夕夜間の特急愛称「ホームウェイ」と対に
小田急電鉄は2017年7月14日(金)、朝の時間帯に運転する特急ロマンスカーの愛称を「モーニングウェイ号」に決定したと発表しました。
2018年3月、小田急電鉄は、複々線完成にあわせて実施するダイヤ改正で、朝の通勤時間帯に運転する特急ロマンスカーの本数を現在の7本から11本に増やす予定です。
新愛称は、午前9時30分ごろまでに小田急線の新宿駅か東京メトロ千代田線の大手町駅に到着する特急ロマンスカーに使われます。新宿行き列車は「モーニングウェイ号」、千代田線直通列車は「メトロモーニングウェイ号」です。
特急ロマンスカーに使われている60000形「MSE」(画像:小田急電鉄)。
愛称の募集は2016年12月から2017年1月にかけて、一般を対象に行われました。応募総数は1万6167件、応募種類は6912件で、「モーニングウェイ号」はそのうち1位の567件だったといいます。
小田急電鉄は選考理由として「朝の通勤に、座って快適な時間を過ごしていただけることが想起できること」「現在夕夜間に運転している特急ロマンスカー『ホームウェイ号』と対になり、分かりやすいこと」「応募名称数第1位で、お客さまから多くのご支持があったこと」を挙げています。同社は「昨今の通勤時における着席ニーズの高まりに対し、新たな愛称でより便利で快適な輸送サービスを提供していきます」としています。