12日から損傷橋桁の撤去に着手
国土交通省は2018年9月11日(火)、台風21号の影響でタンカーが衝突した関西空港連絡橋について、損傷した橋桁の撤去作業が順調に進めば、鉄道は9月内にも再開できる見込みであると発表しました。
関西空港連絡橋の損傷状況。道路橋下り線の橋桁が内側にずれている。写真奥が空港(画像:国土交通省)。
タンカーが衝突した橋桁は道路橋の下り線(空港方面)で、鉄道部分に向かってずれています。損傷したこの橋桁は9月12日(水)から14日(金)にかけて、クレーン船のクレーンでつり上げて撤去される予定です。
作業が順調に進めば、鉄道桁の据え直し作業にも着手されます。これまで鉄道(りんくうタウン~関西空港)の運転再開見通しは「おおむね4週間後」と示されていましたが、国土交通省によると、1週間程度短縮され、9月内にも再開できる見込みとしています。
なお、連絡橋は利用できる道路橋の上り線側を使って7日(金)から対面通行を開始。交通容量が限られるため一般車両は利用できませんが、緊急車両や、りんくうタウン~関西空港間を結ぶシャトルバスなどが通行しています。
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