航行性能向上で苫小牧行きは時間短縮
商船三井と商船三井フェリーは2017年4月10日(月)、ジャパンマリンユナイテッド磯子工場(横浜市磯子区)で建造中の新造船「さんふらわあ ふらの」について、就航に向けた最終段階の性能試験である海上公試運転を実施したと発表しました。
この船は、茨城県の大洗と北海道の苫小牧を結ぶ「さんふらわあ ふらの」(同名船)の代替として、5月13日(土)に就航する予定です。
海上公試運転中の新造船「さんふらわあ ふらの」(画像:商船三井フェリー)。
総トン数は約1万4000トン、航海速力は24ノット(≒44.4km/h)。全長199.7m、全幅27.2m、車両積載数は大型トラック約160台、乗用車約100台、旅客定員は590人です。
二重反転プロペラ推進システムやハイブリッド推進システムの採用により、航行性能が向上。大洗発・苫小牧行きの所要時間が、現行より1時間15分短縮されます。
なお、これに続き「さんふらわあ さっぽろ」も2017年8月に同航路へ就航する予定です。