cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_94111a1be94c_紀伊水道で地震多発、南海トラフ「予兆」? 専門家、警戒呼び掛け 94111a1be94c 0

紀伊水道で地震多発、南海トラフ「予兆」? 専門家、警戒呼び掛け

2018年11月8日 09:00 四国新聞

 今月2、5日に紀伊水道を震源とする地震が発生し、香川でも震度2を記録した。南海トラフ地震の想定震源域での発生。気象庁は震源の深さや地震のメカニズムから「南海トラフ地震とは直接の関係はないと思われる」とする。ただ、近年は熊本地震や大阪府北部地震など、西日本を中心に大規模な地震が発生し、紀伊水道を震源とする地震が頻発。専門家は「西日本全体で大地震発生のひっ迫度が確実に高まっているサイン」と指摘、備えを急ぐよう求めている。

■海側プレート内
 今回の地震は両日とも震源地は紀伊水道で、震源の深さは約50キロ、規模はマグニチュード(M)5・4と4・6と推定される。

 気象庁によると、南海トラフ沿いでは、日本列島が乗る陸側のプレートの下に海側のプレートが年数センチ程度の速さで潜り込んでいる。生じるひずみに耐えられなくなると陸側プレートが一気に跳ね上がり、南海トラフ地震が発生する。


 今回の震源地での両プレートの境界の深さは推定約30キロ。このため、「境界のさらに下の海側のプレート内部で発生したとみられる」(気象庁)。同庁の南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会も7日、「発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まったと考えられる特段の変化は観測されていない」とした。

■昭和南海時にも
 「外堀は埋まりつつあるのではないか」。こう指摘するのは、香川大四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構副機構長の金田義行同大特任教授。今回の地震について「南海トラフ地震の震源域周辺でひずみが確実に蓄積されている影響ではないか」とみる。

 さらに、過去の南海トラフ地震の前には「予兆」とも取れる内陸型地震が続発した点も挙げる。昭和の南海地震(1946年)の前には鳥取地震や三河地震などが起きている。近年では、2016年の熊本地震や鳥取県中部地震、今年は島根県西部地震や大阪府北部地震が記憶に新しい。

 南海トラフ地震の周期は100~150年。昭和南海から70年以上が経過し、今後30年以内の発生確率は「70~80%」とされる。金田特任教授は「西日本で今後さらに、南海トラフ地震に先行する内陸地震や海域の地震が起こる可能性がある」と警鐘を鳴らす。

■各家庭で備えを
 県の想定によると、最大クラスの地震が起きた場合、県内では死者6200人、負傷者1万9千人。家屋被害は全壊3万5千棟、避難者は19万9千人。

 県は8月に、家庭でできる対策をまとめたチラシを広報誌と一緒に全戸配布。家具の転倒防止の方法や地震発生時の行動、非常時持ち出し品のチェックリストなどを掲載している。

 県危機管理課は「普段生活している場所での安全対策が何より重要。いつ起きてもおかしくないと考えて備えてほしい」とする。

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親子連れら参加、お医者さんの仕事を体験

2018年11月8日 09:00 四国新聞

 さぬき市民病院(さぬき市寒川町石田東、徳田道昭院長)で第1回病院フェスティバルが開かれた。大勢の親子連れらが訪れ、医師や看護師の仕事の疑似体験などを通して医療への関心を深めた。

 地域の人たちに同病院をより身近に感じてもらおうと初めて企画し、10月28日に行われた。

 外科手術の体験コーナーでは、子どもが傷口の縫合に挑戦。医師から縫い方や結び目の作り方を教わり、手術用の針や糸、はさみを使って練習用の人工の皮膚を縫い合わせた。麻酔装置や内視鏡などの操作を体験するコーナーもあり、参加者は真剣な面持ちで機器を操っていた。

 徳田院長や同病院の医師らによる健康啓発セミナーでは、お年寄りらが熱心に耳を傾けた。

 長尾小1年の藤本悠慎君(7)は「縫合は難しかったけれど頑張った。普段触れられない機器をたくさん使えたので楽しかった」と笑顔で話していた。

cat_18_issue_oa-shikokunews oa-shikokunews_0_d5228a23dd94_菊池寛を漫画で知ろう 生誕130年、記念館が発刊 d5228a23dd94 0

菊池寛を漫画で知ろう 生誕130年、記念館が発刊

2018年11月8日 09:00 四国新聞

 高松が生んだ文豪・菊池寛の生誕130年、没後70年の節目を記念し、菊池寛記念館(高松市昭和町)が寛の生涯を紹介する漫画本を発行した。同館は「さまざまなエピソードを交え、分かりやすい内容に仕上げた。菊池寛を知る第一歩になれば」としている。

 周年記念事業の一環で、活字離れが指摘される小中生ら若い世代も手に取りやすく親しみやすい漫画に仕立てた。本のタイトルは「まんがで知ろう!高松市が生んだ文豪 菊池寛」。A5判、全88ページで、同館名誉館長で寛の孫の菊池夏樹さんが監修した。

 生い立ちから59歳で生涯を終えるまでを「子ども時代」「青年期」「壮年期」「晩年」の章立てで紹介。2人の中学生が文学者の祖父と一緒に高松の寛ゆかりの場所を巡り、作品のもとになったエピソードを聞くなどしながら、寛の人生や人物像に理解を深めるストーリーとなっている。

 生家跡や百舌(もず)坂などの寛にまつわるスポットを案内する「おでかけマップ」、芥川龍之介や川端康成ら主要な人物との相関図も盛り込んだ。

 3千冊を発行。価格は500円。10日から同館で取り扱い、同日にサンポートホール高松で開かれる記念シンポジウムの会場でも販売する。問い合わせは同館〈087(861)4502〉。

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綾川「山なみ芸術祭」 「ダムカレー」ラリーも

2018年11月8日 09:00 四国新聞

 綾川町の山間部を舞台にした現代美術展「かがわ・山なみ芸術祭2018AYAGAWA」(実行委など主催)が同町枌所地区で開かれている。アーティストと住民の協働で地域を盛り上げる芸術祭で、旧枌所小学校などを会場に作家41組が参加。「ダムカレー」のスタンプラリーなどもあり、来場者は鑑賞や作家、住民との交流を楽しんでいる。25日まで。

 山なみ芸術祭は、県内の作家や文化団体の活動を紹介するとともに、芸術を軸とした地域活性化を図るのが目的。2013、16年に続いて3回目の今年は、造形や絵画などの作品を展示する「ファインアート展」を25日まで、焼き物や木彫などの工芸品を展示販売する「アートクラフトフェア」を23~25日に催す。

 ファインアート展には県内外の芸術家やパフォーマーに加え、地元在住の作家らが旧枌所小と周辺、田万ダムの周辺、枌所公民館、いきいきセンターなどで出展・出演している。

 主会場の旧枌所小では校舎内いっぱいに各作品を展示。教室や家庭科室、校長室などを巡ると、枌所地区の建造物を塩で、綾川の上流から下流までの営みを刺しゅうで表現した作品や、階段の踊り場を活用した壁画、地元の住民や子どもとのワークショップで共同制作した作品などを鑑賞できる。10日は午後2時からライブイベント、10日と24日は映画上映会がある。

 また、校舎の旧図書室で営業する「モノカフェ」など周辺の4カ所では、4種の「ダムカレー」を販売中。

3カ所のスタンプを集めた先着100人に粗品が贈られる。問い合わせは実行委〈080(8633)4313〉。

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飽きのこないクリームカステラ 女子アナお薦め

2018年11月7日 09:00 四国新聞

 忙しい日々に癒やしを与えてくれる甘いもの。西日本放送の女性アナウンサーが県内のおいしいケーキや和菓子、人気カフェのスイーツなどをご紹介します。

 高松市扇町の「岸田菓子店」は、1905(明治38)年創業の老舗。店内には懐かしくて新しいお菓子が並び、世代を超えて愛されています。

 今回おすすめするのは看板商品の「クリームカステラ」(800円)。ロールケーキのような円筒形の見た目が特徴です。生地の材料は卵、砂糖、小麦粉だけとシンプルで、飽きが来ない味わいです。中に巻き込んだバタークリームは、シロップ状にした砂糖で甘みを付けているので口当たりは滑らか。たっぷりと塗ってある両端は、子どもから大人気なのだとか。

 私が思い浮かべるのは生クリームですが、半世紀ほど前はバタークリームのケーキが主流だったそうで、口に広がる優しい甘さはとても新鮮に感じられました。親戚などへの手土産にして、皆で分けて食べ合いたいスイーツです。

 カステラのほかにはプリンやタルト、さまざまな種類のロールケーキ、季節の和菓子も。見た目は華やかで、選ぶ楽しみが広がりますよ。

 【メモ】営業時間は午前10時~午後7時。不定休。問い合わせは〈087(821)9107〉。

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就任9年目 カマタマ北野監督辞任

2018年11月7日 09:00 四国新聞

 サッカーJ2のカマタマーレ讃岐は6日、北野誠監督(51)が今季限りで辞任すると発表した。後任は未定。北野監督は2010年から指揮を執り、今季が9年目。チームは現在、最下位でJ3自動降格圏が決まっている。クラブによると、成績不振の責任を取るとして、本人から申し出があったという。

 高松市出身の北野監督は選手時代、勝賀中から東京・帝京高校に進み、日立製作所(現柏レイソル)などでプレー。指導者としては京都パープルサンガ(現京都サンガ)ユースコーチやロアッソ熊本監督などを歴任。10年に、当時、地域リーグの四国リーグに所属していたカマタマーレの監督に就任した。

 カマタマーレでは10年に日本フットボールリーグ(JFL)昇格を果たすと、13年にはJFL2位につけ、J2・JFLの入れ替え戦を制してJ2昇格を成し遂げた。

 J2(22チーム)では14年の1年目から21位、16位、19位、19位と毎年のようにJ2残留を争った。今季はけが人が続出するなどして開幕から低迷。今月4日の栃木SC戦で1―2で敗れ、J3自動降格圏の21位以下が決定していた。11日の東京ヴェルディ戦、今季最終となる17日の京都戦は指揮官を務める。

 北野監督は四国新聞の取材に対し、「今シーズンはこのような成績になり、応援してくれた人たちに本当に申し訳ない。自分がここ(J2)まで上げたチーム。けじめとして私が責任を取らないといけない」と話した。

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直島の魅力「学生目線」で 香川大生のガイド復活

2018年11月7日 09:00 四国新聞

 直島の地域おこしに取り組んでいる香川大学直島地域活性化プロジェクトのメンバーが今月から、観光客らに島の歴史や文化などを紹介するボランティアガイドを始める。休止している地元のボランティアガイドの会の活動を復活させようという試みで、「学生ならではの目線で島の魅力を伝えたい。自分たちのエネルギーが地域の盛り上げにつながれば」と意気込んでいる。

 同プロジェクトは経済学部の古川尚幸教授のもと、学生の有志50人で構成。2006年から本村地区で休日にカフェを営業するなどしてきた。

 学生は今春、地元住民でつくる「直島町観光ボランティアガイドの会」が会員の高齢化や担い手不足などを理由に16年度末で活動を休止したことを知り、自分たちの手で活動を復活させようと動きだした。

 ガイドに必要な知識と技術を身に付けるため、独自に研修を実施。10月中旬に行った研修会では、町観光協会の職員や元ガイドの島民を相手に、実際に島内を歩いてガイドし、「場数を踏み、身に付けた知識を自分の言葉で伝えられるようになって」などとアドバイスを受けた。

 プロジェクトのリーダーで教育学部3年の嶋田梨沙さん(21)は「島の人々と一緒に継続していける活動に育てたい」と語り、経済学部2年の藤森世紀さん(20)は「観光客と心を通い合わせることのできるガイドができれば」と意欲を見せている。

 ガイドの活動は当面、研修を積んで一定のレベルに達した学生8人で担当。11日以降の毎週日曜日、観光客らから事前の申し込みを受けて実施する。本村地区で古い民家を現代アートの空間に変えた「家プロジェクト」を島の歴史や文化を絡めて案内する予定。申し込みは町観光協会〈087(892)2299〉。

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丸亀城石垣復興、歌でお手伝い ライブ目指す 歌手・石井さん

2018年11月7日 09:00 四国新聞

 丸亀市出身のシンガー・ソングライターの石井貴樹さん(26)が来年1月、「丸亀城石垣復興チャリティーライブ~いしずえ~」の開催を計画している。思い出の地・丸亀城の石垣修復に役立ててもらおうと、収益金を市に寄付する予定で、「これまで大好きな古里に支えられてきた。恩返しとして、一日も早い復旧に向けたお手伝いができれば」と話している。

 石井さんは高校生だった2009年に上京、14年にCDデビューした。現在は東京を中心に音楽活動を展開している。

 丸亀城は部活動やデートで訪れた青春の場所。「いしずえ」という丸亀城を歌った曲を作るほど思い入れがある。「崩落はショックだったが、自分にできることはないか考えた。一人の寄付より皆さんに呼び掛けて行うことに意味がある」と、チャリティーライブを企画しようと決めた。

 来年1月14日午後0時半から同市大手町の市生涯学習センターで開く予定で、CDなど物販の収益も支援に充てる。地元のアーティストやお笑い芸人、ダンスチームなどに出演を呼び掛けているほか、自ら企業・団体に足を運んで後援や協賛を依頼。運営の協力団体も募っている。

 石井さんは6日、市役所に梶市長を訪ねて協力を求めた。問い合わせは市広聴広報課〈0877(35)8891〉。

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白いマガモ栗林公園に きょう立冬

2018年11月7日 09:00 四国新聞

 7日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬の始まりとされる。県内でも朝晩は冷え込みを感じさせる日が多くなり、季節の移ろいを思わせるようになった。

 駆け足で進む季節の移り変わりを告げるかのように、栗林公園(高松市)の群鴨池(ぐんおうち)に越冬のためとみられるマガモが数羽飛来。気持ち良さそうに泳ぐ群れの中に全身が白い個体が1羽交じっており、来園者が珍しそうに見入っている。

 同公園には、昨年も目の色からアルビノではなく白変種とみられるマガモが飛来。日本野鳥の会県支部の矢本賢さんは「しっぽの先が丸くなっていることなどからマガモの雄だろう」とした上で、「断言はできないが、恐らく昨年のと同じ個体ではないか」と話した。

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響く水音 麺文化伝える 讃岐六条の水車

2018年11月6日 09:00 四国新聞

 江戸時代に高松藩の「御用水車」として建設されたと伝わる高松市六条町の「讃岐六条の水車(高原水車)」。水車がザーザーと力強い音を立てながら回り、讃岐の麺文化を今に伝えている。季節は実りの秋。水車小屋はおじいちゃんの家のような温かさと懐かしさにあふれていた。

 讃岐六条の水車は江戸時代、高松藩松平家の菩提(ぼだい)寺である法然寺(同市仏生山町)で使うそうめんを作るために建てられたと伝わる。1902年に高原太吉氏が購入し、小麦の製粉や精米などに使用されてきた。2016年には国の登録有形民俗文化財となり、現在は有志でつくる「高原水車友の会」のメンバーが保存や広報活動に励んでいる。

 この家に生まれ、今は神奈川県鎌倉市に住む姉とともに水車を守る堀家みどりさん(69)=多度津町=に案内してもらった。

 登録有形民俗文化財となった水車は文化財として保存され、今は福岡県の水車大工らによって復元された新しい水車が回る。小屋に入ると、ザーザーと小気味よい音が響く。小麦をひいてふるいにかけるまでの一連の製粉作業が自動で行える水車だったというから驚きだ。

 最後に新しく水車が作られたのは、堀家さんが高校生のころ。しかし、「当たり前に水車があったからか、実は何も覚えていないんですよ。大人になってから大切さに気付きました」と笑う。今後は歯車や石臼を修繕し、実際に製粉や精米ができるようにするのが友の会メンバーの目標という。

 近くの畑ではちょうど、ソバがかれんな花を咲かせ、風に揺れていた。小屋の外では友の会のメンバーや見学に訪れた人たちが一緒にお茶を飲み、小屋の傍らに立つ大きな柿の木を見上げたり、実を収穫したり。

 周辺は少し車を走らせると、サンメッセ香川や新しい商業施設も多い地域。でも、古川のほとりのこの場所にはどこかのんびりとした時間が流れていた。

 水車は12月を除く毎月最終週の土曜日に公開。問い合わせは堀家さん〈0877(33)4601〉。