
慶應幼稚舎の正門
慶應義塾幼稚舎──。東京都渋谷区・天現寺交差点のすぐ脇に位置する日本最古の名門私立小学校のことだ(幼稚園ではない)。慶應義塾大学まで無試験で進級できるエスカレーター式を採用しており、小学校受験では最難関校だと言われている。
“合格”に欠かせない幼稚舎同窓会への出席
平成29年6月4日。
東京・広尾の天現寺の交差点は、日曜日だというのに人通りが多い。外苑西通り沿いの路上パーキングや周囲の駐車場には高級車がズラリと止まり、どこも満車状態だ。
いったい何が起こっているのか。
この日は、慶應幼稚舎の“同窓会”とも呼ばれる、幼稚舎の卒業生のみが参加を許される一大イベント。誰でも出入りができる連合三田会大会(すべての慶應義塾の卒業生とその家族を対象とした大規模な同窓会)とは様子がまったく異なる。
校庭には、幼稚舎ゆかりの飲食店が模擬店を出し、“遊園地”と呼ばれる遊具が集まるエリアでは在校生や卒業生の子どもたちが遊んでいる。
グラウンドの中心部では恩師の先生と輪になり、リトミックをするご高齢の卒業生の姿も。そして、“慶應ダービー”と称されるクイズ大会や、卒業生や関係者が提供する豪華な商品の大抽選会が行われる。
このイベントは、11月に実施される幼稚舎のお受験を迎える子どもたちにとって特別なものだ。恩師や舎長(校長先生)に幼稚舎出身の両親、あるいは祖父母たちと一緒に挨拶をすることができる、お受験の前哨戦と位置付けられている。
毎年、11月の第1週に行われる幼稚舎の入学試験では、そこから約2週間で合否がわかる。早くから幼稚舎受験を意識する親のなかには妊娠後すぐに有名お受験塾の席確保のために動き出す人もいるという。
それもそのはず、これで合格さえすれば、ほとんどの場合、大学までエスカレーター式で進学できるのだ。
命がけで挑む、幼稚舎という“魔物”。親たちは何にとりつかれ、そこを目指してしまうのだろうか。
6歳にして手に入れる、慶應大卒という肩書のため?
中学・高校・大学受験を6歳までに終わらせてしまおうという考えから?
そもそも自分が幼稚舎出身で幸せだったから?
いや、自分が中等部や塾高(慶應義塾高校)からの慶應生で、幼稚舎上がりの同級生へのコンプレックスがあるから?
あるいは通学圏内の子どもを持つ親であれば、一度は考えてみるものだろうか。
今回は、そんな狭き門を親たちがどのように勝ち抜くのかをサラっと見てみたい。
10.4倍の狭き門
幼稚舎では男子96人・女子48人・合計144人の募集枠に対して、毎年1500人ほどの出願があるという。
7月初旬に行われる入学説明会は2週間にわたり土曜の午前・午後の枠があり、この4枠は常に満席だ。特に初日の午前の部は第1回となるため、朝から長蛇の列をつくる。
学校を一般公開する行事はこれ以外に一切ないので、校舎などを見学することができるのはこの説明会のみに限られる。
説明会参加者は、本年度受験の幼稚園年長に当たる子ども以外にも、まだ生まれたばかりの幼児から年中の子どもの保護者もいる。特に入場制限は設けられていない。
この説明会で出願書類の配布日時が発表され、10月1日の当日消印有効の締め切りまでに、説明会で聞いた話をもとに願書の内容を練ることになる。
幼稚舎の場合、横浜初等部(2013年開校、幼稚舎とは教育方針や進学先が異なる)と違って願書を出せば全員が受験できる。
ただし、個人情報保護の観点からか、保護者の年齢・職業・出身校などは記入できない。そのため、備考欄に無理やり、出身大学や会社名・役職を書く人もいるそうだ。
この願書の自由記述部分では、福沢諭吉の『福翁自伝』をいかに理解しているかも問われている。幼稚舎の使命は“慶應義塾子弟のための学校”という要素が色濃く現れているのだ。
親子何代かにわたって幼稚舎出身ともなれば「3代目の塾魂が息子には間違いなく流れていることを確信しております」などと書く親もいるという。
保護者面接がないので、願書でしか保護者の「思い」を告げることができないのだ。
次に待ち受ける考査では、持参する体操服に着替えて挑む。このとき、幼稚舎登竜門と呼ばれる御三家幼稚園(すべて港区にあり、若葉・愛育・枝光会がそれに当たる)や、体操教室の規定体操服を着ていると合格率が上がるという噂(うわさ)も。
「これまでどれだけの時間、労力、お金を費やしたのだろうか」
しかし、そんなことに思いをはせる時間もなく子どもたちは考査からあっけなく戻ってくる。
試験時間はたったの1時間半程度。筆記試験(ペーパー)や面接がないぶん、ほかの受験校とくらべて試験が終わったという達成感があまりないのだ。
いったい何で見分けているのか
ここまでの選考過程で、学校側に親のステータスをアピールできるのは願書と体操服くらいだろう。一見、フェアにみえる選考過程だが、蓋をあけてみると入学する生徒の半分以上は、両親のどちらかが幼稚舎出身なのだという。
それはなぜか。
一説によると、願書の選別段階で「塾長箱」「幼稚舎箱」「塾員箱」「その他箱」が用意されており、箱担当の職員が願書の内容などについて関係者に事実確認を行ったりもするそうだ。
そして冒頭の同窓会、塾長・舎長や関係者に直接ご挨拶済みの子どもたちは、考査でつけるゼッケンの番号で区別され、監督官の持つ評価表に既にチェックが入っているという。そのため、考査当日の結果で「大きく」左右されることがないと言われている。
また、合格者のうち、普通部や中等部(いずれも慶應義塾の中学校)、塾高、志木高、湘南藤沢中等部・高等部、大学を卒業し、慶應義塾に貢献している卒業生や、政財界・スポーツ界からの強力なコネクションをもつ関係者がさらに残りの半分を占めているそうだ。
つまり、“フリー枠”と呼ばれる、慶應OBでもなく、何の「コネ」もない生徒は男子が20人、女子が8人ほどしかその席が用意されていないというのが幼稚舎受験の実態だと考えられる──。
次回は入学試験で行われる考査内容について詳しく見ていきたい。
<著者プロフィール>いとうゆりこ◎お受験コンシェルジュ&戦略プランナー。港区で生まれ育ち半世紀を過ごしている。自身の経験から美容や健康・芸能・東京に関するマネー情報まで幅広い記事を各媒体で執筆中。
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大阪の繁華街
6月9日発売の写真誌『フライデー』が報じた、小出恵介の17歳女子高生との飲酒&淫行記事に芸能界が揺れている。
「記事によれば今年5月9日に、ドラマ撮影で滞在していた大阪にあるバーで知り合った17歳の女子高生と一緒に飲酒。滞在先のホテルで性行為に及んだことを女性が自ら告白しています。しかも、彼女が17歳であることを明かしているにもかかわらず、飲酒と淫行に及んだそうです」(スポーツ紙記者)
記事には小出に女子高生が抱きついているシーンや一緒にカラオケをデュエットしている写真も載っている。
「一緒にいた男性のひとりが小出のタニマチ的存在で、今回も、女の子たちを呼んでいたそうです。ミナミにある宗右衛門町のバーで飲んだあと、戎橋近くにあるバーへ。
その後、橋の上で堂々とキスまでしたそうです。性行為までされた女性ですが、今のところ刑事告発の意思はないみたいですね」(在阪スポーツ紙記者)
記事に対して所属事務所は《本件に関しましては、弊社の監督不行き届きによるもの》と全面的に認め、小出からも《全てのご批判や処罰を真摯に受け止め、私自身の取るべき責任を果たしていきたいと思います》と、女性への謝罪と反省の弁がつづられていた。
とはいえ、17歳と知りながら性的行為に及んだ場合、罪に問われることはないのだろうか。
わいせつ問題に詳しい『弁護士法人・響』の徳原聖雨弁護士に聞いてみると、
「18歳未満の女性と性的関係を持ったということで、大阪府の青少年健全育成条例に引っかかる可能性があります。仮に成立した場合は2年以下の懲役、または100万円以下の罰金になります。
大阪の場合は女性に対して単に性行為をしたというだけでなく、欺いたり、“断れない”など困惑させたりする状況が必要なので、今回はそのような状況があったのかどうかというのがポイントになると思います。
淫行条例は親告罪ではないので、被害届が出ていなくても捜査はできます。ただ、性犯罪の場合は被害者の意向が重視される傾向にありますね」
つまり、女性側が被害届を提出していなくても逮捕される可能性はあるというのだ。
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どうする? “みなさまの受信料”
『フライデー』が報じた小出恵介の未成年飲酒・淫行疑惑。所属事務所は、8日に無期限活動停止を発表している。このスキャンダルにドラマ、映画、CMは自粛・放送中止で芸能界はパニック状態に。
「とにかく、テレビ局などはバタバタですよ。6月10日から放送予定だった主演の連続ドラマ『神様からひと言〜なにわお客様相談室物語〜』(NHK)は、6話全編が放送中止。
ドラマの再放送で対応しました。また、出演中だったコーヒー飲料『マウントレーニア』のCMも即日、放送中止になりました。
そのほか、来春公開予定の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』では、主人公を見守る大事な役で出演していますが、すでに撮影は終了してしまっているんです」(テレビ局関係者)
7月からスタートのドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)は、クランクイン前で大きな被害は免れそうだが……。
「『神様から〜』は全編放送中止となってしまいましたが、NHKということが問題をややこしくさせている。つまり、“みなさまの受信料”で制作したものがお蔵入りしたとあっては、制作費を取り戻さないと視聴者から理解を得られない。
NHKがいちばん恐れるのは、受信料不払いが広がることですからね。大手芸能プロダクションの顔色をうかがい、民放のようになあなあですますことはない。おそらく1億円近くはかかっていると思いますよ」(広告代理店関係者)
だが、それ以上に莫大な損害賠償が請求されそうな番組があるという。
「動画配信サービスの『ネットフリックス』が制作するドラマ『Jimmy〜アホみたいなホンマの話』が、7月7日から190か国で配信予定だったんです。ジミー大西の半生を描いたもので、小出は明石家さんまさん役で出演していました。
すでに9話すべて撮り終えており、制作費と宣伝費合わせて3億円ほどかかっている。しかも、この配信会社は外資系だけに契約条項が厳格で、期日までに納品できなかったり、何らかの理由で配信できなかった場合は、ペナルティーが課せられる契約も多いんです。
まず、制作会社にペナルティーが請求され、それと制作費を合わせた額が制作会社から小出サイドに請求される可能性は高いですね」(前出・広告代理店関係者)
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野際陽子
耳を疑う一報が飛び込んできた。野際陽子が緊急入院したという。野際といえば現在、昼ドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)に出演中だが、
「このドラマの出演者は、86歳の八千草薫を筆頭に石坂浩二、加賀まりこ、浅丘ルリ子などほとんどがご高齢。長年テレビや映画に貢献してきた者だけが入れる介護施設が舞台なんですが、撮影現場は“リアル老人ホーム”と言われていますよ。野際さんも若く見えるとはいえ81歳ですし、がんの治療中でしたからね」(制作会社関係者)
野際といえば、'68年から放送がスタートした『キイハンター』(TBS系)でブレイク。キレのいいアクションとお色気で人気者となった。
「このとき共演した千葉真一さんと'73年に結婚し、'75年に長女を出産。それが女優の真瀬樹里さんです」(スポーツ紙記者)
千葉とは'94年に離婚。子育てが終わったこともあり、そこから精力的にドラマや映画に出演するように。バラエティー番組でも知的キャラとして活躍した。
昼ドラ『花嫁のれん』(フジテレビ系)に出演していた'14年に肺がんが発覚。撮影中に脂汗を流すほどつらかったようだが仕事は休まなかった。
「早期発見だったので治療は成功。でも、翌年に再発して腫瘍の摘出手術を行いました。健康な人に比べると、肺の大きさはかなり小さくなってしまい、しゃべるときにも苦しそうで、退院時には酸素吸入器を使わなければならないほどでした」(前出・スポーツ紙記者)
周りの人間は引退も覚悟していたが、抗がん剤治療に移ると次第に回復していく。
「抗がん剤が身体に合ったようで、はっきりと効果が現れました。薬物療法は体力を消耗させますが、前向きな気持ちになったことがよかったんですね。吸入器も必要なくなり、仕事に復帰できました。通院は続けなければなりませんでしたが、仕事への意欲は衰えていませんでしたね」(前出・制作会社関係者)
完全復活すると、今年は『やすらぎの郷』のほかに『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)などのドラマに出演。映画でも『いつまた、君と~何日君再来~』の公開が6月24日に控えている。
こうして病気からの復帰後も明るい表情を見せていたが、最近になって急に体調を崩してしまったのだという。
「5月下旬ごろに入院されたようです。それまでは元気に撮影に臨んでいましたので、本当に急変だったのだと思います。なんでも痛み止めのモルヒネまで打っているという話ですから、心配ですね」(前出・テレビ局関係者)
都内にある自宅の近所で話を聞いてみると、
「いつも元気に撮影に出かける姿をお見かけしましたが、そういえば最近は見かけませんね。ご病気する前は愛犬と一緒に散歩しておられたんですけどね」(近所の住人)
と、心配そうに話していた。
日ごろからたびたび帰っているという、神奈川県内にある彼女のセカンドハウスも訪ねてみた。
「1か月くらい前にタクシーを呼んで出かけるところを見たのが最後ですね。特に具合が悪いようには見えなかったんですが……」(近所の住民)
はたして、どんな病状なのか。隣でブティックを営む、野際の実弟に話を聞くことができた。すると、彼女が入院中であることは認めたが、現在の容体について聞くと、
「それ以上は何も答えられません……」
と、頑なに口を閉ざしてしまったのだった。
『やすらぎの郷』は9月まで放映されることになっており、7月初旬にクランクアップを迎える。撮影はまだまだ続くので、レギュラー出演者の野際が入院するというのは制作側としても緊急事態だ。
「野際さんが演じている井深涼子は、主人公・栄の妻だった律子の親友という役柄。施設内で起きた事件をもとに小説を書いているという設定で、ストーリーの根幹に関わる大事な役です。もちろん、出番はまだ終わっていません」(テレビ誌ライター)
テレビ朝日は大慌てになりそうだが、意外に冷静に対処しているとも聞く。
「脚本の倉本聰さんも82歳ですから、役者さんがご高齢だということは十分に考えています。いつ誰が倒れてもドラマがうまく進むように、脚本は柔軟に変更できる構成になっているそうですよ」(前出・制作会社関係者)
万全の準備ができているのは頼もしいが、倉本の手を煩わせるまでもない。大女優はきっと戻ってきて元気な演技を見せてくれるはずだ。
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小出恵介と紗栄子・水川あさみ
「彼は慶應義塾高校からの内部進学で、大学時代は男友達が多かったけど、女性と話すのは苦手なイメージでしたね。当時から芸能活動をしていましたが、授業への出席率はかなりよかったですよ。教授が“みんな小出くんを見習いなさい”って話していたくらい、まじめだったんです」
慶應ボーイとして、さわやかなイメージの小出恵介。今回の淫行騒動が起きる前からも、たびたび女性関係で世間をにぎわせてきた。
『週刊女性』も'08年5月27日号で、派手なギャルとのべったり合コンの一部始終を報じた。
「'11年ごろから女優の水川あさみと交際していることが報じられましたが、その際も20代のセックスフレンドから同時期に関係を持っていたことを週刊文春で告白されています。
しかも、目黒のラブホテルが常連だと自慢げに話していたことも暴露されていましたね。最近も六本木のクラブで酔って女の子をお持ち帰りする姿がたびたび目撃されたりと、酒と女好きは有名でしたよ」(芸能レポーター)
まじめな学生時代から一転して、夜は派手な生活になった小出。いったい、彼に何があったというのか……。
「紗栄子さんにフラレたことが、そうとうショックだったのは間違いないですよ」
と話すのは、小出に近しい友人だ。
「紗栄子さんは,'07年8月にダルビッシュ有さんとの交際と妊娠が報じられました。でも、その年の5月、恵介はニューヨークに1か月間の語学留学をしているんですが、彼女は事務所に内緒で会いにきているんですよ。
それなのに、帰国した直後の7月に突然、ダルビッシュさんと結婚することと、妊娠していることを明かされたそうです。その数日後に会ったとき、彼は“オレ、別れてたみたいだよ……”って寂しそうに話していたのが忘れられませんね。
紗栄子さんはベタ惚れだったし、恵介は何考えてるかわからないところがあるけど、彼女と一緒にいて居心地がよかったのは間違いなかった。彼がお酒や女の子にだらしなくなったのは、そのころからだと思いますよ」(同・小出の友人)
ダルビッシュと別れたあとも一流の男たちをモノにしてきた紗栄子。確かに小出が未練に思うのも無理のないことかもしれない。だからといって、こんな騒動を起こした言い訳にならないことは本人もわかっているだろう。
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全16項目から複数回答
「あのご夫婦、仲いいですよね」なんて評判が立っていても、男女間にはそれなりのしこりや軋轢(あつれき)があるもの。貞淑な妻を演じていても(事実そうだとしても)、夫には口が裂けても言えない秘密が…なんて話、どこかで耳にしたこともあるでしょ?では果たして、世の女性たちはどれほど重大な秘密を隠しているのか!?
「顔が好みだった」は5位どまり。果たして1位は…?
忘れられない相手……誰にでもひとりはいるのでは? そんな相手と添い遂げられればいいけど、そうもいかないのが世の常。女性から見て、“最高の相手”にはどんな共通項があるのでしょうか? 20〜30代の女性200人を対象に、アンケート調査を試みました(アイリサーチ調べ)。
【一番好きだった男性の、忘れられないことランキング】
(16項目から複数回答)
1位 話が合ったこと 57.0%
2位 自分のことを好きでいてくれたこと 54.0%
3位 趣味や好みが合ったこと 51.0%
4位 性格が良かったこと 49.5%
5位 顔が好みだったこと 36.5%
6位 いろいろな場所に連れて行ってくれたこと 35.0%
7位 カラダの相性が良かったこと 34.0%
8位 体型や身長が好みだったこと 27.5%
9位 自分のリクエストやわがままに付き合ってくれたこと 27.0%
10位 積極的にお金を出してくれたこと 25.5%
1位は「話が合ったこと」。「顔が好みだったこと」が5位と低いことから、印象に残る相手に共通していることは、見た目よりフィーリングといえそうです。「趣味や好みが合ったこと」が3位につけていることからも、それは明らかといえるでしょう。
また、「自分を好きでいてくれたこと」が2位にきていることから、最も好きだった相手とお付き合いにこぎつけているケースは多いといえるかもしれませんね。
ちなみに、3人に1人が「カラダの相性が良かったこと」をあげている点も見逃せません。いろんな要素が重なり合ってこその「一番好き」といえる相手なのでしょう。
思い出はいつの日も美しいもの…なんだか実際より美化されている気がしないでもないのが、不思議なところ
聞いているほうも恥ずかしくなる、ノロケエピソード連発!
さて、気になるのが当時のエピソード。具体的に相手のどんな行動や雰囲気に惹かれたのでしょう。それぞれに聞いてみました!
【1位 話が合ったこと】
「こう言ったら、こうツッコんでほしいとか、こう答えてほしいと思った言葉をそのまま返してくれて、漫才まではいかないけど話していてすごく楽しかった」(38歳・神奈川県)
「時間がたつのがあっという間なくらい、話をするのが楽しかった」(30歳・北海道)
「話すスピード、話と話の間が合うと一緒にいるのも楽だし苦痛にならない」(23歳・静岡県)
【2位 自分のことを好きでいてくれたこと】
「会うたび落ち込んで泣きじゃくっていても邪険にせず好きでいてくれた」(32歳・群馬県)
「自分が積極的ではないので、相手が積極的に気持ちを伝えてくれたほうが楽。 自分の事を絶対的に好きでいてくれる存在がいると、自分の自信になる」(38歳・青森県)
「雨の日に外を歩いていたら靴が濡れてしまった。その靴を自分が汚れるのも構わず拭いてくれた」(29歳・東京都)
【3位 趣味や好みが合ったこと】
「一緒にごはんに行くためお店を探すとき、食べたいものが同じようなものだった」(28歳・岡山県)
「ゲームが好きでゲーセンで出会って、同じゲームで話が盛り上がったこと」(34歳・大阪府)
【4位 性格が良かったこと】
「まずいと聞いたラーメン屋の話をしたら、そのラーメン屋はその一言に人生かかってるから、自分で食べたのでなければ他の人に噂で広めないほうがいいと言ったこと」(29歳・青森県)
「年上の方だったのですが、心が広く寛容な方でした。 性格も明るく優しく、会いに行った帰りには必ずハグ&キスをしてくれました。 また、まだLINEのない時だったのでメールのやりとりでしたが、 毎日おやすみのメールをしてくれました。とても大人な振る舞いと明るい性格に惹かれていました」(37歳・東京都)
「私がいったん告白を断った後に、コンビニでコーヒーを買ってきてくれて、優しく話してくれたこと」(28歳・佐賀県)
【5位 顔が好みだったこと】
「学生のときはとにかく美しい人を求めていてデートできたときはとっても嬉しくて美意識が高まった」(28歳・東京都)
「高1の春にクラスが一緒で、辞書をなくしてしまったときに彼がわざわざ届けてくれて、そのときはじめてちゃんと顔を見てドキっとした。好きじゃなくなったら、顔の好みは変わってしまったけど」(25歳・新潟県)
「高校生の時、3回コクって3回フラれた」(31歳・北海道)
【6位 いろいろな場所に連れて行ってくれたこと】
「行き先を決められない男性が多いので、行きたい場所が決まってて。なおかつ、連れて行ってくれる男性はレアでした、個人的に」(27歳・愛知県)
「夜、仕事が終わってから弾丸で旅行へ行った。夜のドライブがとてもロマンチックで、デート中は常に特別扱いしてくれました」(26歳・京都府)
「いつもデートのプランを考えてくれて、それまで付き合ってきた男性が連れていってはくれないようなところにたくさん連れていってくれて、多くの幸せな思い出をプレゼントしてくれた」(36歳・東京都)
【7位 カラダの相性が良かったこと】
「割り切った関係だったが、それが忘れられない」(33歳・岡山県)
「それがあったから別れたくなかった」(39歳・東京都)
「人生で初めてオーガニズムを感じたから」(26歳・富山県)
【8位 体型や身長が好みだったこと】
「彼がよく扉などに頭をぶつけていたのが当時面白かったから」(26歳・沖縄県)
【9位 自分のリクエストやわがままに付き合ってくれたこと】
「流星群を見るために、夜中にへんぴなところまで車を出してくれたこと」(31歳・東京都)
「欲しいものを買ってくれる」(38歳・愛媛県)
「なんでも言うことを聞いてくれたこと」(34歳・兵庫県)
【10位 積極的にお金を出してくれたこと】
「割り勘にしてお金を出そうと財布を出したら止められた。そのあと財布を出しただけなのにその気持ちが嬉しいと褒められた」(28歳・神奈川県)
「デート代を出してくれるのは印象がいい」(28歳・大阪府)
「旅行の代金もほぼ出してくれた」(27歳・埼玉県)
いやはや、ほとんどノロケに近いエピソードばかりで、鼻血が出そうですね……。最良の相手とのことは、いい思い出として心に刻まれるケースが多いようです。
ただ、思い出もさることながら大切なのは今の恋愛。最良の相手と続いているならいいですが、そうではないのなら今の相手(いれば)のいいところを全力で見てあげたいですね。……なんて理想通りには、なかなかいかないんですが(笑)。
<文 / 雛菊あんじ>
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手越祐也
「これ本当、流れぶった切ってまで話したら事務所に怒られるんだけど、みんなにはちゃんとわかってほしいから話すね」
4月1日から行われた、NEWSのコンサートツアー『NEVERLAND』。6月11日の東京ドーム公演をもって、大盛況のままに幕を閉じたかのように見えた。しかし、5月27日に行われた和歌山公演で、メンバーの手越祐也はこのように切り出していたのだった。
「5月の中旬くらいから、手越さん本人のLINEアカウントと思われるものが流出し、プライベート写真などが出回りだしたんです。その中でグラドルとの交友関係や、関係者チケットなどの存在について、手越さんが発言していました。投稿にはヘリコプターに乗っている自撮り写真などもあり、本人のもので間違いないと言われていました」(NEWSのファン)
手越をめぐる災難は、これだけではすまなかった。
「7億円金塊強奪事件で逮捕された中の1人が、手越との記念写真をFacebookに投稿していたことから、交友関係があったのではと波紋を呼びました。“お店でたまたま一緒になり、撮影に応じただけ”と、事務所はコメントしましたが……」(芸能レポーター)
その後も、続々と週刊誌に手越と関係を持ったという女性たちからの暴露が続く……。これらを受けて、彼は冒頭のように釈明を行ったのだ。
手越はこれまでにも、きゃりーぱみゅぱみゅやAKB48の柏木由紀、元SKE48の鬼頭桃菜などのツーショット写真が流出しているが、ここまで立て続けに醜聞が出てきたのは初めて。
「今までは事務所にタブーとされている週刊誌の直撃にも答えてしまうほど強靭なメンタルの手越さんでしたが、さすがの彼も、今回ばかりは落ち込んでいるようです」(前出・芸能レポーター)
意気消沈な彼の気持ちは、こんなところにも表れていた。
「手越さんは大のサッカー好き。自らもフットサルチームを組み、代々木や台場などで仲間たちと頻繁に試合をしています。以前、そのフットサル愛について“月末には翌月のフットサルの予定をマネージャーに送り、仕事はそれ以外に入れてもらう”と語ったほど。
そんな彼が、珍しくフットサルの予定をドタキャンしたんだとか。今まではこんなこと、ほとんどなかったのですが……」(フットサルチームメンバーの知人)
フットサルのチームメンバーと一緒に、女性との飲み会を開催することも多くあるようで、
「今回の情報の流出元が身内にいるのでは、と疑心暗鬼にもなっているみたいですよ」(前出・フットサルチームメンバーの知人)
“謝罪”を行った和歌山公演の3日前には、大阪での目撃談もある手越。遠征先で羽目をはずしすぎないよう、ご用心─。
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未成年と飲酒し不適切な関係を持ったとして、俳優・小出恵介さんが無期限活動停止となったことに伴い、10日から放送予定だった小出さん主演のドラマが急遽放送中止に。こうした事態を受けフィフィは、問題が起こるとすぐに作品がお蔵入りになってしまう最近の風潮に危機感を抱いているという。
なぜすぐにお蔵入りになってしまうのか……。
連日報道される、芸能人による薬物や不倫などの不祥事。同じ芸能人として残念な気持ちになります。
だけど、それ以上に残念なのが、問題を起こした芸能人が活動を自粛するだけでなく、その人が出演する番組やドラマが放送中止に追い込まれたり、チケットを購入するかどうか、つまり観たいかどうかの選択肢が与えられている映画までもがお蔵入りになってしまう風潮です。
私の記憶では、かつて映画はそのまま上映されていたし、テレビ番組も“これは何月何日に収録されたものです”とテロップを流すなどの再編集はするものの、その程度の対応に留めていたと思うんですね。
実際、薬物で逮捕された大物映画俳優の作品は、いまもテレビで紹介されることがありますし、同じく薬物で逮捕された有名アーティストの作品も耳にすることがあります。
それがなぜ、今回のケースのように、すぐにお蔵入りになってしまう風潮、言いかえれば、他のキャストやスタッフの努力が水の泡になってしまうような事態、作品を観たいと思う人の権利が守られることのない風潮に変わってしまったのか。
その理由としては、ネットワーク社会において、たとえマイノリティーであったとしても、クレーマーの声が届きやすくなったことがあげられると思います。そして、イメージを重視するスポンサーはこれを恐れている。
また作品を放送すべきではないという方々の意見には、「制裁が必要」「罪を犯した人間にギャランティーを発生させてはいけない」、あるいは単純に「不快だから」といったものがあります。
制作側は、スポンサーやこうした世間の声を恐れ、事務所側はその申し訳なさから中止の判断をしているんじゃないかなと。
作品に罪はない
だけど私は“作品に罪はない”と思うんです。
不祥事を起こした人間は、もしそれが刑事事件に触れるのであれば、それなりの裁きを受けるわけですし、社会的制裁も十分に受けるわけです。中止によって発生する損害を被ることが、果たして反省のプロセスに必要な手段なのでしょうか。
連帯責任を負わせることで、事の重大性を把握させ、抑止力に繋げたいという意見もわからなくはないですが、作品に罪はないはず。私は芸能人のイメージダウンに繋がるスキャンダルが出るたび、すぐにお蔵入りにしてしまう最近の風潮に危機感すら覚えます。
芸能人が自らの社会的立場を自覚せず、軽率な行動をとったこと関しては一切擁護できませんが、その人間の才能によって作り出される作品に、私たちが罪を被せて抹殺してしまうのであれば、それはあまりに残念なこと。こう感じている人は私だけではないはずです。
<文/フィフィ 構成/岸沙織>
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イラスト:星野グミ子
'17年4月『ジャニーズJr.祭り』で開演が約2時間押しとなり、大混乱をきたしたデジタルチケット騒動(通称:デジチケ)。実は今回のこの騒動、多くのジャニヲタがヲタ卒(ジャニヲタを卒業すること)することにもなりかねない重要な事件だったのだ──。
ジャニーズ以外のアーティストはすでにデジチケを定番として取り入れているようだが、いよいよその波が、われらジャニヲタにもやってきた。ところが、ジャニーズ内でのデジチケの仕組みは、まだ定まっていない。
デジチケが導入されたきっかけは嵐だ。
嵐の人気はみなさんもご存知の通り。ファンクラブ会員は200万人を軽く超えているという。
ファンの数が多いほど、さまざまな人種が集まる。世の中の流れから分かるように、チケット転売に対する批判は多い。嵐ほどファンが多いグループともなれば、ファンの意見も一般化されやすく「高額転売なんておかしいでしょう」という人たちが多数派になるのだ。ジャニヲタの意見は希薄化されてしまうのだ。
そしてその結果、デジチケが導入される。
過去にも入場時に見せしめかのように無差別で身分確認が行われたり、チケット転売をしたジャニヲタや業者に「1年間会員停止」と書かれた赤い紙(通称:赤紙)が大量にまかれたこともあった。
しかし、2016年の転売防止声明によって、事務所もようやく重い腰を上げたのである。
現在のジャニーズのデジチケは以下の3パターンに分類される。
■パターン1) 「携帯QRコード付きデジチケ+顔認証」方式
申込みの段階で顔写真を提出。その後、QRコードが携帯に送られてきて入場。また、入場時には顔認証なども行われるという徹底ぶり。
これはコンサート入場の最高の身分確認と言える。
しかし、そんなことにもめげないジャニヲタは果敢に転売を試みる。転売サイト『チケットキャンプ(通称:チケキャン)』には、
「嵐のチケットお譲りいたします。30代後半女性ですが年齢よりも若く見られるので20代の方でも大丈夫だと思います。髪はロングです」
のような、顔認証に対応できるような出品が乱立した(ほぼすべての出品者が年齢より若く見えることをアピールしていたのが面白かった)。
ところが、ほどなくして『チケキャン』から「嵐」の出品が突如としてすべて消された。
「やばい、今回マジなやつだ……」とジャニヲタ界隈のSNSがザワついたことは記憶に新しいところである。
ジャニーズ以外では『ももいろクローバーZ』や『B’z』などが同様のパターンを取り入れており、顔認証も機械で行う。ところが、ジャニーズは完全デジタルには対応できず、目視で確認という安定のアナログさを発揮した。
■パターン2) 携帯QRコードデジチケ
最高峰である顔確認……目視での顔確認で満足のいく成果が得られなかったのか、顔認証はシレっとなくなっていた。
パターン2は入場時に携帯QRコードをかざして座席が分かるというものだ。
ところが、'17年4月に行われたジャニーズJr.祭りで事故が起きてしまった。これに加えて、液晶が暗いとスムーズに入場できなかったりと問題点は多かったように思う。
■パターン3) 紙チケットQRコード制度
紙チケットQRコード(通称:紙デジ)。紙チケットが郵送され、そこに書かれたQRコードをかざして入場。もはやデジタルチケットではなくなってしまっているが、ここまでして転売を防がなければいけないという事務所の本気度が見受けられる。
今のところ、これといった機械トラブルもなく(そりゃそうだ……)おそらくこの形態で今後は落ち着くことになるのだろう。
紙デジ導入で困るジャニヲタ
そして、コンサートでの席位置にこだわるジャニヲタ(通称:コンサガッツ)たちは、絶望の淵に立たされる。もう好きな席でタレントを見ることはできないのだ。
一度、最前列でコンサートを見てしまったらもう、戻ることはできない。ジャニヲタにとって、コンサートとは会いに行くものなのだ。
自分の1メートル先に好きなタレントが立ち止まり、歌って踊る。ターンするごとに汗がキラキラと飛び散る。マイクに入る前の生声が聞こえたりするこもある。
そして「この席にもう1回でいいから入りたい」とチケットを追加で購入していくのだ。そう、この臨場感にはかなりの中毒性がある。なかには「好きな席に入れないのならもうジャニヲタを辞めたい……」と嘆く人も少なくない。
一般の方には理解が難しいかもしれないが、「コンサガッツ」を含め、だいたいのジャニヲタが複数の公演を観覧している。「1度しか見ない」という人のほうが少ないとさえ思う。
わざわざ地方にまで行って“クソ席”で見たいだろうか。
もしかしたら立ち見かもしれないというリスクを抱えながら遠征したいだろうか。北海道など、ジャニヲタが行きづらい場所のチケット申し込み数が減ることは目に見えているように思う。現状、紙チケですらも札幌ドームは埋まりづらいことを考えると、事務所も何かしら対応に迫られるのかもしれない。
座席にこだわらないジャニヲタですら「事前に席が分からないのはモチベーションが上がらない」と言っている。公演前に届くチケット入り封筒をドキドキしながら開けるのもひとつの楽しみなのだ。
「アリーナだ! もしかしたらいい席かも!」と分かりコンサート当日までウキウキしながら過ごす。洋服を買ったりネイルへ行ったり……デジチケはその楽しみを奪ってしまうのだ。
ジャニーズのグループもその真価が問われる。
ファンサ(ファンサービス)が多いグループは衰退し、エンタテイメントとして魅せることができるグループのみが生き残るのだ。照明、転換、映像、衣装……すべての演出につけてジャニヲタの見る目は厳しい。
デジチケ導入のせいで、ジャニヲタのモチベーションが下がってしまうと、ほかの場所に楽しみを求めてしまうことも考えられる。座席にこだわるジャニヲタの熱量も下がり、より自分が輝ける場所へ流れていくだろう。
かくして、ジャニーズ離れ=ヲタ卒が増えると推測されるのだ。そして、デジチケで困るのはジャニヲタだけではない。事務所も相当なダメージがあるのではないかと思う。
というわけでジャニーズ事務所さん……、デジチケやめない?
<著者プロフィール>
菱ユーキ(ひし・ゆうき)◎ライター。ヲタク経験値レベル100。ジャニヲタ歴30年。アラサーヲタクの代弁使。かつてはメルマガで約1万人以上もの購読者を誇った。
<イラスト>
星野グミ子(ほしの・ぐみこ) ◎イラストレーター。バンドや俳優、アニメなど何かといろんなジャンルの沼にはまりがち。オフィシャルブログ『ハマったもん勝ち 沼ガール!』を運営中。
<今回のジャニヲタ用語集>
【ヲタ卒】ジャニヲタを卒業すること。
【コンサガッツ】席位置にこだわるジャニヲタのこと。
外部リンク
俳優の小出恵介が17歳の女子高生と飲酒及び不適切な関係を持ったことを認め、無期限活動停止を発表した。9日発売の写真誌『フライデー』が報じたことで明るみになった小出の“淫行”だが、以前から小出を知る関係者からは「やっぱり……いつかはこういうことが起きる気がしていたが」と困惑の声が上がっている。
『フライデー』によると、5月9日の夜、小出は大阪のバーで知人を介してA子さん(17)を呼び出し、未成年と知ったうえで飲酒。その後、A子さんを宿泊先のホテルに連れて行き、避妊をせずに何度も肉体関係を結んできたという。
この事実に対し、小出は「ひとえに、私の社会人として、また表に出る人間としての自覚の低さ、自分自身への甘さが招いたことであり、弁解の余地はございません」とのコメントを発表した。
「慶応ボーイの小出は、在学中から芸能活動をはじめましたが、さわやかなルックスと知的で明るいイメージですぐに人気俳優になりました。
でも酒癖の悪さは昔から有名で、本人も泥酔してケガをしたことなどを笑い話にしていますが、今回はまさに“弁解の余地”はありません」と話すのは小出をよく知る芸能関係者だ。
数年前、ある人気俳優らと舞台に出演していた小出は都内の若者たちが集まる繁華街で中打ち上げをしていた。日付が変わった深夜、共演者やスタッフたちは帰路につき始めたが、すでに泥酔気味の小出は、数人の男性スタッフを引き連れて、再び夜の街へ。
「千鳥足状態の小出は、両脇を抱えられながらも大声で何か叫びながら歩いていて、ラーメン屋を見つけると、『そこいくぞー』となだれ込むように店内に入っていきました。店内は若干込み合っていましたが、他のお客さんなどお構いなしで、角のテーブルに陣取り、外に聞こえるような声で、ラーメンを食べながらしゃべっていました」(前出・同関係者)
ラーメン店から出た小出は、道路に転げ落ちるように寝転ぶが、すぐにスタッフに起こされ、そのままタクシーで帰宅したのだが……。時刻は午前4時を回っていたという。
「その後に向かったのは、当時付き合っていた彼女の家だったそうです」(前出・同関係者)
小出の突然のスキャンダルで、10日からスタートする予定だったNHKの主演ドラマ『神様からひと言~なにわ お客様相談室物語~』(全6回)は放送中止に追い込まれ、7月クールの日本テレビ系ドラマ『愛してたって、秘密はある。』は降板。出演中の森永乳業の「マウントレーニア」のCMも契約解除となった。
「榮倉奈々、安田顕のダブル主演で来春公開予定の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』についても現在協議中です。 所属事務所「アミューズ」の株価も下落、テレビドラマや映画、CMの違約金など、損害額は数億円ですまないといわれています」(広告代理店関係者)
小出が酒と女で失ったものは計り知れない。
<取材・文/小窪誠子>