震災から6年半
JR東日本水戸支社は2017年7月19日(水)、常磐線の竜田~富岡間6.9kmについて、10月21日(土)に運転を再開すると発表しました。
常磐線の一部区間では、2011(平成23)年3月11日に発生した東日本大震災により、駅舎や線路が津波で流出するなど甚大な被害が発生。6年が経過した現在も福島県内の竜田~浪江間が不通のままです。福島第一原子力発電所の事故にともない、帰還困難区域などに指定されている区間もあります。
JR常磐線の竜田~富岡間が2017年10月21日に運転を再開する(画像:JR東日本水戸支社)。
竜田~富岡間は10月21日(土)から、1日あたり普通列車上下22本が運行されます。運転再開を目指し9月14日(木)からは試運転が実施される予定です。
富岡~浪江(一部、原ノ町)間では、引き続き代行バスを運行。現在は4本ですが、11本に増便されます。この区間は2019年度末までの列車の運行再開を目指し、工事などが進められています。