幅広改札機を増設、改札外に観光案内所を設置
京成電鉄は2017年5月9日(火)、京成上野駅(東京都台東区)をリニューアルすると発表しました。
2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて利用者の増加が見込まれることから、駅機能を充実させてサービスの向上を図るといいます。
リニューアルコンセプトのひとつ目は「『緑や文化との融合』をテーマとした魅力ある駅空間の創造」。隣接する上野公園の木々や文化施設の石造りのイメージを取り入れ、「上野の杜(もり)」を感じさせる駅空間とされます。
京成上野駅改札口のリニューアルイメージ(画像:京成電鉄)。
ふたつ目は「日本の玄関口・都心側ターミナル駅としての駅機能の充実」。ウォークインタイプのカウンターを新設したり、スーツケースを持っていても通りやすい幅広自動改札機を増設したり、改札外コンコースに観光案内所を設けたりといったサービス面での強化が図られます。
また、あわせて改札外店舗区画や改札内トイレのリニューアル、多機能トイレ、おむつ替えスペースの整備なども計画されています。工事は2019年3月までの予定です。
京成上野駅は京成電鉄を代表するターミナルで、特急「スカイライナー」も発着。1日あたり平均4万6432人(2016年度)が利用しています。
【画像】改札外コンコースのリニューアルイメージ
京成上野駅改札外コンコースのリニューアルイメージ(画像:京成電鉄)。