新たに計34kmが4車線に
NEXCO中日本は2018年11月21日(水)、東海北陸道の白鳥IC~高鷲IC間8kmが30日(金)15時から、ひるがの高原SA~飛騨清見IC間26kmが12月8日(土)6時から、それぞれ4車線で利用可能になると発表しました。
東海北陸道で進められている4車線化工事(画像:NEXCO中日本)。
東海北陸道は現在、一宮ICJCT~白鳥IC間が4車線、白鳥IC~小矢部砺波JCT間が暫定2車線で開通しています。このため、スキーシーズンの休日などには、2車線区間を中心に渋滞が発生。また、対面通行区間ではこれまでに対向車との衝突事故も発生しています。
NEXCO中日本は、2車線区間のうち白鳥IC~飛騨清見IC間41kmについて、2012年度から4車線化の工事を進めています。今回はこのうち、白鳥IC~高鷲IC間とひるがの高原SA~飛騨清見IC間で4車線化工事が順次完成。同社は「本格的なスキーシーズンが始まる前までに、白鳥ICから高鷲IC間の4車線化運用を開始することで、この区間における冬季の渋滞が概ね解消され、安全でスムーズにご利用いただけます」と説明しています。なお、残る高鷲IC~ひるがの高原SA間7kmの4車線化は、2018年度内に完成する予定です。
ちなみに「平成30年7月豪雨」により法面が被災した松ノ木峠PA(岐阜県高山市)の前後区間は、2019年度内の完成を目指し、本復旧工事が進行中。このため4車線化完成後もこの復旧工事区間では暫定的に2車線で運用されます。
外部リンク