9両×7編成を導入
JR東日本長野支社は2018年5月16日(水)、E257系電車で運行している特急「あずさ」「かいじ」の一部を、7月からE353系電車に置き換えると発表しました。
特急「スーパーあずさ」に続き、「あずさ」「かいじ」にも導入されるE353系電車(画像:JR東日本)。
E257系は2001(平成13)年12月にデビュー。中央本線の特急「あずさ」「かいじ」などに使われています。E353系は2017年12月にデビュー。2018年3月からはすべての「スーパーあずさ」でこのE353系が使われています。
E257系からE353系への置き換えは7月1日(日)から。9両×7編成が導入され、「あずさ」は10往復中3往復が、「かいじ」は12往復中9往復が、それぞれ新型のE353系に変わる予定です。詳細は次のとおり。
●7月1日からE353系で運転する定期列車の「あずさ」(3往復)
・下り:17、21、27号
・上り:12、16、34号
●7月1日からE353系で運転する定期列車の「かいじ」(9往復)
・下り:101、105、109、111、113、117、119、121、123号
・上り:102、104、106、108、110、114、118、120、122号
JR東日本長野支社によると、今後も車両の置き換えを進め、将来的には同社の中央本線特急をすべてE353系に統一する予定としています。
なお、今回の車両置き換えによる運転時刻の変更はありません。また、現在、特急「あずさ」「かいじ」に使われているE257系はリニューアルしたうえで、東海道線に導入される予定です。
【写真】「あずさ」「かいじ」に使われているE257系
特急「あずさ」「かいじ」などに使われているE257系電車(画像:JR東日本)。