「或る列車」今夏は大分コースで運転
JR九州は2018年4月19日(木)、豪雨災害で運転を見合わせていた久大本線の光岡(てるおか)~日田間について、7月14日(土)始発列車から運転を再開すると発表しました。
久大本線全線復旧にあわせて展開される「久大本線 ぜんぶつながるプロジェクト」のロゴ(画像:JR九州)。
同区間は2017年7月の九州北部豪雨で被災し、同年7月5日から不通に。博多と由布院を特急「ゆふいんの森」は現在、小倉・大分経由で運転されていますが、運転再開後は、本来の久大本線経由に戻ります。
JR九州と大分県、新幹線活用久大本線活性化協議会は、久大本線全線での運転再開をアピールする「久大本線 ぜんぶつながるプロジェクト」を実施。ポスターなどの展開に加え、6月中旬から8月中旬まで、専用のロゴをラッピングした「ゆふいんの森」を運転します。
さらに、スイーツ列車「JRKYUSHU SWEET TRAIN『或る列車』」は7月22日(日)、豪華寝台列車「ななつ星in九州」は7月28日(土)から翌29日(日)にかけて、それぞれ久大本線で特別運行を実施。また、「或る列車」は7月から9月までの期間、「大分コース」(大分~日田)で運転される予定です。
【画像】専用ロゴをあしらった「ゆふいんの森」
「久大本線 ぜんぶつながるプロジェクト」のロゴをあしらった「ゆふいんの森」ラッピング車両のイメージ(画像:JR九州)。