「プレミアムカー」の運転本数拡大へ
京阪電鉄は2018年11月8日(木)、座席指定特別車両「プレミアムカー」を8000系電車に続き、新たに3000系電車にも導入すると発表しました。
「プレミアムカー」を連結した3000系電車のイメージ(画像:京阪電鉄)。
「プレミアムカー」のサービスは、2017年8月に8000系の全10編成でスタートしました。リクライニングシートを2+1列で配置。さらに大型テーブルや電源コンセント、無料Wi-Fiなどを備え、専属のアテンダントも配置しています。利用の際は乗車券のほか、プレミアムカー料金(400~500円)が必要です。
3000系は全6編成を対象に、「プレミアムカー」用車両6両を新造して各編成の6号車に組み入れます。これにより昼間は原則としてすべての特急列車(1時間あたり上下各6本)に「プレミアムカー」が導入されます。
3000系「プレミアムカー」のイメージ(画像:京阪電鉄)。
3000系(上)と8000系(下)の「プレミアムカー」のイメージ(画像:京阪電鉄)。
「プレミアムカー」を連結した8000系(左)と3000系(右)のイメージ(画像:京阪電鉄)。
3000系プレミアムカーは、8000系プレミアムカーと調和を取りつつも、3000系の基本色である「紺・白・銀」の組み合わせを活かしたデザインに。「紺(エレガント・ブルー)」を基調に、特別車両の出入口としての存在感を際立たせる「金」を扉周りに配置するといいます。座席は2+1列で全40席です。扉は片側1か所ずつに両開きで設けられます。
3000系のプレミアムカーは2020年度にスタートする予定です。
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