D51形蒸気機関車200号機が11月に復活へ
山口県とJRグループ6社は2017年7月25日(火)、大型観光キャンペーン「幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン」を、今年の9月から12月にかけて開催すると発表しました。
2018年の明治維新150年に向け、「維新の風が誘(いざな)う。おもしろき国 山口」をキャッチコピーに、観光バスの運行や観光地へのアクセス手段の整備、ガイドウォーク、特別イベントなど、さまざまな企画が計画されています。
「SLやまぐち号」用の新しい客車(2017年6月、恵 知仁撮影)。
山口線では、新しい客車による臨時快速「SLやまぐち号」を9月2日(土)から運行。これにあわせ、旧来の12系客車によるSL列車「ありがとうレトロ客車」も同日に運行されます。「ありがとうレトロ客車」は座席定員360人で、津和野(10時32分発)~新山口(13時10分着)間で運転。途中の篠目駅(山口市)では新山口発・津和野行きの「SLやまぐち号」と行き違い、新旧客車が並びます。なお、混雑が予想されるため、両SL列車の乗客以外は、篠目駅構内への入場は制限されます。
11月には、SLに関係する全国の自治体などが集結し「全国SLサミットinやまぐち」を開催。これにあわせ、D51形蒸気機関車(デゴイチ)200号機が復活します。11月23日(木・祝)に「SLフェア」、24日(金)に「SLサミット記念式典」が開催。25日(土)と26日(日)にはD51復活運転記念イベントが行わる予定です。
【写真】C57形蒸気機関車と12系客車による「SLやまぐち号」
C57形蒸気機関車1号機が牽引(けんいん)する臨時快速「SLやまぐち号」(1989年3月、恵 知仁撮影)。