メリー喜多川氏
「6月9日、山下達郎さんのコンサートにお嬢さんとお孫さんと連れだって来ていました。足取りもしっかりしていて、とても元気そうでしたよ」(コンサートに来ていた女性客)
一連のSMAP騒動で注目を浴びるようになった、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長は、昨年末に卒寿(90歳)を迎えた。
「つい最近、マスコミの間でジャニー喜多川社長の“死亡説”が流れましたが、本人がJr.の舞台で姿を現し、“死にませんよ。絶対に”とネタにしていました。メリー氏も一時は芸能界やマスコミで病気説や入院説が出たりして、副社長を引退するという話までささやかれました」(スポーツ紙記者)
しかし、そんな心配はまったく必要ないようだ。
「先日、女性誌に“香取が中居に事務所残留を決意させた”という記事が掲載されましたが、事実無根だと激怒していたとか。最近でも自ら仕事の指示を出しているようです」(芸能プロ関係者)
“引退説”を一蹴し、健在ぶりがうかがえる話だが、彼女の“元気”を支えているのが肉料理だという。
「昔からステーキをよく食べていましたね。少し前にレストランで居合わせたことがあるのですが、けっこう大きめのステーキを、連れの人たちと談笑しながら時間をかけてゆっくりと食べていました。お酒もワインをかなり飲んでいましたよ」(前出・芸能プロ関係者)
メリー氏が元気なのは喜ばしいことだが、それとは裏腹に本体のジャニーズ事務所では混乱が続いているという。
その一端を示しているのが香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の独立が発表された6月18日の2日前に、大手転職サイトに上がったマネージャー求人情報だ。
「件の女性マネージャー、Iさんが退社したあと、彼女を追いかけるように辞めた人もいましたし、今年に入ってからはベテランの社員や敏腕マネージャーなど、辞める人が後を絶ちません。ただでさえタレントが多いのでマネージャー不足は否めません」(前出・スポーツ紙記者)
とはいえ、芸能事務所が転職サイトでマネージャーを募集するのは異例のこと。
「これまでジャニーズ事務所が転職サイトで求人募集したという話は聞いたことがありません。それが情報公開に踏み切ったということは、よほど切羽詰まった状況なのでしょう。混乱というより危機的状況だと言えますね」(前出・芸能プロ関係者)
3人の退社という形で“SMAP騒動”も一応の決着を見ることになったが、さまざまな影響がこれからも出てきそうで収まりそうにない。