SL「大樹」乗車や日光観光などが可能
東武鉄道が、500系特急形電車「リバティ」の運行開始1周年を記念し、同列車が初めて船橋駅(千葉県船橋市)を発着する日帰りツアー「500系リバティ運行開始1周年記念ツアー」を開催します。
浅草駅で開催された運行開始1周年記念イベント。6両編成の「リバティ」と、南会津町の伝統行事である会津田島祇園祭の「花嫁行列」が登場(2018年4月21日、草町義和撮影)。
出発日は2018年5月26日(土)。野田線(東武アーバンパークライン)の船橋駅と、日光線の東武日光駅(栃木県日光市)のあいだを貸切の「リバティ」で往復します。
途中は下今市駅に停車。帰りまでの約3時間は自由行動で、SL「大樹」の乗車や日光東照宮の観光などが可能です(SL座席指定券代や拝観料などは各自別途負担)。
行きの船橋~春日部間では、「リバティ」の自動放送を担当したホリプロ所属のアナウンサー、久野知美さんが「生放送」を担当。また、船橋~下今市間では東武商事による「リバティ」グッズの車内販売も行われます。
募集人員は120人
募集人員は120人。旅行代金は大人1万500円、子ども8500円です。記念弁当(お茶付き)、「リバティ」車内銘板の実物大レプリカ、記念乗車証、「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」が付きます。
ツアーは4月26日(木)午前10時半から、東武トップツアーズのウェブサイトで発売される予定です。
「リバティ」は3両×8編成が製造され、2017年4月21日にデビュー。3両編成を2本つないだ6両編成で出発し、途中で編成を分割して複数の目的地に向かうなど、柔軟に運転できるのが特徴です。
現在は、浅草駅から日光や鬼怒川方面に向かう「リバティけごん」「リバティきぬ」、野岩鉄道会津鬼怒川線と会津鉄道会津線に乗り入れて浅草駅と会津田島駅(福島県南会津町)を結ぶ「リバティ会津」、浅草~大宮間などを結ぶ「アーバンパークライナー」などが500系の「リバティ」で運転されています。
【写真】浅草駅での「リバティ」一番列車出発式
運行開始日に開かれた「リバティ」出発式の様子。浅草駅長、台東区長、墨田区長らが参加した(2017年4月21日、恵 知仁撮影)。