コラボアナウンスなど車内企画も用意
車内では、東京メトロ、小田急電鉄、JR東海の3社コラボアナウンス企画や、御殿場市の観光イメージガール「富士娘」による御殿場の魅力紹介のほか、写真撮影会、抽選会などのイベントを用意。また、参加者には弁当のほか、記念乗車証明書と限定キーホルダーが進呈されます。
ツアーの募集人員は280人です。発売金額は大人9900円(税込)、小学生8900円(税込)。10月25日(木)15時から、小田急トラベルのウェブサイトや電話「小田急旅の予約センター」で申し込み受付が始まります。
なお、12月1日(土)から2019年2月28日(木)までは、10周年を記念したロゴが「MSE」全車両の客室内に掲出される予定です。
特急ロマンスカー用の60000形は2008(平成20)年3月にデビュー。「MSE」は、「多彩な運行が可能な特急列車」を意味する愛称「Multi Super Express」を略したものです。フェルメール・ブルーの車体色が特徴の、千代田線内に乗り入れる初のロマンスカー車両で、現在は、千代田線内を発着する特急「メトロはこね」「メトロえのしま」や、新宿~御殿場間の特急「ふじさん」などとして使われています。
【画像】「MSE」全車両に掲出 10周年ロゴ
60000形「MSE」全車両の客室内に掲出する10周年記念ロゴのイメージ(画像:小田急電鉄)。
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