公共交通機関の利用を呼び掛け
国土交通省と警察庁、大阪府、NEXCO西日本、阪神高速は2018年10月4日(木)、対面通行規制を行っている関西空港連絡橋について、6日(土)からマイカー(白ナンバー)やレンタカーも通行可能にすると発表しました。
損傷した関西空港連絡橋。現在、この部分は撤去が完了している(画像:国土交通省)。
市街地と空港を結ぶ連絡橋は、台風21号の影響でタンカーが衝突して損傷。このため9月7日(金)から、使用できる上り線側を使って対面通行が実施されています。
これまで通行できる車両は、緊急車両や復旧活動の関係車両、バスなどに限られていましたが、今回、マイカー(白ナンバー)やレンタカーも解禁に。ただし、道路の容量が限られるため、国土交通省などは、公共交通機関の利用を呼び掛けています。
なお、それでもマイカーなどを利用する場合は、特に朝の7~8時台は混雑する可能性があることから、できる限りこの時間帯を避けてもらうとともに、十分なゆとりを持って空港に向かってほしいとしています。
NEXCO西日本は橋の混雑を回避するめ、マイレージポイントによる料金の還元キャンペーンを9日(火)から実施。平日の朝6時台か9時台に通行したETC車に対し、通常ポイントに加え、100ポイントを付与します。
NEXCO西日本と国土交通省は損傷を受けた連絡橋について、2019年のゴールデンウィークまでに完全復旧させることを目標に作業を進めていく方針です。
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