「臭いフェチ」という変わった趣向を持つ人が世間には確かに存在する。このほど中国で、自分の履いた臭い靴下のにおいを嗅ぐのが癖になっていた男性が、肺真菌症にかかり入院するというニュースが伝えられた。『shanghaiist』『Mirror』などが伝えている。
福建省ショウ州市に住むある男性(名は明かされず)は、毎日仕事から帰宅すると寛ぎやすい服に着替える習慣があったが、同時に一日中履いていた靴下のにおいを嗅ぐ癖があった。
毎日悪臭のする靴下のにおいを嗅ぎ続けていた男性はある日、肺に感染症を起こしてしまった。病院で緊急治療を受けた男性のレントゲン検査をした医師は、男性の肺が深在性真菌症に罹っていることを突き止めた。そしてその原因は、においを放つ男性の靴下だったのだ。
靴の中で汗をかいた足から発生した真菌が悪臭を放つ原因となり、それを毎日欠かさず嗅ぎ続けたことにより、男性の肺に真菌の胞子が入り込んだようだ。なんとも信じがたい話ではあるが、医師によると男性は自宅にいる赤ちゃんの世話で日々睡眠不足の生活を送っており、体内の免疫抵抗力が低下してしまっていたために感染症にかかったという。現在、男性は治療のために入院しているとのことだ。
このニュースを知った人からは、「真菌感染症って怖いよ。酷いと命まで落とすから」「でもなんか笑える」「なんだかこのニュース、中国ならではといった感じだね」「自分も仕事の後の靴下を毎日嗅いでいたら、多分今頃死んでるわ」「なぜ、靴下のにおいなんか嗅ぎたいと思うんだろう…」といった声があがっている。
画像は『Mirror 2018年12月14日付「Man who ‘sniffed his own smelly SOCKS every day’ in hospital with lung infection」(Image: AsiaWire)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)