空回りする日本のLGBT施策…当事者からの評判はよくない!?

06.27 13:57 日刊SPA!

 人口の約6~8%を占め、市場規模6兆円とも言われるLGBT。東京五輪に向けて各企業、自治体でも彼らに対する意識が変わってきた。だが、まだまだ浸透はしていないようで……

◆積極的に取り組むも空回りする企業LGBT施策

 ’20年の東京オリンピックに向け、人権意識を高めようという動きが活発化している。特に昨年はLGBT(性的少数者)への取り組みを強化する企業が相次いだ。

 多く見られるのが、異性同士が結婚した場合に適用される社内制度を、同性カップルにも拡充しようという動きだ。例えばNTTグループは結婚休暇などを同性パートナーがいる社員にも適用、ANAも配偶者が利用できる福利厚生制度を社員の同性パートナーへも拡充している。

 また、昨年は企業のLGBTへの取り組み度合を測る「PRIDE指標」が策定されるなど、社会が企業をLGBT施策の面から評価する基準の整備も進んでいる。この「PRIDE指標」で「シルバー」を受賞した、イオンで働く36歳の店舗担当主任の男性は語る。

「正規雇用、パートやバイトなどの非正規雇用を合わせるとものすごい数の人々が働いていますので、当然、LGBTの方々も一緒に働いているわけです。社内研修でもLGBTについても学びますし、各店舗にはLGBTの方が気軽に利用できる多目的トイレも設置されています」

 だが、このようにLGBTに対する理解を深める施策を講じる企業が増えている一方で、せっかくの施策が周知徹底されていないケースも多い。

「ウチの会社には同性パートナーへのファミリー割引適用や社内休暇制度がありますが、その事実を知ったのはつい先日ですね。社内への積極的な啓発活動は特にありませんでした」(43歳男性・大手通信)

「トランスジェンダーの方を招いた社内講演がありましたが、参加者はわずか8分の1ほどでした。平日の昼開催で、社員が参加しにくい時間に講演を開く姿勢が『とりあえず対応しています』という意識の低さを証明している気がします」(30代女性・大手通信)

◆とにかく問題は周知徹底不足か

 社内でのLGBT施策もまだまだ発展途上といったところだが、5.9兆円とも言われる市場を狙った商品やサービスの開発にも企業は余念がない。だが、実際のLGBTの当事者からするとそれらの評判はあまりよろしくないようで……。

「ある航空会社がマイルの家族会員認定を同性パートナーにも認めるようになったことを知り、問い合わせてみました。ところがクレジットカード会社に『渋谷区のパートナー認定書がないと』と断られちゃったんです。みんなが渋谷区に住んでいるわけじゃないのに!」(40代・ゲイ)

 せっかくサービスを始めても限られた人しか利用できないのでは効果は薄い。また、そのサービスの存在自体が、提供側企業の社員に周知徹底されていないケースも目立つ。

「某保険会社の営業の方に、『同性でも生命保険の受取人になれますか?』と聞いたら、無理と断られました。でも調べたら、’15年から同性間でのサービスを実施していたんです。そこでもう一度問い合わせたら『対象者の方が少ないので、社内で情報共有ができていませんでした』と謝られました」(32歳・ゲイ)

◆まだまだLGBTへの理解は過渡期

 このような状況に対し「日本の企業のLGBT施策にはもっと“遊び心”が必要」と指摘するのは、企業向けLGBT研修を行うレティビー代表の榎本悠里香氏だ。

「例えば、アメリカではバーガーキングがLGBTのイベント向けに『プラウドワッパー』という商品を作りました。これは既存製品をLGBTの象徴であるレインボーの包み紙で包み、その裏に“中身はみんな一緒だよ”と書かれているキャンペーンです。

 一方日本では、マクドナルドが男性から男性へのキスを罰ゲームとして描くCMを発表しネットで炎上しました」

 とはいえ、悪いことばかりではないとも榎本氏は指摘する。

「マクドナルドのCMが炎上し、動画を取り下げたということは、翻せば日本がLGBTへの意識が高まってきているという証拠でもある。少しずつですが、進んではいるのではないでしょうか」

【榎本悠里香氏】
レティビー取締役。メディア「Letibee LIFE」の運営やアプリ開発、企業向け研修などのプロデュースを行う

― [LGBT施策]の光と影 ―

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「0.1円パチンコ」は“時間のムダ”なのか?

06.26 14:51 日刊SPA!

 「0.1円パチンコ」という存在を知っているだろうか。通常は1球4円のパチンコを、40分の1の価格設定で遊ぶことができ、10年ほど前から急速に広がった“低玉貸し営業”の最終形ともいわれる。

 交換率は店によって異なるが、「2000発で100円相当の景品と交換」など、お金がかからない代わりに、運よく大連チャンしても見返りはほとんど期待できない。

 そのことから、パチンコファンの間では「時間のムダ」「恥ずかしくて、やってる姿を見られたくない」「パチンコ業界の闇」などと辛辣な声が聞こえてくるが果たして……。0.1円パチンコを楽しむ人たちを直撃してみた。

「パチンコが好きで、給料の大半はパチンコ代に消えてました。やめたいと思ったことは何度もありますが、『あの演出を見るまでは……』とずるずるお金を使っちゃうんです。

 それが、近所のホールに0.1円コーナーができてからはそっちに移行しました。1日中遊んでも1000円程度しか使わないし、何より、それまでお金がもたなくて見れなかった演出を色々と楽しめるのがいい。爆発すれば、店員さんがきちんとドル箱にしてくれますしね」(45歳・フリーター)

「外回りの合間の時間潰しにちょうどいい。喫茶店に入るより安上がりだし、空調のきいた店内でまったり遊べる。夏場は重宝しそうです。別にお金を儲けたくてパチンコしてる人ばかりじゃないから、ここまで安くしてくれると、逆に嬉しいです」(37歳・営業)

「なんか変な目で見るヤツがいるけど、そっとしといてくんねえかな。年金暮らしのジジイが肩寄せあって遊んでるだけなんだから。

 あと、0.1円だと負けても勝っても気持ちに余裕があるから、一緒に遊んでるジジイ、ババア同士の会話も弾むんだよ。4円パチンコで5万も6万も負けて台パンして熱くなってるヤツに話しかけるなんてできないだろ?」(74歳・無職)

 安く長く遊べて社交場にもなる。そして、これは低所得者に限った遊びではないことは、下記の証言からもわかる。

「4円パチンコを打てないわけじゃないけど、最近は0.1円パチンコばっかり。だって、5万、10万勝っても別に人生が変わるほどの大金じゃないし、嬉しい気分はそれほど持続しない。

 逆に2万、3万とパチンコで負けると、そのヘコミぶりはハンパじゃないです。時間のムダだなんて言うけど、別に通常レートでも時間のムダなんだから、ギャンブル依存者のたわ言にしか聞こえないですね」(38歳・会社員)

 射幸性の高さをおさえる昨今のパチンコ事情を考えれば、この“超低玉貸し営業”は時代の流れともいえる。ホールコンサルタントのS井氏も「0.1円パチンコの導入で、ようやく“娯楽としてのパチンコ”の復権回帰ができたのでは?」とみる。

「10年ほど前に“1円パチンコ”が導入され、まだ存在自体が珍しかった頃の理念は『薄利でもいいから稼働をあげたい』というものでした。

 が、どのホールでも1円パチンコの稼働が上がり、競合店も軒並み1円パチンコを導入するようになって『釘は極悪、1円あたりの利益は4円パチンコと同等』という本末転倒の事態になってしまいました。つまり、『安く長く遊びたい』という客の願望を裏切る形で推移してきたのです。

 0.1円までレートを下げれば、利益を出そうという考えにはなりません。客にしてみれば、安心して思う存分、遊べるわけで、“闇”なんてことはありませんよ」

 0.1円パチンコでホールの稼働率も上昇。とはいえ、利益を出さずに稼働率をあげることは、ホールとしてどんなメリットがあるのだろうか。

「ギャンブルをする人の心理として“見栄を張りたい”というものがあります。海外のカジノで、あえてVIPルームに行かず、低レートの卓について、平均ベッドの10倍近い金額をこれみよがしに賭ける人は必ずいます。それと同じ効果を狙っているわけです」

 つまり、0.1円パチンコが“闇”なのではなく、“闇”と断定してしまう人の存在こそが“闇”ということか。善悪ではないが、人の目を気にせず、身の丈にあったレートで遊ぶ――それが、娯楽としてのパチンコのあるべき姿なのかもしれない。

〈取材・文/高田 克敏〉

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負債11億…老舗「芳賀書店」の社長に21歳で就任した三代目

06.26 14:49 日刊SPA!

 本の街、神田神保町で80年もの歴史を誇る老舗である芳賀書店。三代目・芳賀英紀さん(35歳)が会社を継いだのは21歳のときだ。

「母の事故を機に父親から会社を継いでくれと言われたんです。もともと僕自身は本気で歌手を目指していて、事務所と契約した矢先。継ぐつもりはありませんでした」

 しかし、なおも父親が懇願するため、軽い気持ちで帳簿や経理書類を確認したところ、記されていたのは膨大な負債の記録だった。

「融資負債7億円、親族の個人貸し付けで4億円、合計11億円もの負債があったんです。子供の頃、家族3人のイタリア旅行で、一日あたり100万円以上を使っていたこともあったから、ウチはお金持ちなんだとばかり思っていた。このままではまずいと、逆に会社を継ぐ覚悟を決めました」

 社長に就任してまず、すぐに身内を切ることから始めたという。

「経営悪化の原因のひとつは、明らかに先代社長も含めた親族及び役員による会社の私物化。会社を継いだ僕に役員たちが、『社長なんだから年間2400万円の報酬を受け取ってくれ』なんて言うんです。どこにそんなカネがあるんだと。

 役員たちには退職を促し、僕自身も自ら、手取りで月12万円の報酬にすると申し出ました。来客が捨てていったタバコの吸い殻を、拾って帰って吸うような生活をしてましたよ(笑)」

 当然三代目就任後の苦労は、内部によるものだけではない。

「社長が僕に代わった途端に、取引銀行2行が融資の即全額返還を求めてきたんです。急遽作成した事業計画書を持って銀行へ単身乗り込み、なんとか説得しました。メーカーとの契約も見直し。

 当時、DVDなど仕入れる商品はすべて買い取るのが原則でしたが、返品できるように交渉して回りました」

 辣腕を振るう三代目だが、経営や取引はすべて手探りだったとか。

「21歳の若造でしたからね。日経新聞の言葉をメモするところから始めました。それでも、バカな上司についてきたスタッフの生活は守らなきゃいけない。責任の重さで鬱の一歩手前までいきました」

 だがすぐに才覚を発揮。何年も赤字決算が続いていた会社を、社長交代1期目で黒字へ転換させた。

「すると手のひらを返したように銀行が、低利への借り換えや別途融資の話を持ち込んでくるんですよ。ただ実際、苦しみながらも負債を減らし、残り1億円とちょっとのところまで来ました」

 その目に宿る光は、なお強い。

― 実録[借金1億円]の普通な人々 ―

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アイドルのギャランティ未払い問題は泣き寝入りしかない!?

06.26 14:47 日刊SPA!

 ミスマガジン2004、SKE48/SDN48の元メンバーという経歴を持ち、今は現役グラビアアイドルとして活動しながら、グラドルたちが働くカフェの経営者でもある手束真知子。

 そんな“二足のわらじ”をはく彼女だから語れる「フリーランスアイドル論」とは……?

◆少ない給料……なのにギャランティの未払いが!

 アイドルはキラキラしているように見えるといわれることが多いです。でも実際はお金も仕事もなく、昼間は社員として働いていたりアルバイトをしたりギャラのいい撮影会やオフ会をして生計を立てていることが多いんですよね。

 フリーランスのアイドルの場合は守ってくれるマネージャーがいないのですべて自分で管理しなければならないので余計に大変で……

・仕事内容が聞いていたものと違った。
・なぜかお金を請求された。
・支払われるはずのギャランティが支払われない。

 なんてトラブルも起きやすいのです。

 先日も地下アイドルユニットの元メンバーがTwitterでギャランティの未払いを告発し、たったひとりで運営と戦っているというニュースが出ましたよね。

 そもそも、地下アイドルのユニット活動は基本的に固定給がゼロのところがほとんどで、レッスンをしてアイドルライブに出て、ファンをつけてから物販でツーショットチェキ(1枚1000円くらい)を売る。

 それで、そのチェキの売り上げだけがアイドル本人たちのギャランティになるのですが……。チェキ1枚売って500円ギャランティとしてもらえるのはまだいいほうで、駆け出しのアイドルや若いアイドルは1枚で50円や100円しかもらえないことが多いようです。

 それなのに、その少ないギャランティさえ支払われない。

 この《ギャランティの未払いトラブル》は私の周りでも起こっていて、いろんな女の子から相談を受けるんです。

◆これまでにあったギャランティ未払い事例

 その中から酷い事例をいくつか紹介しましょう。

・アイドルが大人数出ているイベントに出演したのにフリーランスのアイドルだけギャランティが支払われなかった(1.5万円)
・舞台に出演をしてチケット50枚以上売ったのにギャランティを担当している人が逃げてしまい未払いのままになってしまった(約5万円)
・月1回の撮影会に6か月間出演したのにギャランティが1度も支払われなかった(約12万円)
・アイドル業界では名のあるユニットで約1年間ライブやイベント活動をしたのに1円ももらえなかった(約50万円)

 同じ仕事をしてもフリーランスの人だけギャランティが支払われなかったということも少なくないようです。

 共演者のアイドルさんのギャランティは振り込まれたのに自分だけ振り込まれておらず何度も催促の問い合わせをしなければいけなくて……一度のイベント出演が結果的に長期間の大きなストレスを抱えることになってしまうこともあります。

 舞台の仕事は稽古期間を含めると約2か月間スケジュールを取られるうえに稽古期間はもちろんギャランティはでませんので、チケットバックや出演料が未払いになるとその後の生活ができなくなる。

 同様に、撮影会はアイドルの生活の支えなのでギャランティが支払われないと命取りなんです!

 どの事例も、担当者と連絡が付かなくてどうすればいいのかわからない状況で訴えるにもギャランティ以上のお金がかかってしまうので、結果泣き寝入りしかないようです。

 夢を追いかけているアイドルがトラブルに遭う、そんな話を聞くたびに本当に胸が苦しくなりますね。

◆ギャランティ未払いの傾向と対策

 では、なぜ未払いは起こるのでしょうか? 私は傾向を調べてみました。それだと、やりとりをしていた担当者とは別に「ギャランティ担当」が存在する場合が多いようです。

「人を介しているぶんやり取りも長くなるし、未払いに遭ってしまってもギャランティ担当者と面識がない」

 そんなことになると、どうすればいいのがわからなくなり泣き寝入りするしかなくなってしまう。

 その対策としては、まず依頼された時点でギャランティの話をしっかりすることが重要になってきますね。

 特にフリーランスの場合は値段・支払方法・請求書や領収書の有無、振り込まれる日にちも確認して、担当者が違うとなればギャランティ担当者の連絡先も教えてもらうことが未払いに遭わないための第一歩でしょう。

 事務所に所属している場合はマネージャーや事務所経理の管理になってくるのですが、今はタレントがしっかりしなければいけない時代なのでうかうかしていられません。自分でもしっかり把握できるようにマネージャーと細かく話し合いをするなどして対策を取りたいですね。

 基本的なことだと思うのですが、アイドルは夢を追いかけて常に「使ってほしい」「仕事ほしい」「売れたい」と思っているので、お金の話は言えないものなんですよね。

◆業界関係者を名乗るこんな人には気を付けよう

 トラブルに遭わないためにも仕事を決める前にチェックしたいポイントがあります。それは「名刺」です。

 当然ながら、ちゃんとした会社であればもちろん名刺もしっかりしています。ですから業界人を名乗る人で、自宅の印刷機でコピーしたような名刺だったり水商売のように派手な名刺だったりする人は簡単に話を受け入れないほうがいいと言えます。

 さらに芸能関係者を名乗る人で、「○○さんと仲良し」「テレビ局と繋がりがある」「こんな番組、雑誌に出れるよ」などと大きいことをいう人には気を付けたいですね。

 過去にお会いした業界関係者を名乗る人が謎の【知り合いの名刺一覧】というファイルを持ち歩いていて、繋がり自慢を永遠されたことがあります。もちろん依頼はお断りしましたよ。

 LINEのアイコンが芸能人とのツーショットという業界人も怪しいですね。一概にはいえませんが……。

 また、メールでのやり取りの時はURLを送ってもらい、ウェブサイトをチェックします。ウェブサイトがなかったり、会社なのにIP電話だったり、検索しても何も出てこない場合は話が進む前に断るようにしています。

 しっかりしているまともな人は絶対に繋がり自慢したり大きな話を言わないですし、URLも電話番号もちゃんとしていますからね。夢を追いかけているアイドルさんたちがこれ以上トラブルに遭わないためにも未払いで泣き寝入りさせない知識と対策を広めていきたいです。

【手束真知子(てづか・まちこ)】
ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが新名物として発売中。Twitterアカウント「@machi_pie」ブログ「手束真知子のウマくいく法則」。お店発のユニットのデビューCD「全力!フリーガール」も発売中!

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10年以上の不倫関係…泥沼化したカップルたち

06.26 14:44 日刊SPA!

空前のゲス不倫ブーム(?)となった昨年。また、’15年に注目を集めた不倫ドラマ『昼顔』の映画版も公開されたとあって、世の不倫への関心はますます高まりそうだ。

 とは言え、一般人の不倫はなかなかロマンチックな純愛物語にはならないし、ともすると泥沼化しがち。今回、そんな泥沼化が加速している昨今の不倫の現状を調査してみた。

◆第二の家庭として権力化した不倫は重荷でしかない

 不倫は一時の火遊びだけではない。5年、10年、20年と長く不倫するほどに、女性は一般的幸福からかけ離れ、狂っていく――。

「新入社員だった部下と15年以上の不倫関係に。彼女が結婚適齢期を逃したのは自分のせいと気づきながら、『私、一生独身でいいもん!』という言葉を鵜呑みにしたのが間違いでした……」

 と俯き気味に話すのは保険会社に勤める山本大輔さん(仮名・52歳)。相手女性が35歳を超えたころから、変化が出始めたという。

「完全に躁鬱病です。躁のときでさえ『奥さんと子供は大切にしなきゃダメ。私は永遠の2番でよい』『子供の写真見せて。自分の子供じゃなくても、好きな人の子供の成長を見守るのが私の幸せだから』と価値観がこじれているのに、鬱状態のときは夜中急に『今すぐ来なきゃ死ぬし、お前の家庭めちゃくちゃにしてやるからな!』と脅しの連絡が来る。

本当にしんどいし、愛情が残っているかと言われたら自分でももうよくわからない。でも、ココまでおかしくしたのは自分の責任もあるので、面倒は見ようと思っています。もう一生別れられないのかな……」

◆マンネリ打破の結果

 また、長年連れ添う夫婦と同じように、長期不倫は関係がマンネリ化しやすい。刺激を求めすぎてとんでもない事件に巻き込まれたのは、W不倫中の田中元気さん(仮名・46歳)だ。

「何とかマンネリを打破しようといろいろ試みた結果、地方の露天風呂でアレするのにハマっちゃって、そこから冗談的に軽く露出プレイをしてたんです。そしたら旅館の女将に通報されて逮捕されちゃって……。

 警察に事情説明して、どうにか不倫関係だけはバレないように“単独犯”にしてもらったんです。妻には『あんた、ついに気が狂ったの?』と言われましたよ(笑)」

 そんなことがあったにもかかわらず田中さんは不倫関係を続け、昨年はいい年して不倫相手がまさかの妊娠。

「まぁ、彼女も45歳を超えていたので、もう妊娠しないと思っていた自分が悪いんです。お互い50歳手前にして産婦人科に中絶しに行ったときは、恥ずかしいし悲しいし、やりきれない思いでした……。

 中絶事件を機にこの後、一度別れたんですが、やっぱり情があるから、半年足らずでまた会ってしまい結局ズルズルと続いています……」

 情と惰性に包まれ、逃れようとしても逃れられない長期不倫の重荷は家庭の比ではないかもしれない。

◆セックスレス不倫の実態

 大塚義之さん(仮名・47歳)は、W不倫を10年ほど続けており、まだ毎月1回はホテルに行くにもかかわらず、もう3年セックスレス状態とか。理由はお互いの劣化だ。

「まぁ、出会った当初は不倫相手も魅力的に見えたんですよ。今や僕も薄らハゲのカッパ男、彼女は10年前に比べて40kg以上太り立派なブタ。それじゃ抱けませんよ」

 では、一体ホテルで何をしているのか?

「近況報告と慰め合いですねえ。正直言えば苦痛だけど、ハゲた僕を『愛してる』と言ってくれるのは彼女だけだし、情があるから今後も関係は続けると思います」

― [不倫の泥沼化]が止まらない ―

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日本人に「欧米式の食生活と健康法」は有害!?

06.26 14:42 日刊SPA!

次から次へと、よくわからない欧米発の横文字の健康法が乱立する昨今。とりあえず健康によさそうだと思って取り入れると、実は恐ろしいことになる可能性も……? そんな”健康オタク出羽守”に警鐘を鳴らす!

◆日本人の遺伝要素と習慣に欧米式健康法は有害だった!?

「医療や健康法には、人種差の問題があります。欧米ではやった健康法が必ずしも日本人(※)に効果があるとは限りません。それどころか、害をもたらすことすらあるのです」

 海外と日本人の体質の違いについて研究する、医師の奥田昌子氏は語る。

「体質とは遺伝的素因と環境要因の相互作用によって形成される性質と特徴を言います。遺伝子によって一生変わらない部分と、食生活、気候、喫煙、紫外線、運動、ストレスなど体に影響を与える部分の2つで成り立つものです」

 個体差はあるものの、日本人は一般的に肺および肝臓がんと慢性骨髄性白血病の発症率が他地域に比べて高い、東アジアも含めて胃がんの罹患率が北米の7倍であるなどといった遺伝的要因を持っている。

 これらを生活習慣が強めてしまう現象を「エピジェネティクス」と呼ぶが、日本人に合わない健康法を採用しつづけているとそれを誘発する可能性が高まるのだ。

 また、化学者の寺尾啓二氏は「日本人は栄養価の高い西洋食と医療のおかげで今や長寿大国となりましたが、実は健康寿命は世界で最も短い。血管が弱く、肝臓が弱く、免疫が低く、脳機能が低下しやすいという特徴があります」と話す。

 これを、「欧米式の食生活と健康法」が助長してしまう恐れがあるというのだ。

「例えば、日本人は欧米人に比べて体格が小さいのに腸は2mも長いが、これは低栄養時代の名残。

 また、低栄養が長かったのでコレステロールや中性脂肪を吸収しやすい体になっています。高脂肪、高タンパク、高コレステロールの西洋食を基礎にした健康法では、逆にダメージとなるのです」

<日本人の体質>
・健康寿命が短い
・内臓が弱い
・血管が弱い
・代謝が弱い

【奥田昌子氏】
内科医、健診医、産業医、医学博士。三菱ケミカル豊橋事業所健康支援センター勤務。『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』(講談社ブルーバックス)がヒット中

【寺尾啓二氏】
化学者。シクロデキストリンを用いた機能性食品開発などを行うシクロケム代表取締役社長、神戸大学医学部客員教授。新著に『本当は健康寿命が短い日本人の体質』(宝島社)

(※)日本人とは?
「日本の国土で遺伝子を受け継ぎ、共通の生活習慣を持つ人々」(奥田氏)、「大陸との混血なく島国の中で代々生きてきた、ネイティブ」(寺尾氏)。本特集では両氏の見解を折衷し「日本に生まれ育ち、現在も在住している人」と定義する
― 欧米の健康法は日本人に効かなかった ―

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上智大卒も38歳で無職のワケ「高卒からバカにされ…」

06.26 14:41 日刊SPA!

近年、学歴に比例して所得も高くなるといった単純明快なロジックは崩壊しつつある。高学歴→貧者、低学歴→富者といった学歴ミスマッチが生まれる土壌とは何か。学歴に翻弄される人々の実情を追う!

●上智大学(偏差値68) 年収0円
~田宮正義さん(仮名・独身・38歳)無職~

◆コネ入社先は高卒者の吹き溜まり。高プライドが邪魔して退職へ

「正直、有名私大卒と高卒者では育ちが違うじゃないですか? それが嫌で仕事を辞めました」

 そう話すのは現在、無職の田宮正義さんだ。上智大学卒業後は就活に失敗し、正社員の職に就けず、小さな広告代理店で派遣社員として勤務。

 36歳のときに親から「いい加減、まともに就職しろ」と言われ、父親が役員を務める関西の金属製造メーカーにコネ入社したという。

「大卒は役員以外だと僕だけ。社長からは“将来は経営に参画してほしいが、まず現場を経験してくれ”と言われ、仕方なく工場勤務することになったんです。

 そこは高卒者の吹き溜まりで、同期は“イラク派兵された”が自慢の元自衛隊員。会話といえば野球か漫画か風俗で、40歳過ぎて『週刊少年ジャンプ』の貸し借りをしている姿にはドン引きしました」

 朝7時から夜8時まで働き、月収30万円。36歳にしては安月給かもしれないが、派遣社員をした身なら高待遇な気もするが……。

「大卒の役員の息子が鳴り物入りで入社したのに、仕事ができない。高卒者からバカにされる気持ちがわかりますか! トイレを使用したら、名前をボードに書かないといけないし、会社のレベルが低すぎて3月付で退職しました」

 コネ入社させてもらった親には、申し訳ない気持ちはあるらしいが、「高卒者に交じって働くのはプライドが許せない」と話す田宮さん。無職になった今、親元から逃げるように東京に舞い戻ってきた。

 しかし、次の就職先もいまだ決まらず、不安な気持ちを酒でごまかす日々。“貧者街道”から抜け出す術はなさそうだ。

― [高学歴貧者]の正体 ―

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ニセDVDを1枚2000円で売却!19歳が始めたゲスすぎる詐欺

06.26 14:40 日刊SPA!

 ここ数年、ネットオークションに代表される転売市場が拡大している。プロ野球やライブコンサートのチケット、新作ゲームハードからアニメDVDの購入特典まで…。

 メルカリやヤフオクで商品の相場をチェックして大量に買い込み、定価以上の値を付けネットオークションで販売する、いわゆる「グレー」な商売だ。

 だが、こうした転売がグレーな商売だとすれば、もっと悪質な“ブラック”な転売も存在する。それが、高い値がつく商品を偽装して買い取り業者に買わせる中古買取詐欺だ。

 ゲオやハードオフなど大手の中古買取店をターゲットに、転売市場で人気のDVD商品のニセモノを買い取らせるこの手口。もちろん、れっきとした詐欺行為だが、なぜ店員の目を盗み、ニセモノを高額で買い取らせてしまえるのか。

 シンプルで大胆な詐欺師の手口を紹介する。くれぐれも騙されないよう注意していただきたい。

◆シンプルだからバレない贋作詐欺

 話を聞いたのは、この詐欺手法で月に2万~3万円を稼ぎ出す19歳の少年H氏(神奈川県在住)。彼は4~5人のグループで活動し、人気ゲームソフトの贋作を買取店に正規の値段で売りつけている。

 その手口は、いたってシンプルだ。もともと、転売屋仲間でコピ―商品を正規品として売っていた者がおり、その時にこの手口のアイディアが浮かんだとH氏。

「プレステソフトで高く売買されているソフトを購入して、ソフトの外装、ソフトラベル、説明書などを全部コピーします。その後はカゴ売りなどで売られている一つ100円ほどのソフトに付け替えて、ソフト本体は起動しないように壊してからラベルを張り替えれば完成です。

 だいたい1枚2000円くらいで買い取ってもらえます。これを複数の店舗で10数枚売って稼いでます」

 至ってシンプルだが、なぜ業者は騙されるのか。

「買取時にソフトの起動チェックをしない店舗が意外とあるからです。まず、普通にDVDやゲームを買い取ってもらって、店員が起動チェックするかを確認しておきます。

 あとは起動チェックをしない店と店員のリストをつくって、一定のローテーションでそれらの店に絞って贋作を売りつけます」

 大胆な手口は、店舗や店員など、極めて具体的な“穴”を見つけることでいとも簡単に達成できてしまう。

◆贋作ソフトを買わないようにするには?

 では、店舗が贋作を買わされないためにはどうすればよいのか。

「結局はコピー品なので、精度100%で作ることはできません。本物のソフトと見比べるのが一番ですがそれは難しいでしょう。最もわかるのはラベルとソフトの間。若干の気泡が入っていたり、本体外装の色が微妙に薄くなってしまうので、色と気泡をよく見れば贋作と判断できます」

<取材・文/小畑マト>

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「アップルストア」がパワースポットに!?

06.26 14:38 日刊SPA!

 パワースポットで何かしら不思議な体験をする人がいるが、それはトランス状態になっているためだ。脳科学的に言えば、前頭前野の中にある腹側被蓋野、腹側内側部、側坐核などで発火が起こっている状態なのだ。

 脳内が発火して幸せな病気になれる場所=パワスポだとすれば、そこが神社仏閣でなくともいいということになる。

 イギリス国営テレビ(BBC)がロンドンにアップルストアが初上陸した際、熱狂的なアップルファンの脳をfMRIで測定したところ、脳の特定の部位が活性化していることが判明。これは、宗教信者に神の像を見せたときと同じ現象であった。

 認知科学者の苫米地英人氏は「彼らにとってパワスポはアップルストアだということ。かく言う私もアップル信者で、すべての製品を所有しているし、新製品は誰よりも早く購入する。もう病気レベル。だからこそこの分野で成功したと言えるかもしれない」と話す。

 確かに、毎年のようにiPhoneやiPadを新調し心の安寧を得ることで、成功に繋がることもあるのかもしれない。

 また、音と光の作用がトリガーになるのであれば、トランスミュージックに合わせて踊るクラブもまたパワスポになり得る。

「要するに、うまく活用すればどんな場所でも、どんなものでもパワスポになってしまうわけ。あなたをすぐに“病気”にしてくれるところこそが、真のパワスポなんです」(苫米地氏)

 心理学者の八木龍平氏も、パワスポをライブハウスにたとえている。今後、パワスポの定義は広がっていくのかもしれない。

【苫米地英人氏】
’59年、東京都生まれ。
認知科学者、計算幾科学者、カーネギーメロン大学博士。『「言葉」があなたの人生を決める』、『「イヤな気持ち」を消す技術』(フォレスト出版)など著書多数

【八木龍平氏】
心理学者。青山学院大学講師。富士通研究所職員、北陸科学技術大学院大学客員准教授を歴任後、現職。著書『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』(サンマーク出版)が好調

― [パワースポット]を限りなく科学的に検証してみた ―

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ブラック労働に苦しむ“雇われ僧侶”からの告発文

06.25 11:57 日刊SPA!

飲食店員は涙を流し、運送業界は悲鳴をあげる……昨今、人手不足や薄給による労働問題は枚挙にいとまがない。しかし、待遇は安定、人員も潤沢な業界からも「ウチもブラックだ」と怨嗟の声が聞こえているのだ……

◆貨幣経済以前の労働環境が幅を利かせる特殊な世界

 坊主丸儲けというのは、今は昔。SPA!編集部宛に日本最大の仏教宗派である浄土真宗の真宗大谷派(本山・東本願寺、京都)の僧侶から匿名で一通の書簡が届いた。真宗大谷派といえば、つい先日、非正規雇用の僧侶への残業代未払いが話題となったばかりだが、今回の内容は正規雇用の“雇われ僧侶”からの“告発文”だった。

 その内容はこうだ。宗務所に10年以上勤めるその人物は、事務仕事や経理処理などを行い、月20時間以上を上限に残業代を支払われる労使協定を結んでいる身分だが、残業代はほとんど支払われたことがない。繁忙期であるお盆や彼岸には、上司や職員がいっせいに帰坊するため、ほぼ一人で宗務所の激務をこなし、自坊(実家の寺)に帰ってからも、昼夜問わずお参りが続き、過労死を覚悟したこともある。上司に時間外労働について改善を求めたところ、「本山で勉強させてもらえるだけでもありがたいと思え」と一蹴されたとの呪詛が綴られていた。

東本願寺の御影堂で営まれた親鸞の750回忌法要(2011年4月/時事通信社)

 東本願寺のホームページ「2018年募集要項」によれば、初任給は17万5500円~。特に残業手当についての記載はない。

 なぜ、僧侶の労働環境は、これほどまでに劣悪なのか。宮城県の曹洞宗寺院で副住職を務める天神九十五氏が解説する。

「修行と労働の線引きが曖昧なのが一番の問題。例えば、お寺に来訪される方々の対応をするだけでも立派な労働です。お寺に雇われている僧侶は、れっきとした労働者ですし、当然、労基法に従って残業代も支払われるべき。それに、今は貨幣経済の時代ですから、毎月一定の収入がないというのはさすがに無理がある。業界全体として、そういった配慮が欠けていたのだと思います」

 ブラック寺院が表沙汰となったのが、昨年4月に判決が出た真言宗御室派総本山仁和寺(京都)の騒動だ。同寺院が運営する宿坊「御室会館」の料理長を務めていた男性が、労使訴訟を起こした。男性は、一時期は349日も連続勤務をさせられ、一日のうち休憩は1時間あるかないかだったという。

 男性の原告代理人を務めた塩見卓也弁護士は裁判をこう振り返る。

「男性は、ワンオペ状態で毎日のように泊まり込みをせざるを得ないような生活を強いられ、うつ病を発症しました。訴訟中、仁和寺は『男性従業員は1日6時間以上の休憩をとっている』などと支離滅裂な主張を繰り返していましたが、ほぼ全て認められず、最終的に男性に、未払い残業代や損害賠償金など合わせて4200万円以上の支払いを命ぜられました」

 この事件は、雇う側である寺側の体質や頭の中が、いかに時代遅れであるかを象徴している。

僧侶の中には、仏道修行そっちのけで、副業まで荒稼ぎする生臭坊主までいるという(※写真はイメージです)

 別の弁護士は匿名を条件にこんな話を聞かせてくれた。

「例えば、檀家(布施で寺院の財政を助ける家)の家主が亡くなって、普段遠方に住んでいる親族が家を相続する際、『土地をうちの寺に寄付するのが筋ってもんだろ』などと言い出すこともあります」

 これについて、塩見氏は、「特に京都では、名刹古寺が強い社会的権力を持っています。社会の中でそれほどの権力を持ってしまっている以上、そもそも法律を盾に誰かが自分たちに歯向かってくるということすら想定していないのかもしれません」と推察する。

 「他力本願」とは、本来は阿弥陀仏の本願によって救済されるという意味だ。それを忘れて、社畜ならぬ「仏畜」の労働力頼みの寺院ばかりとは、神も仏もあったもんじゃない……。

<ブラック化する3要素>
・修行か労働かの線引きが曖昧
・寺が社会的権力を持っている
・時代の変化に仏教界が未対応

― [教師・警察官・僧侶]のブラック労働が止まらない ―

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