写真/ジャパンプレミアでの小栗旬ら出演者たち
「小栗旬さんや菅田将暉さんなどが出演する映画『銀魂2』は、今年の夏に公開予定なのですが、どうやらキャスティングに関して“ひと悶着”あったそうなんです」(映画製作会社関係者)
同作は、『週刊少年ジャンプ』で連載中の大人気コミックが原作。昨年7月には、初の実写映画が公開された。
「興行収入は38億円を超え、'17年中でも屈指のヒット作となりました。コミックの実写化は評価が芳しくないことが多いですが、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の構成を手がけたことでも知られる福田雄一監督が、得意のコメディー要素をふんだんに取り入れたことなどで、原作ファンからも絶賛されました」(映画ライター)
そんな話題作の続編に、ファンの期待も日に日に高まっているが、実は撮影前にこんな“予期せぬ出来事”が……。
異例なキャスティングにどよめく現場
「長州藩士・高杉晋作をモデルにした高杉晋助役の堂本剛さんが突然、“降板する”と申し出たそうなんです。根強いファンもいる高杉役を前作でも見事に演じきった堂本さんの出演辞退に、製作陣はかなり焦っていました」(前出・映画製作会社関係者)
確かに剛には体調に関して、ある懸念が……。
「昨年6月に左耳が聞こえにくい症状があらわれ『突発性難聴』と診断されました。日常生活に支障はないようですが、ステージに上がる際には左耳に綿を詰め、さらに耳栓をし、その上からヘッドホンで音を聴くなどの対策をとっているそうです」(ワイドショー関係者)
降板は耳の状態への不安だったのか。剛の出演辞退に伴い、代役として白羽の矢が立ったのは、驚くべきことにあの“元J”だった─。
「元KAT‐TUNの赤西仁さんが候補に上がったそうです。彼も出演を前向きに考えていて、話が進んでいたとか。しかし、“異例”なキャスティングに現場はどよめいていましたね」(テレビ局関係者)
'14年2月にジャニーズ事務所を退社し、その後はソロアーティストとして海外でも活動している赤西。映画出演は'13年の『47RONIN』以来であり、しかも元ジャニーズが代役を務めるなど、周囲がざわつかないわけがない。
「同じ事務所内のタレントを代役に立てるということは、よくあることだと言えるでしょうが、退社したタレントがキャスティングされるというのは業界上のルールとしてはありえません。しかもジャニーズのタレントとなると、そのハードルはさらに上がるでしょうからね」(前出・ワイドショー関係者)
降板について映画の製作委員会に問い合わせてみると、
「そういった事実はございません」
と否定。取材を重ねると、確かに“前代未聞”の代役騒動は幻に終わっていたようだ。というのも、
「赤西さんが候補に上がったあと、剛さんサイドから“やっぱり出演する”と再び申し出があったそうなんです。続編も3月末にクランクアップしたのですが、最後まで剛さんが高杉役をこなしました」(前出・映画製作会社関係者)
どうせなら2人とも出演すればよかったのに!
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写真/仲子容疑者の自宅ベランダには洗濯物が干されたまま
自宅寝室で妻の啓世さん(66)の首を絞めて殺害した仲子茂美容疑者(69)は、妻の遺体を軽自動車の助手席に運び、島根県に向かった。
殺害現場は山口県下松市の県営住宅。向かった先は、そこから直線距離で約60キロ離れた島根県益田市内だった。
「妻の首を締めて殺した」と夫
親族から出されていた行方不明者届に記してあった同型の軽自動車を、島根県警の捜査員が発見。助手席の倒されたシートに、亡くなった啓世さんが横たわっていた。
山口県警下松署は3月23日、仲子容疑者を殺人の疑いで逮捕した。
「首を絞めて殺したと話しており、容疑を認めています。なぜ島根県まで車で移動したかについては、被疑者の内心に関わることですから控えさせていただきたい」
と捜査関係者は口をつぐみ、
「裁判では、そこが(量刑の)争点になるでしょうね」
と何らかの理由が存在していることを認める。
あるいは思い出の地で自らも命を絶ち、無理心中を完結させようとしたのだろうか。
犯行時刻は3月21日未明。同じ棟に住む70代の女性が、大きな物音を聞いていた。
「深夜0時過ぎ、ドスンって何かを落とすような大きな音がしたんです。いま思えば、遺体を落とした音だったんやろうな。(遺体を運んだと思われる)エレベーターは、いまも怖くて乗れなくて……」
近所の80代女性が「背が小さくてガッチリした日本男児って感じやった」と証言する仲子容疑者が、「背が高くてスラッとしてきれい。お化粧もちゃんとして、身なりをきちんとする人」(同女性)という啓世さんの遺体をひとり、真夜中に自宅から運び出した。
司法解剖の結果、死因は頸部圧迫による窒息死。争った形跡はなかった。就寝中の啓世さんの首を、仲子容疑者が絞めて殺したとみられる。
仲良し夫婦を襲った異変とは
現在の県営住宅から徒歩5分のところに以前、古い県営住宅が建っていた。そこで暮らしていた仲子夫妻を知っているという40代の女性は、
「15年くらいのお付き合いになります。ケンカをするような声を聞いたこともないし、旦那さんがいるときは出かけるのはいつも一緒でした。夫婦仲はよかったと思います。“孫の野球の応援に行くの”って話し、旦那さんの運転する車に乗って出かけて行ったのを覚えています」
と証言する。
仲子容疑者は、プラント関係の仕事で海外勤務が長く、
「年に数回、帰国するぐらいだった。中東のイランだかイラクだかに行っちょるって聞きました。5年ほど前に大腸がんを患ってね。手術したんだけど、その後もまた海外に行きよった。昨年11月に帰国して、また大腸がんの手術をしたんよ。それ以降は仕事を辞めて、ずっと家におった」(前出・70代女性)
長い間、不在だった仲子容疑者は啓世さんと一緒に暮らし始めるとすぐ、妻の異変に気づいた。その様子を最初に指摘したのは前出・70代の女性だった。
2016年5月末、現在の県営住宅に引っ越して間もなく、啓世さんを訪ねた際、女性は察知したという。
「家の中に消臭スプレーや洗剤など、同じものが何個もあったんです。数えたら、5、6品目で、全部で100個もあった。私も仕事で認知症の人を見るから、これは間違いなく認知症やと思い、週に1回は必ず来ていた娘さんに、お母さん認知症やないやろうかって告げた。
そしたら“そんなこと、わかっちょる、恥ずかしくて言えんかった”って話してね。病院にも連れていっとったみたいだけど」
啓世さんは、'15年ごろまで市内にある大企業の独身寮の食堂で働いていた。自己都合で退職したという。
「7年ほど働いてくださいました。遅刻や欠勤もなく、まじめに仕事をなされていましたよ。ただ、きょうは何時に来たのか? など物忘れが激しくなっていたんです。辞める理由として“腰を悪くしたから”と言っていましたが……」(食堂の運営会社の関係者)
韓国ドラマを見て、夜には大好きな焼酎を飲んでいたという美しい啓世さんだったが、
「昔は女優といってもおかしくないような感じやったけど、仕事をせんくなって年相応に変わっていった」
そう話す夫婦と同じ階に住む60代の女性。前出の70代の女性は、
「啓世さんは、何度も同じようなことを話すことがあった。お姉さんがすでに亡くなっているんだけど、“お姉さんが亡くなったんや”と話したと思ったら、10分後にはまた“お姉さんが亡くなったんや”と。症状がないときもあるから、まだ初期の段階やったんやろうけどな……」
最近は、パジャマ姿のまま外出する姿が何度も、近所の住民に目撃されていた。
スーパーでもパジャマ姿で買い物をしていたという。
「旦那さんは車の中で待っていて、奥さんがひとりで、買い物をしていました。以前は、身なりもしっかりされている方だったのに……」(従業員)
子どもに重荷は背負わせられない
すっかり変わってしまった妻を、ただ見守る仲子容疑者。
前出の40代の女性は、
「奥さんは本当にチャキチャキした人だったから、ご主人も変わっていく姿を見るのがつらかったのだと思います。大腸がんが再発し、自分が死んだら奥さんの面倒を子どもにみてもらわなければいけない。ご主人も苦しかったんでしょうね」
と心情を酌み取る。
前出の70代の女性は、「昔は苦労したみたいだけど、最近は体調をのぞけば本当に穏やかで、年金も夫婦で20万円ほどもらっていたはず。孫を可愛がり、娘が来ると孫のために“7000円もする高いお肉を買って渡した”って話したりしてましたよ」と恵まれた暮らしぶりを明かし、
「今年1月には、子どもや孫らと国民宿舎に遊びに行ったそうです。お正月は毎年、家族が集まってワイワイやっちょった。仲のいい家族で、旦那さんは12月頭には正月の食材をそろえたりしてね。
子どもや孫を本当に大事にしとった。だから余計に、子どもに(介護の)重荷を背負わせたくなかったのだろうね」
夫婦がいなくなった自宅の玄関前には傘が2本。ベランダにはタオルなどの洗濯物が干されたままで、夫は妻の遺体と最後のドライブに出かけた。
どこへ向かっていたのか、そして、その目的は? すべては裁判で明かされる。
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写真/父・草刈正雄とイベントに出席する紅蘭('17年1月)
紅蘭が芸能界から追放⁉
『週刊新潮』(4月5日号)によると、彼女は『ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z』(テレビ東京系)のロケを収録前日にドタキャンしたというのだ。
「撮影前日になって、マネージャーから電話が入り、突如彼女が腹痛をお起こしたため、行けないというんです。
現場は大混乱ですよ。なんとか代役を立てることができて収録できましたが、彼女に対する不信感は大きいです」(番組関係者)
急病なら仕方のないことだと思えるが、実は彼女、撮影が行われている最中に自身のインスタグラムを更新、愛犬とドライブしている写真をアップしてしまったのだ。
当然、仮病疑惑が浮上し、
「関係者の怒りが爆発したんでしょう。“テレビ東京出禁”“芸能界追放”ではなんて話も出ています」(スポーツ紙記者)
穏やかな話じゃないが、タレントの“出禁”や“芸能界追放”というのは昔から多々ある話だ。
昔からあった「出禁」や「追放」
犯罪や闇社会とのつながりなど反社会的な行為は別にして、有名なのは、笑福亭鶴瓶の『股間露出事件』。
'74年、テレビ東京で放送されていた伝説のお色気番組『独占!男の時間』の生放送中に股間を露出してしまい、初回で降板となった。
当時、司会を務めていた故・山城新伍さんのはからいで最終回に再登場したものの、再び下半身をさらしてしまい、それ以降30年以上にわたって同局を出入り禁止となった。
これも有名な話だが、松本明子は、まだアイドルだった'84年、『オールナイトフジ』と『オールナイトニッポン』のコラボ番組で四文字の放送禁止用語を連呼してしまい、フジテレビを出入り禁止になってしまった。
「それだけでなく、他局からもお呼びがかからなくなって、仕事がほぼゼロの期間が2年間ほどありました」(テレビ局関係者)
実質、芸能界追放ということだろう。意外なのは、そんなこととは無縁そうに見える明石家さんま。
「'83年に放送されたNHK『クイズ面白ゼミナール』でさんまが生あくびをしたところが映し出され、視聴者から抗議が殺到しました。NHKが彼を出禁にしたのかはわかりませんが、それから30年近く同局の出演はありませんでしたね」(テレビ誌ライター)
紅白にまつわるものも多い。'90年の第41回に初出場した長渕剛は ドイツ・ベルリンから衛星生中継で出場。しかし中継が始まった途端、
「NHKのスタッフはみんなタコ! タコばっかりですわ!」とスタッフを批判し始めた。そして当初は10分の出演予定だったにもかかわらず3曲を熱唱し、計17分30秒と押しに押した。
この長渕の“大暴走”によりその後の出演者は曲を短縮して歌わねばならず、応援合戦も中止となり、大トリの森進一も大幅に歌唱時間をカットされた。
「NHK上層部だけでなく、演歌界の大御所たちの逆鱗に触れ、長渕さんはしばらくの間、出禁になりました」(前出・スポーツ紙記者)
また、'85年(第36回)、白組なのに真っ赤な衣装で登場した吉川晃司は、
「曲中にシャンパンを口から撒き散らし、各席に降りるなどしたあと、最後にはギターに火をつけ舞台にたたきつけて破壊するなど過激なパフォーマンスを披露。
もちろんリハーサルでは一切なし。以降、吉川は紅白に出ていません」(前出・スポーツ紙記者)
まだまだあるのだが、それに比べたら、紅蘭のドタキャンなど小さな話。だが、
「スケールが違いますね(笑)。彼らは何らかの主張があって、なおかつ覚悟があったと思われます。紅蘭の場合は単にいい加減なヤツだと思われてしまいましたが、こちらの方がイメージダウンは大きいと思いますよ」(前出・テレビ局関係者)
天真爛漫だが、仕事には真面目に取り組んでいると評判の彼女がそんなことをするとは思えないが、問題はSNSだった。
「彼女のいいところでもあり悪いところなんですが、深く考えないんでしょうね。記事が出たあとで否定や反論をしたんですが、それもSNS。
簡単ではありますが、誠意が伝わりにくいところがあるので、仮病疑惑をぬぐうことはできませんでした」(前出・テレビ局関係者)
この程度のことで芸能界追放になるとは思えないが、紅蘭が“苦難”にならなければいいが……。
<芸能ジャーナリスト・佐々木博之>
◎元フライデー記者。現在も週刊誌等で取材活動を続けており、テレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。
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写真/記者が注文したポテチのページ。現在、このサイトへアクセスすることはできない
つまみに何を食べるか悩むけど、仕事後の1杯がとにかく楽しみ! 最近、風水にはまり玄関の盛り塩を始めた30代の干物系女性記者が、怪しいショッピングサイトに突撃!
「具体的な商品名やキーワードで検索すると悪質なショッピングサイトに引っかかることがある」(警察庁生活安全局担当者)
とのことだったので、つまみになりそうな乾き物・菓子の商品名でひたすら検索すると、かなり危険なにおいのするサイトを発見。お菓子がとにかく安い。
スナック菓子のほか地方の銘菓「白い恋人」「ちんすこう」、海外のチョコレートや和菓子、洋菓子まで何でもそろっている。手に入りにくいような限定商品も多く、まあ怪しい雰囲気は十分だろう。
悪質サイトとのやりとりメール
万が一、悪質サイトに見える優良激安サイトである可能性も考えて、ここは大好物の「湖池屋スティックポテト1袋(40グラム)×96袋」を注文することに。
メーカーの希望小売価格は1袋あたり90円前後。サイト内の定価8489円のところを、5942円で売る絶妙な割引率。でも、96袋もあったら晩酌のお供には当分困らないし、これはお買い得なんじゃないかと、パソコンの前であれこれ考えているうちにヤバいサイトだということを忘れそうになった。
3月27日夕、メールアドレスなど必要な個人情報をこわごわ入力し、『ご注文手続きへ』のボタンをポチッと。画面に「ご注文の手続きが完了しました」の文字が表示された。
たいていの大手サイトなら1~2分以内に注文した商品や支払いに関するメールが届くが、注文から丸1日以上たってから振込口座を案内するメールが。
指定されたのはゆうちょ銀行の外国人名の個人口座。これは完全にヤバいと思いつつ、同29日午前中、近くの郵便局の窓口で5942円を振り込み、業者のアドレスに、「振り込みました。商品はいつ届きますか」とメールを打った。
すると、
「振り込みを確認しました」と即、返信が。
怪しい気配を感じつつも「具体的にはいつの発送になりますか」とメールを返す。今度は約2時間後に、「注文品は配送中です」(業者)
と、返信があった。そこで、「宅配便業者と追跡番号を教えてほしい」とメールをすると、またもや2時間後、追跡番号が入ったメールが送られてきたが、文面には「1月26日に発送いたします」と、時系列がデタラメな記述があり、追跡番号は宅配便業者のホームページで照会しても該当しなかった。
これは来ないな……。確信に変わった瞬間だった。
ほかにも別の怪しいサイトで盛り塩用の「赤穂の天塩 粗塩20キロ」(3850円)を注文したところ、恥ずかしい“事件”が発生!
郵便局のATMで指定された口座に振り込もうとすると、なぜか「窓口へ」と記されたレシートが出てきた。ところが窓口でも入金できず、10分ほど待たされていると、郵便局員がこそっと小声で告げてきた。
「この口座は犯罪に使われた可能性があり、凍結されています。振り込み前でよかったですね」
ぎこちない笑顔で「そうですね」としか言えなかった。
ポテチは同31日現在、届いていない。覚悟はしていたもののダマされた怒りは消えない。今日もお酒の量が増えそうだ。
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写真/この日はホールを貸し切り撮影。午後3時過ぎに衣装のままでロケ地を後にした
3月下旬、千葉県にある研修センターにリクルートスーツ姿の若者が続々と集結。企業の入社式にはちょっと早い気がするけど……。
「4月14日からスタートするドラマ『Miss デビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)のロケが行われていたんですよ。実際に研修や入社式で使われる施設で、この日もほかの部屋では一般企業の内定者研修が行われていました」(制作会社関係者)
フレッシュマンの中で、ひときわキラキラしていたのがSexy Zoneの佐藤勝利だ。
「このドラマは原作なしの完全書き下ろし作品。佐藤クンは初めて新入社員役を演じるということで、髪も黒く染めたんです。紺のリクルートスーツ姿で撮影に臨んでいました。主演は菜々緒さんで、今回の役どころは今までの悪女役を超えた悪魔! 佐藤クンは、冷酷非情な彼女に振り回されてひどい目に遭うらしいですよ(笑)」(テレビ誌ライター)
喫煙所で一服
初めてのサラリーマン役ということで、佐藤はしっかり準備を整えている。
「会社員として働くお兄さんに会って、役作りのために話を聞いたそうです。正しい名刺の受け渡し方などを教わったと話していました」(同・テレビ誌ライター)
この日は午前中に椿眞子役の菜々緒と人事部長を演じる木村佳乃の撮影が行われた。菜々緒は全身真っ黒な衣装に身を包み、木村はグリーンのカーディガンにメガネというオフィスカジュアル。昼前に撮影を終えて帰っていった。
「午後は新入社員たちの入社式の撮影。昼休憩では佐藤クンが同期役の俳優たちと本当のサラリーマンみたいに過ごしていましたよ。喫煙所で一服しながら談笑する場面も。そこで吸っていたのは、タバコではなくIQOSでしたね」(前出・制作会社関係者)
佐藤が使っていたIQOSとは、タバコ葉を熱した蒸気を吸って楽しむ電子式のタバコで、においが少ないことから近年、人気となっている商品だ。
ほかにも、こんなエピソードが。
「コンビニに寄って飲み物を買ったり、研修施設のロビーにあった立派なソファに座って“すげえ!”とはしゃいでいました。リアルな新入社員の昼休みという感じでした」(同・制作会社関係者)
午後3時過ぎにロケ現場から出てきても、佐藤はまだ衣装のワイシャツ姿。この後も別の場所で撮影が続いたようだ。
《社会人として成長していく博史を全力で演じて、視聴者の方の心を揺さぶれるように頑張りたいです!》
フレッシュな意気込みをオフィシャルホームページで熱く語っていた佐藤。今後の撮影でも、菜々緒にいたぶられるシーンの後は、IQOSで気分転換をする姿が見られるかも。
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バブリーなファッションに身を包み、登美丘高校ダンス部が踊る『ダンシング・ヒーロー』の“バブリーダンス”や、芸人の平野ノラのバブルネタが注目を集め、次期朝ドラ『半分、青い。』も’90年代が舞台。日本中が元気で明るい未来しか見えていなかった’80~’90年代初頭を、モノや流行、出来事などで振り返ると、今の時代が見えてくるーー。
「バブルのいい面にも注目してほしい」
『ジュリアナ東京』で一世を風靡(ふうび)した“扇子ギャル”荒木師匠こと荒木久美子(47)は、“お立ち台の女王”と呼ばれるなど、元祖ボディコンギャルの象徴として多方面でブイブイ(死語!?)言わせていたレジェンドのひとり。そんなバブルの申し子が、今だから話せるバブルの功罪とは!?

荒木久美子
「万札を片手にタクシーを止めたり、クリスマスツリーくらいの大きさのフルーツの盛り合わせを注文するなど、今では考えられない時代でした。何をしているのかわからないけど、お金だけは持っている“バブル紳士”と呼ばれるオジサンたちが多数いて、自分の車のトランクにバーキンを詰め込んで、気に入った女の子に手あたり次第、プレゼントするなんて人もいましたね(笑)。
ディスコデビューしたものの、声をかけられないダサい女の子もたくさんいました。だからこそ、少しでもチヤホヤされるためにファッションやトレンドに敏感になって、自分磨きに一生懸命になる子が多かった。一方で若い男の子たちは、“いつかは毛皮”を合言葉に“打倒、バブル紳士”じゃないけれど、どうすれば女の子に振り向いてもらえるか躍起になっていた。バブルの時代って、健全な競争社会だったんですよ。えこひいきやヒエラルキーがあるからこそ、みんな野心があったしパワフルでしたよね。
若い世代にお金がないのは、実はいつの時代もそんなに変わらない。“お金はないけど、野心はある!”のが若い世代のいいところ。今の子たちの多くが野心までなくしていて、見ていてモヤモヤしますよ。時代に合わせて小粒になる必要なんてまったくない! どうせ女性におごるなら、チェーン店の居酒屋じゃないところでおごりなさい。
そもそもケチな男が、魅力的だったり出世できたりするわけがないじゃない!(笑)
某大手の広告代理店が、バブル期に使っていたタクシーチケット代をやめたところ、経費が3億円も浮いたなんて馬鹿げた話に代表されるように、バブルって悪い面にばかり焦点があたりがち。
でも、バブルにもいい面がたくさんあったことを知ってほしい。今の時代って、自分のことだけを考えている人が多くないですか? でも、あの時代は、男女ともに他者に対するアンテナが高かった。それが自分磨きにつながり、異性をケアする行為につながった。当時は、デートプランを下調べして当日に備えるなんてことは、男性のたしなみですよ。お金が潤沢にある以前に、野心や活気が健全に働いていたからこそ社会が熱を帯びていたのだと思います。
バブルという超資本主義かつ競争社会だからこそ、たくましくなれた部分が多大にあります。再び日本の景気がよくなったとき、バブルエッセンスの心構えがないと無気力な小金持ちばかりになってしまいそう。手堅く攻めることが現実的とは限りません。現実を豊かにするために、野心や他者への関心を持つことを忘れないでほしいですね」
あらき・くみこ◎高校卒業後、イベントコンパニオンやDJ、モデルとして活躍。1990年代、荒木師匠の通名で「ジュリアナ東京」の“お立ち台の女王”と呼ばれ一躍、脚光を浴びる。女性を美しくするファッションやメイクセミナー、恋愛心理学など婚活トレーナーとして活動中。現在は、「レンアイをカガクする美女活工房『結婚相談所アプレ』」を主催。スタイリング後、1か月で4件だったお見合いが130件に増えた例も! アナタは半年以内に結婚できるか?
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バブリーなファッションに身を包み、登美丘高校ダンス部が踊る『ダンシング・ヒーロー』の“バブリーダンス”や、芸人の平野ノラのバブルネタが注目を集め、次期朝ドラ『半分、青い。』は’90年代が舞台。日本中が元気で明るい未来しか見えていなかった’80~’90年代初頭を、モノや流行、出来事などで振り返ると、 今の時代が見えてくる──。
「僕はバブルという時代に救ってもらったのだと思います」
カーディガンの“純一巻き”を筆頭に、バブル期におけるトレンドの第一人者であった石田純一(64)。トレンディー俳優として人気役者の仲間入りを果たし、現在まで多岐にわたり活躍を続けている。そんな石田が「あの時代じゃなかったら、僕は輝けずに売れないままだったと思う」と回想する、意外な真意とは?

石田純一
「いつしかプロデューサー巻きが、純一巻きって呼ばれるようになったけど、流行らせようと思って巻いていたわけではないですよ(笑)。僕は昔から取り入れていたから、“なんで今ごろ?”って不思議に思ったくらい。でも、あの当時は確かに真新しい文化が次々と流入した時代だったと思う。実は、トレンディードラマの現場もそうだったんです。
それまでドラマ制作の衣装さんっておしゃれではなかった(苦笑)。ドラマのイメージに合わない衣装が多かったから、僕や岩城(滉一)さんは私服で演じていたほどです。演出家や脚本家と、“こんな服装はどう?”“こういうおしゃれな場所があるんだけど?”なんてディスカッションを重ね、新しいアイデアを作り出していきながら、トレンディードラマを機に成熟していったんだと思います。
バックにおしゃれなBGMを流すような演出や、新しいスポットで撮影するのも、トレンディードラマが先駆けじゃないかな」
当時は、タイトルバックだけを撮るために海外ロケに行くなど、2時間のスペシャルドラマの制作費が億を超えるのは当たり前。
「僕も、LAで探した、ベージュのコンバーチブルのジャガーを交際女性にプレゼントしたり……。奥さん(東尾理子)からしたら説教したくなるエピソードも少なくない(笑)。
お金が潤沢にあったことは事実だけど、みんなが余裕と遊び心を持っていた時代でもあったと思うなぁ。ロケハンに費やす時間もスタッフと演者、双方が議論できる空気感もありましたし。『抱きしめたい!』をはじめとした人気ドラマは、河毛俊作さん(演出)、山田良明さん、大多亮さん(プロデューサー)といったテレビ局の気鋭の若手クリエイターが手がけた作品ですが、みんなが“既存の古臭いドラマを変えよう”という志を持っていました。僕も、旧体制のドラマ作りには疑問を抱いていたから、学生時代に演劇を学ぶために渡米したほどです」
それまでのドラマは、紋切り型の演じ方が求められていた、と石田は言う。
「例えば、フラレる男はいかにも情けない姿で、復讐をするなら怒りに満ちた表情で、という具合。ところが、トレンディードラマは内面の多様性も生かす作りをしていて、僕のような雰囲気イケメンに光を当ててくれた。
当時は、アンチ正統派イケメンといった俳優さんが数多く輩出された時代なんです。若い世代が“新しい文化を作るぞ”という気概を持っていたからこそ、今までにないチャンスがめぐってきて、僕も日の目を見ることができた。もう少し早く生まれていたら、売れていなかったでしょうね。
新しい潮流って、個性や自分たちの文化を発信することで生まれます。バブルのころって、お金だけではなく、実は下の世代からの突き上げがすごかった。お金があるからこそできることもあるけれど、それだけではなく、発想や個性を武器に新しいものを創造していってほしい。そうすれば、また活気のある時代になると思いますね」
<プロフィール>
いしだ・じゅんいち◎1954年東京都生まれ。俳優。早稲田大学商学部中退。『あめりか物語』(NHK)でデビュー。『抱きしめたい!』(フジテレビ系)、『想い出にかわるまで』(TBS系)など数々のトレンディードラマに出演しブレイク。映画、ドラマ、舞台、キャスター、バラエティーなど、多岐にわたって活躍。現在、朝日放送『石田純一のシネマに乾杯』毎週土曜日23:10~、JFNラジオ『石田純一のNo Socks J Life』にてレギュラー出演中。週刊新潮『還暦も文化』連載中。
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坂口健太郎 撮影/佐藤靖彦
「意外と僕って自分勝手なんです。エゴも強いし、自分のことも好きですし。その気持ちは誰にも負けません(笑)。でも、それってすごく大事な気がしていて、自分を大切にしているからこそ、誰かにも目を向けられる。そんな気がするんです」
そう言って、とびきりの笑顔を見せる坂口健太郎(26)。この表情が、どれほど多くの女性を癒すことか。
「いつもニコニコしていて、自分では人当たりがいいだけの男と思ってます(笑)。昔はガッツリ反抗期もあったし、トゲトゲしている時期もあったんですが、この仕事を始めてから“いい笑顔だね”って言われることが増えて。それまでは自分の笑顔について何も思っていなかったので、求めてもらえることにビックリしました」
俳優デビューして4年。これまでドラマ『東京タラレバ娘』『ごめん、愛してる』『コウノドリ』など話題作のほか、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した『64-ロクヨン-』や『今夜、ロマンス劇場で』など映画にも多数出演してきた。
「よく“忙しいでしょう”って言われるんですけど、実感がないんです。鈍感なのかな? もちろん、ひとりの時間も大事だとは思うんですけど、ひとりでいると台本や役のことで頭がいっぱいになっちゃうので、友達を誘ってごはんに行く時間も大事にしていて。そういう息抜きをしているので、忙しさで参っちゃうことはありません」
そんな坂口が4月スタートの新ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』で連ドラ初主演!
「デビュー前、社長と話をさせていただいたときに“あまり主演とかに興味がないんです”って言って怒られたことがあって(笑)。当時は、求められたときが一番のタイミングなんだろうなと思っていたので。でも多くの現場でたくさんの先輩方の背中を見ているうちにやっぱり欲が出てきて、気づけばひとつの目標になっていました」
とは言いつつも、“何歳までに主演をやりたい”といった明確な目標はなかったとか。
あえて夢を定めない、そのワケとは?
「到達地点を決めすぎちゃうと、そこが最終目標になってしまう。たどり着きたい先をわざと曖昧にしておくほうが、いろんな寄り道ができていいのかなと。流されることで思わぬ経験ができることもあるので。もちろん目標に向かってまっすぐ進むのもカッコいいんですが、僕には道草が性に合ってるんだと思います」
ドラマでは“現在”と“過去”がつながるけど、過去は変えたい?
「もちろん過去の失敗をなかったことにしたい気持ちもありますけど、それを変えたらミスしたときの感情やそのとき得た大事なものまで変わってしまう気がして。変えたい気持ちよりも変える怖さのほうが勝っちゃいますね」
<出演情報>
『シグナル 長期未解決事件捜査班』
カンテレ・フジテレビ系、4月10日(火)夜9時スタート
冷静な判断力と観察力で事件の真相を追う刑事・三枝健人(坂口健太郎)。幼いころに経験した悲しい出来事により、警察をまったく信用していない三枝が、“過去”に通じる無線機を経て長期未解決事件に挑む。
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ジャニーズショップ原宿店
1月31日にジャニーズ事務所がウェブ媒体における写真掲載を許可、いわゆる“ネット解禁”に踏み切ってから2か月が経過した。
当初は“常識を覆す重大発表”“歴史的改革”と、大事件のように扱われたが、実際のところ何が変わったのか。
「これまでもジャニーズは、“アナログ”から徐々にデジタル化を進めてきました。事務面では、各コンサートでのデジタルチケット導入や、ファンクラブ入会も限定的ながらウェブでできるようになりました。そして営業面においてもネット事業を推進してきました」(スポーツ紙記者)
近年では、ジャニーズタレントが出演する各番組HPでの写真使用が緩和されてきた。昨年11月にはジャニーズWESTがネット配信ドラマに出演し、3月21日には動画配信サイト『YouTube』で『ジャニーズJr.チャンネル』がスタート。チャンネル登録数はすでに20万件を超える人気コンテンツとなっている。
そんな中での“改革”だったのだが、いまだ解禁されていないウェブ媒体もある。
「ジャニーズを表紙に起用するテレビ誌やアイドル誌、映画誌やファッション誌などは、今なお不自然な白抜き、またイラストで代用されたまま。
解禁はあくまでも新聞や雑誌などの報道目的のみで、商業誌では肖像権に触れるということなのでしょう。これを認めていないのはいまだにジャニーズだけです」(ネットニュース編集者)
また舞台やコンサートでも、いわゆる“絵作り”写真以外はネット解禁されていない。こんな事情もある。
ネットから“落とせばいい”
「4月に嵐ら所属グループのコンサートシーンを1冊にまとめたオールスター写真集をジャニーズショップ限定で発売するように、そもそも写真はジャニーズにとって大きな収入源になっているのです。
販売されている1枚160円(税込み)の生写真を、ファンは数枚から数十枚まとめて買っていくわけで、全面解禁を認めると生写真を買わなくてもネットから“落とせばいいか”となってしまう恐れがあるんですね」(芸能プロ関係者)
そうでなくとも“海賊版”写真があふれている現状がある。いまだにオンラインでダウンロード購入できないのも、そんな“流出”を懸念してのことなのだろう。
現在、春休み期間中ということもあり、遠方からも多くのファンが訪れるジャニーズショップ原宿店は、入店制限がかけられるほどの繁盛ぶり。
「担当するタレントの新写真が発売されるたびに、ジャニショに来る熱心なファンも多いですよ。“ネットで買いたい”とか“時代遅れ”って声も聞くけども、やっぱりココに来るとワクワクします。変わらないところは変わらなくてもいいんじゃないかな」(20代女性)
一方で昨年9月にジャニーズを独立後、『新しい地図』を立ち上げた元SMAPの香取慎吾、稲垣吾郎、草なぎ剛。SNSツールやネットコンテンツ駆使して活動の場を広げる彼らだが、現在、帝国ホテルプラザに出演映画のコラボショップを限定オープンさせている。
かつて10年間、『SMAP SHOP』でファンの足を運ばせてきた彼ら。何かとくらべられがちではあるが、“ワクワクする”場所を提供するエンターテイメントの原点は双方同じなのかもしれない。
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東京ドームの客席
「どうもみなさんこんばんは。子どものころよく見ていた番組は『ビバ!ジャイアンツ』。改めまして中居です」
3月30日、東京ドームのオーロラビジョンに映し出された中居正広があいさつしたのは、コンサートに来ていたSMAPファンではなく、試合開始を待っていた巨人ファンに向けてのものだった。
この日、開幕したプロ野球『巨人対阪神』戦のオープニングセレモニーで、北島康介や萩本欽一らに次ぎ、ファン代表として映像出演したのだった。登場時は場内からどよめきが起こるも、冒頭の“つかみ”で若干スベってしまったようにも。
それでも熱く“ジャイアンツ愛”を語った中居だった。
「本当に小さいころからですけども、ジャイアンツの選手、野球選手には、僕は学ぶことが非常に多く、自分が入れたらいいな、自分も(巨人軍の)ユニフォームでできたらいいな、ってどっかでできなかった夢をジャイアンツの選手、チームに託しているんでしょうね」
この日は、いち巨人ファンとしての登場だったが、『ワールド・ベースボール・クラシック』では2度、侍ジャパン公認サポーターを務めるなど野球界に長年のあいだ貢献してきた。「野球と言えば中居」は、芸能界の誰もが認めるところだろう。
そんな“先駆者”に対して、同じくドーム内から視線を送っていたのがKAT-TUN亀梨和也だった。日本テレビ系のスポーツ番組『Going! Sports&News 』で8年間キャスターを務める彼はこの日、試合や選手の情報を実況ブースから放送で伝えていたのだ。
「開幕カードの3日間、亀梨さんは試合前のグラウンド内で熱心に取材をしていました。誰に対しても礼儀正しく、勉強家として知られる彼の評判はよく、番組でも自ら身体を張って野球に取り組んでいます。中居さんが視聴者目線ならば、亀梨さんは選手目線ですね」(スポーツ紙記者)
ともにジャニーズタレントで“野球キャラ”と、これまでは役割を分担しながら均衡を保ってきたふたり。当然、'20年に東京五輪で正式種目として復活する野球でも、互いに「出演オファー」を意識していることだろう。
これは事務所のゴリ押し?
ところが、そんなバランスを壊しそうな“第3の男”が参戦しようとしている。
4月1日、今年で100回を迎える夏の全国高校野球選手権を放送する『熱闘甲子園』など、テレビ朝日系の高校野球関連番組におけるスペシャルナビゲーターに、嵐の相葉雅紀が就任したのだ。
会見では「プライベートで去年の夏も甲子園の外野席で観戦した」と、野球愛をアピールしたという。
「確かに野球経験者で草野球チームにも所属、WBCほかプロ野球の試合もお忍びで観戦しているだけに、かなりの野球好きではあります。ただナゼ、このタイミングで“野球キャラ”になる必要があるのか、ということ」(テレビ局関係者)
翌2日にはNHKの入社式にサプライズ登場して、同局でMCを務める『グッと!スポーツ』を例にとりつつ、新入社員に心構えを説いた相葉。
これまでイメージがなかったが、やたらと「スポーツ」枠にハマっているような……。
「最近、ニュースや情報番組でジャニーズがあふれているように、何とか、どんな形でも嵐のメンバーやタレントを東京五輪に関わらせたい思惑が見えます。
NHKでスポーツ番組を担当し、なおかつ“野球もイケますよ”と売り込んでおけば、もしかしたら中居や亀梨からエースの座を奪えるかもしれない。この2年間で野球キャラとして定着できれば、相葉の“逆転ホームラン”もありうるかもしれないのです」(スポーツ部ディレクター)
三つ巴戦に勝利するのは誰?