2人に1人は、メンテナンスすらしていない
一般社団法人自転車協会は2017年9月21日(木)、全国のスポーツバイクユーザーを対象に行った、点検や整備に関する意識調査の結果を発表しました。
街を走るスポーツバイクのイメージ(画像:写真AC)。
今回対象となったのは、スポーツバイクを保有する全国の20歳から59歳の男女。回答は500人です。スポーツバイクとは、ロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイク、小径車、折りたたみ車のこと。調査の結果で、以下のことが分かったといいます。
・メンテナンス不足による故障トラブル経験者は、約7割におよぶ。それにもかかわらず、ふたりにひとりはメンテナンスをほとんど、もしくはまったくしていない。
・ギアやチェーンの故障など、技術的な故障トラブルが原因でヒヤリ・ハットを感じた経験者はふたりにひとり。故障トラブルがある人はない人に比べて、ヒヤリ・ハット経験率は約2倍高い。
・ユーザーの8割は、メンテナンスの必要性を感じている。また、故障トラブル経験者の9割近くが、専門的な知識を持つ店員がいる店舗でのメンテナンスを希望している。
自転車協会はメンテナンスの大切さを伝えるため、10月1日(日)から12月31日(日)まで、全国で「自転車も車検!キャンペーン」を実施します。
【図】意識調査の結果
対象は全国の20歳から59歳の男女。回答は計500名(画像:自転車協会)。