京奈和道の通行料は無料
NEXCO西日本と国土交通省近畿地方整備局は2017年3月2日(木)、京奈和道・岩出根来(いわでねごろ)IC~和歌山JCT間6.5kmの開通が、3月18日(土)の16時に決定したと発表しました。
開通区間は暫定2車線(片側1車線)で、和歌山JCTでは阪和道と接続します。なお、和歌山JCTは山の斜面に位置することから、阪和道に出入りするランプが大阪方と和歌山方で3kmほど離れています。京奈和道~和歌山方面を利用する際、ランプに並行する阪和道の紀ノ川SAは利用できません。
京奈和道は無料で通行できますが、阪和道は有料です。和歌山JCT(京奈和道)から和歌山ICまで340円(普通車。以下同じ)、御坊ICまで1730円、南紀田辺ICまで2450円、泉佐野IC・りんくうJCTまで740円、岸和田和泉ICまで970円です。
近畿で初めてナンバリング標識を設置
京奈和道は京都、奈良、和歌山を結び、近畿圏の環状道路を構成する延長およそ120kmの高規格幹線道路です。和歌山JCTで阪和道と接続することで、道路のネットワーク効果が向上。NEXCO西日本と国土交通省近畿地方整備局は、和歌山県や奈良県での企業立地の促進や観光振興などが期待されるとしています。
なお、今回の開通区間では、近畿地方で初めて高速道路ナンバリング標識が設置されます。路線番号は、京奈和道が「E24」、阪和道が和歌山JCT以北が「E26」、以南が「E42」です。
開通を翌週に控えた3月11日(土)と開通当日の18日(土)には、ウォーキングイベントが開催されます。主催は和歌山市(11日)と岩出市(18日)です。いずれも参加申し込みや参加費は不要。詳細は各市のウェブサイトに掲載されています。