夜行列車と専用バスで、早朝から尾瀬を満喫
東武鉄道と東武トップツアーズは2018年4月25日(水)、尾瀬のハイキングに便利な臨時夜行列車「尾瀬夜行23:55」を、500系特急形電車「リバティ」(3両)で運行すると発表しました。
500系特急形電車「リバティ」は2017年4月デビュー。3両単位で編成を分割したりつなげたりして柔軟に運転できるのが特徴(画像:東武鉄道)。
「尾瀬夜行23:55」は浅草(東京都台東区)を23時55分に出発。途中、北千住、新越谷、春日部でも利用者を乗せて、会津高原尾瀬口には3時18分に到着します。ここから専用の連絡バスに乗り換えて、尾瀬の東の入口である沼山峠には6時10分に到着。早朝から尾瀬をゆったりと散策できます。連絡バスは途中、桧枝岐村内(駒ケ岳登山口など)、尾瀬御池での降車も可能です。
これまで「尾瀬夜行23:55」には300系電車などが使われてきましたが、2017年4月に営業運転を開始した「リバティ」が、今回初めて「尾瀬夜行23:55」にも使われます。車内は無料公衆無線LANサービスを導入。各座席には電源コンセントも設けられています。
運転日は次のとおりです(計27本、定員各151人)。
・6月:1日(金)、8日(金)、9日(土)、15日(金)、29日(金)
・7月:6日(金)、13日(金)、14日(土)、20日(金)、21日(土)、27日(金)、28日(土)
・8月:3日(金)、10日(金)、11日(土)、17日(金)、24日(金)、31日(金)
・9月:7日(金)、14日(金)、15日(土)、21日(金)、22日(土)、28日(金)
・10月:5日(金)、6日(土)、12日(金)
「尾瀬夜行23:55」は東武トップツアーズの旅行商品専用の列車です。プランのひとつ「往復電車プラン」は、浅草発着の場合、大人1万1300円、子ども5800円。帰りのルートは行きと同じで、バス、列車(特急可)は任意で選べます。
旅行商品は東武トップツアーズ各支店で、1か月前から運転日当日17時まで発売。なお、前売り開始は5月11日(金)からです。
【写真】大江湿原や尾瀬沼を望む「沼山峠」
尾瀬の入口のひとつ、沼山峠からの眺望イメージ。大江湿原や尾瀬沼を望む(画像:東武鉄道)。