特急「こうのとり」の付属編成を使用
阪急交通社は2017年11月1日(水)、団体専用の夜行列車を使ったツアー商品「夜行列車貸切り 『雲海列車』でいく!早朝の『竹田城跡』の旅」を5日(日)から発売すると発表しました。
JR西日本福知山支社が協力。ツアーの夜行列車は、12月2日(土)に、定期列車である特急「こうのとり27号」(新大阪~福知山)の付属編成として、新大阪駅を22時04分に出発します。途中、大阪駅、尼崎駅、宝塚駅、三田駅からも乗車可。福知山駅に到着したあとは、貸し切りの付属編成3両が切り離され、車内は減光。翌3日(日)の早朝5時ごろに和田山駅(兵庫県朝来市)に到着します。
特急「こうのとり」や、今回の夜行列車に使われるJR西日本289系特急形電車のイメージ(画像:阪急交通社)。
阪急交通社によるとツアーの日程は「雲海の発生確率が高いシーズン」に設定。立雲峡展望台からは、気象条件が良ければ雲海に浮かぶ竹田城跡を鑑賞できます。朝食として兵庫県豊岡市但東町の「クリタマ」を使った卵かけごはん定食を味わったあとは、さらに竹田城跡などを観光し、帰路は和田山駅から、通常のJR特急列車の指定席を使用します。
旅行代金は大人1万2980円。募集人数は84人です。阪急交通社は「昨今、本数が少なくなった夜行列車体験に加えて、福知山駅での切り離しの模様など、旅のわくわく感を盛り上げます」としています。