数千両の車両が走る鉄道模型コーナーを設置
2018年5月19日(土)と20日(日)、静岡県文化財団と静岡県主催のもと、日本最大級という鉄道イベント「グランシップ トレインフェスタ2018」が開催されます。
2017年に運行された臨時急行「トレインフェスタ号」(画像:静岡県文化財団)。
入場料は無料。会場は、静岡駅からJR東海道本線で1駅の東静岡駅が最寄りの、静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」です。
1階大ホール・海は、数千両の各種ゲージ車両が走る鉄道模型コーナーが展開。2階、3階席からの眺めも圧巻といいます。
鉄道模型が広がる昨年の1階大ホール・海(2017年5月、恵 知仁撮影)。
昨年の「ふじのくに鉄道トーク」(2017年5月、恵 知仁撮影)。
鉄道工作教室のイメージ(画像:静岡県文化財団)。
「ふじのくに鉄道トーク」にはホリプロ所属の“女子鉄”アナウンサー、久野知美さんと、鉄道ファンとして知られるホリプロのマネージャー、南田裕介さんが各日2回出演。19日(土)は伊豆急行、伊豆箱根鉄道、岳南電車、大井川鐵道、20日(日)はJR東海、静岡鉄道、JR貨物、遠州鉄道、天竜浜名湖鉄道のスタッフを交えて、各鉄道や沿線の魅力を紹介します。入場無料で、事前予約不要です。
このほか、ミニSL乗車会(乗車無料)や鉄道グッズ、県内駅弁販売をはじめ、JR貨物オークション・部品販売などを企画。木製の列車や車掌の帽子作りを体験できる鉄道工作教室(1回500円)も開催されます。「なりきり写真館」では鉄道会社の制服を着て記念撮影もできます。11階の「キッズフロア」ではプラレールでも遊べます。
臨時列車は特別ゲストが乗車
「グランシップ」のほか、東静岡駅周辺3か所のサテライト会場でもイベントを開催。静岡鉄道の長沼車庫では、1926(大正15)年に製造された電動貨車デワ1形などの車両展示や鉄道グッズ販売を実施。商業施設「MARK IS 静岡」には、親子で乗れるN700系新幹線ロードトレインが登場します。ローラスポーツパーク「東静岡アート&スポーツ/ヒロバ」では、「光線銃サバイバルゲーム」の体験会も開かれます。
19日(土)には、JR東海が臨時急行列車「トレインフェスタ号」を運転。373系特急形電車(3両)で、熱海~静岡間と、名古屋~東静岡間のそれぞれを運行します。横浜~東静岡間では485系のお座敷列車「華」(6両)を使い団体用臨時列車「静岡トレインフェスタ号」を運転。特別ゲストとして、熱海発にフォトライターの栗原 景さん、名古屋発に久野知美さん(浜松駅から乗車)、横浜発に南田裕介さんが乗車し、それぞれの車内でガイドを行う予定です。列車に乗車できるツアー商品もJR東海つあーずやびゅうトラベルサービスから発売されています。
「グランシップ トレインフェスタ2018」の開催時間は、19日(土)が10時から17時まで、20日(日)が10時から15時半まで。両日とも最終入場は、終了時刻の30分前です。