使用船舶は「シルバークィーン」
「シルバーフェリー」(八戸~苫小牧)などを運航する川崎近海汽船は2017年4月3日(月)、新たな定期航路の宮古~室蘭間について、運賃を発表しました。
旅客は、特等が1万5000円、1等が1万2000円、2等寝台が8000円、2等が6000円(いずれも子供半額)。学生割引の場合、2等寝台が6800円、2等が4800円です。
乗用車は、4m未満が2万800円、5m未満が2万6000円、6m未満が3万1200円(運転者1人分の2等運賃含む)。自転車は2600円、オートバイは125cc以下が5200円、125cc超が7300円、750cc以上が9400円です(旅客運賃含まず)。このほか、貨物車(トラック)や手小荷物の運賃設定もあります。
国土交通省の一般旅客定期航路事業の許可が前提。金額はいずれも片道で、消費税込みです。
宮古~室蘭航路が2018年6月に開設される(画像:川崎近海汽船)。
この航路は2018年6月に開設される予定です。岩手県の宮古港と北海道の室蘭港を、片道10時間かけて毎日1往復します。運航ダイヤは次のとおり。
・宮古8時00分発→室蘭18時00分着
・室蘭20時00分発→宮古翌6時00分着
船舶は現在、八戸~苫小牧航路に就航している「シルバークィーン」が使用されます。全長134.0m、総トン数7005トン、航海速力20.7ノット。車両はトラック69台(12m換算)、乗用車20台が積載可能。旅客定員は600人です。