男子テニスで世界ランク21位の錦織圭は25日、ザ・キタノ・ホテル・ニューヨーク(THE KITANO HOTEL)で行われた会見で、新たなフォーマットへ変更する国別対抗戦のデビスカップについて自身の考えを示した。
国際テニス連盟(ITF)は16日、デビスカップのフォーマットが2019年から新たな形式になると発表。これまで年に4回行われてきたが、2月に従来のホーム・アウェー方式で24カ国による予選を行い、11月に18カ国(予選を勝ち抜いた12カ国、前年4強の4カ国、ワイルドカードの2カ国)が決勝ラウンドで優勝を争うことになった。
これまで日本のエースとして戦ってきた錦織は「どちらかと言うと賛成です。デビスカップは好きなイベントの1つ。回数が減れば、出れる可能性も増える」とコメントした。
また、決勝ラウンドが行われる11月は、最終戦のATPツアー・ファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)とスケジュールが近いため「時期的なところは難しいです」と口にした。
錦織は27日に開幕する全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に第21シードで出場。初戦で世界ランク49位のM・マーテラー(ドイツ)と対戦する。
錦織とマーテラーの1回戦は、日本時間29日の5時(現地28日の16時)以降に開始予定。