新緑の風薫る5月のある週末。都内の某名門小学校では、運動会が行われていた。子どもたちの雄姿を見に訪れた父兄の中には、普段は見せないパパ・ママの顔をのぞかせる有名人の姿が。
そんな運動会の様子を、保護者の人たちに取材をしてみると――。応援団の中には、宮沢りえの姿があったという。
「派手な格好ではないのですが、キレイで華奢なので目立ちました。娘さんが幼稚園のころから、運動会などの行事にはたくさん出席されています。
ママ友と和気あいあいな感じで近況報告をしながら、応援をしたり、保護者競技の綱引きに参加するなど、いいお母さんという感じでした」(運動会に参加した保護者)
今年は娘が小学校に進学して初めての運動会。娘の所属する青組の女子が、選抜リレー競技で最下位になると、
「悔しそうな娘さんの額にチュッとキスをして励ましてあげていました」(前出・保護者)
と優しい母の顔を見せていたそう。同じく1年生には、内村光良と徳永有美夫妻の子どももいる。
「ほかの保護者の方とも気さくに話していましたが、おふたり並んで仲よく観戦されていました。内村さんはお仕事があったのか最後まで見られず、途中で帰られたようです」(前出・保護者)
ホンジャマカの恵俊彰は、
「お子さんが2人いて、別の組だったんです。グラウンドの端から端まで移動したり、撮影のために知り合いのグループに入れてもらったりと、せわしく動き回っていらっしゃいました」(別の保護者)
双子の父であるコブクロの小渕健太郎も妻といっしょに声援を送っていたそう。
「息子さんの目の下に傷を見つけて、"どうした? 痛くない?"と覗き込んでいいました。心配する姿はすっかりお父さんの顔でしたね」(前出・保護者)
運動会が無事終わると、校庭のすみには松平健の姿が。
「運動会のあと、生徒たちのホームルームを待っていらっしゃいました。息子さんがかけよると、頭を撫でながら"頑張ったか?"と尋ね、運動会の様子を聞きながら、仲よく並んで帰って行きましたよ」(前出・保護者)
結果はさまざまでも、運動会の1等賞は、やっぱり"うちの子"なのかも!?
【写真】内村光良・徳永有美夫妻(左)と'16年3月に離婚成立を発表したばかりの宮沢りえ(右)
※まぶしそうな表情のホンジャマカ・恵俊彰と校庭のすみで笑顔を見せる松平健の写真はコチラ
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5月13日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、104日ぶりにテレビ復帰したベッキー。番組では川谷絵音との不倫報道を受けて行われた謝罪会見で、事実とは違うことに「嘘はありました……」と認め、こう続けた。
「いろいろな方を裏切り傷つけてしまい、反省しています。テレビの仕事をゼロから頑張らせていただきたい」
2月14日に放送されたラジオを最後に、表舞台から身を引いていたベッキーが動き出したのは、4月下旬のこと。4月27日発売の『週刊文春』で直筆の手紙を発表。その後、4月30日には『金スマ』の収録をしていたという。
「収録2日後の5月2日に、ベッキーは川谷の元妻と直接会い、謝罪が成立したという説明がありました。それにしても、手紙を発表してから番組収録までが3日。そして奥さんへの謝罪がさらに2日後で、オンエアがその翌週と、何か復帰を急かされているふうに映りましたね。事務所の懐事情もあるのでしょうが、もう少し状況を見てもよかったのでは」(スポーツ紙記者)
番組を見た芸能レポーターの石川敏男氏はこう話す。
「この番組の内容じゃ、テレビ局に利用されただけ。川谷の奥さんに謝れたことが復帰の条件と思っている節があるが、いちばん大切なのは、育ててくれたお茶の間に会見で嘘をついたことをきちんと謝罪することでは。
奥さんへの謝罪は2人の間ですればいいことで、世間に言い広めることじゃない。謝罪の収録は何度でもやり直せるし、そのことは賢い視聴者は知っていますよ。手紙掲載→即、収録はあざとい。これでは世間に許してもらえないでしょう」
テレビ欄にも《今日はウソついたらダメだよ》など、ベッキーがタレント生命を賭けて謝罪したにもかかわらず、番組側が必要以上に悪ノリしていた感は否めない。
「ベッキーに近い人たちがずっと頼っていたのが、『金スマ』関係者であるAさんでした。2度目の謝罪会見が予定されたこともありましたが、それを中止するよう動いたのもAさんだった。
3月に異動になったのですが、それでも番組への影響力は残っている。Aさんは“最後までベッキーを支える”と言っているようですが、どう考えても視聴率のための道具にしたとしか思えません」(テレビ局関係者)
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視聴率絶好調の『とと姉ちゃん』で、筋金入りの“植物オタク”の帝大生・星野竹蔵を演じている坂口健太郎。常子との出会い&初登場のシーンでも、カメラにお尻を向け、ひたすら地面を掘り起こしていた。
「竹蔵は変なやつですよ(笑)。僕自身も“不思議で奇妙な男だな”と思いながらやっています」
坂口本人に“変わっているけど、何か気になる”星野の魅力を語ってもらった。
「ひとつのことに対する愛が強すぎて、彼の場合は植物ですけど、自分の興味のあることを見つけると、わき目も振らずに突っ走ってしまう。僕は演じていてすごく面白いのですが、周囲からは“これを演じているのが坂口くんだとは、たぶん気づかれないよね”と言われています」
“塩顔イケメン”として注目を集めているのに、気づかれないなんて寂しくないのだろうか。
「いや、僕的には気づかれないくらいのほうがいいかな、と思っていますけど(笑)」
星野みたいに、のめり込めるものはある?
「僕って、そこまで物や人に対する熱量が出てこないんですよ……。だから、星野を演じてこういう気持ちの出し方ってあるんだな、と学ばせてもらいました。彼の持っている熱量はすごく素敵だな、と思ったので、これから先、夢中になれる趣味とか出てきたら、星野のようにわれを忘れて没頭したいと思いましたね」
このドラマのテーマは、“まいにちの中に、宝石がある”だけど、自分が日常生活で“宝石”だと思うことは?
「実は僕、最近性格が変わったんですよ(笑)。いろいろな作品をやらせていただいたりして、自分の時間がなくなってきたときに友達と食事をしたらすごく幸せを感じて。今までは家族や友達と食事をするなんて、普通のことだったんですけど、ご飯を食べている瞬間に、ふと“なんて今、自分は幸せなんだろう”って」
これまでは、単独行動が好きで“ネクラ”なほうだったかもしれないという坂口。
「家に帰って、ひとりで映画を見たり本を読んだりしていればいいやと思っていて。でも、忙しくなってきてから、家族だったり友達と、何も意識しないでいい時間を過ごすのは大事なことだな、と思うようになりました。それが僕の“宝石”かな」
気になるのは常子と星野のこれから。“月がきれいですね”と、無意識(!?)の口説き文句も飛び出したが。
「植物に対しての愛しかなかった星野は、ピュアで恋愛初心者(笑)。坂口健太郎として客観的に見て、このふたりがくっついてほしいなと思っていますけど。どうなるんでしょうね」
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4月クールで断トツの視聴率を叩き出しているTBS系ドラマ『99.9―刑事専門弁護士―』。第2話は視聴率19%超えを記録し、主演を務める嵐・松本潤にとって渾身の代表作になりそうだ。
TBS系『日曜劇場』は、『半沢直樹』や『天皇の料理番』、『下町ロケット』など高視聴率を記録した“骨太”ドラマを生み出してきた枠である。しかし1月クールでは、ジャニーズの先輩・SMAPの香取慎吾が主演する『家族ノカタチ』が平均9%を切る思わぬ苦戦。それだけに松本が背負うものは大きかった。
「そもそもこの数年間、ジャニーズ主演のドラマは結果が出ていませんでした。平均視聴率20%を超えたのは'14年に放送されたキムタクの『HERO』(フジ系)のみで、それ以外で15%を超えたのも同じくキムタクの『PRICELESS』('12年10月フジ系)までさかのぼります。国民的アイドルと言われる嵐でさえ、ことドラマに関しては苦戦している現状。松潤もいわば“背水”で臨んだドラマなんです」(テレビ誌記者)
'01年には、いまや“ジャニーズ俳優の登竜門”とも言われる『金田一少年の事件簿』(日テレ系)で連続ドラマ初主演、翌'02年には仲間由紀恵の『ごくせん』(日テレ系)で広く知られる存在となった松本潤。そして、大ブレイクのきっかけとなったのが'05年の『花より男子』(TBS系)だ。
「『anan』でも特集が組まれるようになり、“ポストキムタク”の最右翼となりました。ですが『花男』はあくまで井上真央さんの主演。松潤としては早く、自身の代表作が欲しかったところでしょう」(前出・テレビ誌記者)
ところが以降、毎年のようにドラマで主演するも、平均視聴率15%を超えることはできなかった。嵐が大人気グループに成長した後、'12年1月の『ラッキーセブン』(フジ系)で15.6%を記録し、ようやくその壁を超えるも、
「当時は平均視聴率25.2%の『家政婦のミタ』(日テレ系)が放送された直後だったため、松嶋菜々子さんの話題が先行してしまいました。そして'14年の『失恋ショコラティエ』(フジ系)では月9ながら、12%台と満足のいく数字は出せなかった。いまだ松潤といえば『花男』で止まったままなんですよ」(前出・テレビ誌記者)
岡田准一や生田斗真、そして同僚の二宮和也など、同年代のジャニーズ俳優が実力をつけていく中でもがいていた松本。そんな彼に今回、任せられたのが、初挑戦の弁護士ドラマだったというワケだ。
「警察や医師、弁護士といった専門職ドラマはファンが多く一定の視聴率が見込めます。また謎が盛り込まれ、次第に真実が明らかになる推理要素。そして松潤が演じているのが、自ら現場を“捜査”してトコトン真実を追求する型破りな弁護士。立場は違えども検察官役を演じたキムタクの『HERO』(フジ系)と似ていますね」(テレビ局関係者)
主人公に振り回される女性“助手”役には榮倉奈々がキャスティングされ、香川照之や岸部一徳ら脇を固める実力派俳優たち。たしかに『HERO』の松たか子らと通じるものがある。それゆえかネットを中心に“パクリ”との声もあがっている。
「ただ、この“スタイル”は『HERO』以降、いわばヒットの“定番”となっています。例えば、福山雅治と柴咲コウの『ガリレオ』(フジ系)、中居正広と栗山千明の『ATARU』(TBS系)、堺雅人と新垣結衣の『リーガルハイ』(フジ系)など、型破りな主人公が真実を明らかにするストーリー。そして基本的に1話完結というのも、途中から見始めた視聴者を取り込むのに都合よく、いわば大コケすることはない。似通うのも仕方がないかと(苦笑)」(前出・テレビ局関係者)
一方でこんな指摘も。
「第1話で事件解明の“カギ”になった、照明によって色彩を錯覚するトリックは'07年の映画『HERO』で使われたものと同じ原理。まあ古典的なトリックですし、偶然かぶったものとは思いますが……」(映画ライター)
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ゲスの極み乙女。川谷絵音や宮崎謙介元衆院議員など、世間を賑わせた有名人の不倫ニュースも一段落。しかし、決して不倫は有名人だけの話ではない。最近は日常的に不倫をしている主婦も増えている。
現在も不倫を続けるという、20代後半の女性に話を聞いた。
Aさんは都内の美容関係の会社に勤務。約3年前に20歳年上の男性と結婚をした。
「年上の旦那は包容力もあるし、この年まで独身ということは金銭的にも余裕のある生活が送れると思い、結婚に踏み切ったのですが……」
しかし、いざ結婚生活を始めてみると家事には非協力的。さらに稼ぎの大半は飲み代へ消え、余裕のある生活など夢でしかないことが判明。さらにはセックスレスという事実まで重なり、夫といることが苦痛になってしまった。
仕事と家庭のストレスから外で遊ぶ回数が増え、そんな中で1人の男性と知り合った。
「何度か会っているうちに夫とは違う同年代の若々しさが新鮮で、気づくと家庭そっちのけで外泊する日が続くようになってしまいました」
不倫は数か月続いたが、ほどなくその男性との関係は終了する。しかし、1度不倫を経験したことで独身時代の自由な恋愛を思い出したというAさんは、家庭に戻るのが苦痛になり、夫と離婚することを決意したという。
Aさんを含め、不倫経験のある女性が相手に求めるのは“女として扱ってもらえること”。安定した結婚生活もいいが、ときには女としてドキドキさせてもらえるような刺激を欲してしまうようだ。
■子育てしながら、不倫を楽しむ主婦も
また、5歳の子どもを育てる専業主婦・Bさん(20代)も夫婦間の愛情が冷めているため、外に恋人を作っているという。しかし、子育て真っ最中の彼女がどうやって不倫をするのだろうか?
彼女の夫は特殊な時間帯に勤務する職種。早朝に出かけ、夕方には就寝するという生活のため、夫が子どもと就寝したあとにそっと家を抜け出し、不倫相手と会うそうだ。
「まさか自分が寝た後に妻が家を抜け出しているとは、夫は夢にも思っていないでしょうね(笑)。旦那の就寝後に不倫相手と会う生活はもう2年目なので、スリルもありません。でも不倫相手と関係を持つことで生活も満たされたので、家事や育児に関しては不倫前よりキチンとするようになりましたね。だから、夫婦関係は円満ですよ」
2人に共通しているのは“独身時代のような恋愛がしたい”というもの。恋人時代を思い出させるようなデートをしてみるのも、妻の不倫を防止する手段なのかもしれない。
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5月6日夜、東京・麻布十番にある高級ステーキ店『S』に、『BIGBANG』のリーダー・G-DRAGONの姿があった。友人やスタッフと思われる男性たちも一緒だが、気になるのは隣に座っている女性。エキゾチックな顔立ちが目をひく、若手女優の小松菜奈だ。
いったいなぜ、このふたりがカウンターで並んで食事をしているのだろう? という話の前にまず、彼が来日したのはこんな理由から。
「BIGBANGは4月末から5月末まで、日本でファンクラブミーティングを行っています。5月3日から5日までは、幕張メッセで開催。今年はデビュー10周年にあたり、7月末からはスタジアムツアーも控えています」(スポーツ紙記者)
アジアを代表するモンスターグループだけに、メンバー個人の活動も盛ん。T.O.Pは今回、韓国で仕事のため来日できなかった。
「4人はイベントやミニゲームなどで楽しみました。半年ぶりに日本に来てくれたので、ファンも盛り上がりました」(イベントに参加したファン)
来日中は、プライベートでも日本を満喫したようだ。
「トンカツを食べに行ったり、クラブに遊びに出かけたりしたようです」(ファン)
そんななか、G-DRAGONはこの店に現れた。
「『S』は名古屋に本店を置く鉄板焼きや炭火焼きステーキの名店です。コース料理が主で、安くてもひとり3万円程度。ステーキやすき焼き、海鮮などを目の前で焼いてくれるんです」(グルメライター)
土地柄、外国人の客も多く、英語や韓国語が飛び交う日もあるそう。G-DRAGONもファンミーティングを終えて、気心知れた友人たちと、羽を伸ばしていたのだ。
目の前で肉を焼いてもらったり、高価なワインに舌つづみを打ったりと3時間ほど贅沢な食事を楽しんだご一行。そんな面々の中に、なぜか交ざっていたのが小松だった。なぜ、ハタチになったばかりの日本の若手女優が、この食事会にお呼ばれしたのだろうか。
「もともと菜奈ちゃんは、BIGBANG、なかでもG-DRAGONの大ファン。過去のブログでライブに行ったという投稿があり“いつかジヨン(G-DRAGONのこと)に会えるようにお仕事頑張ろう~!!(笑)”と思いの丈をつづっていたこともありました」(芸能レポーター)
そんな彼女の願いが叶ったのは、昨年の5月だった。
「韓国で行われたシャネルのコレクションで顔を合わせ、菜奈ちゃんからG-DRAGONに声をかけ写真を撮ったそうです。今年3月にはファッション誌『NYLON JAPAN』の表紙を2ショットで飾り、その親密な写真から“お似合い”という声が飛び出したほどでした」(ファッション誌エディター)
そのインタビューでは、《私は今日ずっと、夢のようでした》と語っていた小松。今ではSNSでも交友を持つ関係になっている。今回の食事会も、G-DRAGONにとって“業界内ファン”へのサービスともとれるが、小松も映画やドラマでヒロインをこなす女優に急成長の注目株。
現在、公開中の映画『ヒーローマニア-生活-』では、ヒロインを務め、東出昌大や窪田正孝と共演している。しかも、芸能レポーターからはこんな声が。
「G-DRAGONはスタイリッシュで仕事に一生懸命な女性が好みと話していたことがありました。菜奈ちゃんはモデル出身ですし最近は実に精力的に活動しています。なにより、顔立ちのエキゾチックさ。以前、熱愛が報道された水原希子さん同様、彼のタイプなんでしょうね」
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血税を含む政治資金で家族旅行をしていた疑惑などが報じられた東京都の舛添要一知事(67)は13日、都庁の定例会見で2時間近くにわたって釈明した。都知事として高額の海外出張費や公用車での別荘通いに批判が集まる中、国会議員時代の収支報告書の虚偽記載が疑われている。
「多くの都民がウソくさい言い訳だと思ったはず。正月に温泉旅行に出かけているときにかぎって、どうして重要な政治決断を迫られるのか。それほど大事な局面ならば、家族に事情を話して温泉を延期すればいいじゃないですか。ゆったり、のんびりしている場合じゃないでしょう」
そう憤慨するのは、ジャーナリストの大谷昭宏氏。
説明によると、2013年と'14年の正月の家族旅行中、宿泊先の部屋に事務所関係者らを呼びつけ、参院選や都知事選出馬などについて秘密会議を開いたため、政治資金から「会議費」として支出したという。2年連続で家族4人の旅行代金を政治資金から出したことを認めながら、あくまで“シロ”を主張した。
「ただ、会議に使用したとはいえ、家族と宿泊していた部屋を利用したことから、ご懸念を招き反省している。今後は別に会議用の部屋を借りるようにしたい」
舛添氏は、そう部分的に謝罪。収支報告書を訂正し、該当費用約37万円をなるべく早く返金する考えを明かした。
子どもとの約束を守って家族旅行をしつつ、政治家として開いた秘密会議は「1時間か2時間」程度という。
「(参院選や都知事選に出馬するかどうかで)マスコミのみなさんに追われていたんですよ。立候補するかはものすごい大きな決断になります。そういう決定は、会議を10時間やらなくても、3時間であってもきわめて重要です」(舛添氏)
会議に参加した顔ぶれについては、「政治的な機微にかかわり、相手のプライバシーもあるので明かせない」と説明を拒んだ。人数も明かせないという。
舛添氏の政治団体『グローバルネットワーク研究会』(都知事に就任した2年前に解散)の政治資金収支報告書によると、千葉・木更津市の『龍宮城スパホテル三日月』で'13年1月3日に23万7755円を会議費として支出している。
翌'14年の1月2日には13万3345円をやはり会議費として支出しており、これを突き止めた週刊文春が報じて大騒ぎになった。
同ホテルには1人あたり540円で会議プランがある。
'13年に支出した約24万円から逆算すると、440人規模の会議が開かれていることになる。同誌はホテル関係者に取材し、「2回とも会議は開かれていません」とする証言を掲載している。
同ホテルのフロントで事実関係を確認した。
「マスコミからたくさん問い合わせをいただいていますが、お客さまのことは何も話せません」(従業員)
報道後、舛添知事サイドから連絡や圧力があったかと尋ねても、「何もお答えできません」(同)の一点張りだった。
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ゲスの極み乙女。の川谷絵音との不倫騒動で休業していたベッキーが、レギュラー出演していた『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で復帰を果たした。
放送前には「復帰は早い!」という意見が多かったものの、中居正広の名司会ぶりもあり、放送後のSNSではベッキー復帰を歓迎する声も増加。本格復帰も時間の問題か……と思いきや、今度はテレビ局関係者からの評価がガタ落ちだという。
「ベッキーが『金スマ』で復帰することは、報道が出るまでレギュラー出演する他番組のスタッフにも知らされていなかった。視聴者からのクレームが相次ぐ中でも、ベッキーがいつでも復帰できるように席を空けていた番組も多かっただけに、“連絡なしで『金スマ』で独占復帰とはどういうことだ!”と反感を買っています」(バラエティー番組スタッフ)
特に激怒しているのが、テレビ東京関係者。
「スポーツ紙の報道で『金スマ』を復帰の場所として選んだのは“初めてレギュラーに引き上げた番組だから”と報じられていましたが、ベッキーを初めてレギュラーで起用したのは『おはスタ』。おはガール卒業後も曜日レギュラーに昇格させて起用していたので、“ベッキーを育てたのはテレ東”という自負がある。
それなのに、まるで『おはスタ』出演の過去は黒歴史のような報道が出た。『おはスタ』のスタッフを含め、テレビ東京内でベッキーに激怒している社員は多いですよ」(テレビ東京局員)
そこで『金スマ』担当者に問い合わせをしたところ、
「『おはスタ』はベッキーさんが子どもの頃に出演されていた番組なので、大人になってのレギュラー番組は『金スマ』が初という意味だと思います」
とのことだった。しかし、『おはスタ』関係者が怒っていることは他にも。
「今春、19年間『おはスタ』の司会を務めた山寺宏一さんが卒業。卒業の日には平井理央さんを始め、歴代のおはガールや出演者が集まりました。ベッキーは謹慎中だったので出演できないのは仕方ないですが、番組スタッフ宛てにメッセージすらなかったらしいです。“デビュー当時にお世話になった山寺さんに失礼ではないか?”と怒っているスタッフが多いですね」(前出のテレビ東京局員)
『金スマ』での復帰は事務所の反対を押し切り、ベッキーが単独で決めたことという報道もあった。しかし、今回の件でテレビ東京は所属するサンミュージックに対しても不審感を持ち始めているようだ。
「小島よしおが一発屋状態になった後に起用して、子どもたちを中心に再ブレイクしたのも『おはスタ』のおかげ。また太川陽介が再び注目を集めるキッカケになったのも『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』ですからね。
それなのに、今回ベッキーに恩を仇で返された状態になったため、“サンミュージックは信用できない”と言い始めているテレ東社員も。復帰を急ぎすぎるあまり、テレビ局関係者への配慮が足りなかったように感じます」(前出のテレビ東京局員)
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4月の番組改編で、報道番組の顔であるキャスターやアナウンサーが大幅に一新し、やっと一段落したところ。そこで、銀座「ルナピエーナ」オーナーママの日高利美さんに話を聞いた。
「私個人が好きなキャスターは櫻井よしこさん。穏やかで冷静に話しつつも、自分の主張をきちんと伝える。相手が話を聞かざるをえない態勢にする櫻井さんの口調や雰囲気は、まさに“大人の女性の知性”そのもの。時折見せるチャーミングな仕草含めて憧れますね。また現場復帰していただきたいです」
銀座のママとして評価するのは、水卜麻美アナウンサー。
「銀座のママとして挙げるなら、好感度No.1女子アナである日テレの水卜麻美さん。彼女の人気は夜の銀座の世界に通じるものがあります」
水卜アナには、夜の世界で成功する人と共通点が多いと語る。
「私たちの世界でNo.1になる子って、すごい美人や賢い人ではなくコミュニケーション能力があって愛嬌のある子です。そしてご飯を美味しそうに食べる子。笑顔で話し美味しそうにご飯を食べる女性は、どの世界でも人気があるんですよ。水卜アナなら、銀座でもNo.1になれると思います」
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自分より年上の俳優にも「バカヤロー!」「マヌケ!」と、容赦なく罵声を浴びせ、妥協することをいっさい認めず、“鬼の演出家”と恐れられた蜷川幸雄さんが5月12日、静かにこの世を去った。同15日、16日に営まれた通夜、告別式には大勢の俳優たちが参列し、別れを惜しんだ。
蜷川さんは'97年に心筋梗塞で心臓のバイパス手術を受けて以来、'01年には腹部大動脈瘤、'09年に脳梗塞、'13年には狭心症の手術を受けるなどずっと病気と闘い続けていた。
「'14年にも体調を崩し、車イスで酸素吸入器をつけて稽古場に来ていました。昨年12月にも体調を崩して入院、一時は回復してリハビリに励んでいましたが、亡くなる前日に容体が急変したようです」(スポーツ紙記者)
俳優としてドラマや映画に出演していた蜷川さんが演出家に転向したのは'69年のことだった。それ以降、亡くなるまで180本以上の舞台を演出したが、彼が“世界のNINAGAWA”として海外で知られるようになったきっかけは、自身が演出したシェークスピア劇やギリシャ悲劇を海外で上演したことだった。
「'87年に『NINAGAWAマクベス』がロンドンで上演されたのですが、地元のメデイアが絶賛。特に新聞は“今やマクベスは日本人となった”とまで書いていました」(スポーツ紙記者)
同時に厳しい演技指導をすることでも有名だった。俳優に罵声を浴びせるだけではない。もはや伝説となっているが、灰皿や靴が飛んでくるのは日常茶飯事だったという。
「誰にでも厳しかったというわけではないようです。見込みのある人には役者として成長してもらおうという親心が強くなり、特に厳しく接したと思います。でも、それはまさしく“愛のムチ”だったんでしょう」(演劇関係者)
実際に蜷川演出の洗礼を受けた俳優たちは「本当に厳しかった」と口をそろえるが、かといって、蜷川さんと2度と一緒に仕事をしたくないという俳優は皆無だ。
「どんなに罵声を浴びせられても、どんなに厳しくされても蜷川さんを拒否する人はいません。それどころか一緒に仕事がしたいと、蜷川さんから声がかかるのを待ち望む人は多かったです」(演劇関係者)
'14年に舞台『太陽2068』で初主演した綾野剛は、そのとき蜷川さんにこう声をかけられたという。
《必ず近い将来にとてつもない壁にぶち当たるだろう。そして、君がとことんまで落ちたときこそ、僕の出番だと思っているよ》
「そんなことを言われたら、どんなことがあってもこの人についていくと思うでしょうね」(演劇関係者)
15歳のときに蜷川さんに見いだされ舞台『身毒丸』の主役に抜擢された藤原竜也をはじめ、渡辺謙、大竹しのぶ、宮沢りえなど、蜷川さんの薫陶を受け、実力派俳優として開花した人も多い。
「16歳のときに舞台『盲導犬』に出演した木村拓哉も、その後、俳優として確固たる地位を築きました」(映画プロデューサー)