ホームセンターや100均など、身近なお店で手に入れることができるつっぱり棒。棒を伸ばしてつっぱるだけなのに、アイデア1つで用途が広がるアイテムです。今回は、すぐにでもマネしたくなるつっぱり棒活用術をご紹介したいと思います。
つっぱり棒で、棚や引き出しの中をフル活用
■デッドスペースも収納に
撮影:Miraiさん
広いスペースの洗面台下収納ですが、ただ物を並べていくだけでは、高さを十分活用することができません。そこでMiraiさんは、つっぱり棒で棚を増設していました。ケースを使えば細かい物も置くことができ、スプレーは引っ掛けて収納できて機能的。限りある収納場所を最大限に活かすことができますね。
■引き出しの中を仕切って、さらに使いやすく
撮影:H.Tさん
H.Tさんは、キッチンの引き出しの中でつっぱり棒を活用。仕切りのように使って、クロスやシートを立てて収納しています。さらにチェックしたいのが、ゴミ袋の収納アイデア。つっぱり棒に吊るして、このまま引っ張れば取り出せる仕組みに。作業の合間に片手でさっと取り出せるのは、時短にもなってストレスフリーです。
■引っ掛ける収納に変えて収納力アップ
撮影:meeさん
こちらは、シューズクロークの収納力をグンとアップさせるアイデアです。靴は、普通棚に並べて置くことが多いですが、meeさんはつっぱり棒とハンガーを使って、引っ掛けて収納していました。収納量が増えるだけでなく、通気性もよくなりいいこと尽くし。全体が見渡せて、靴を選ぶのも楽になりそうです。
つっぱれる場所があれば、どんなスペースも有効活用できる
■濡れたフキンの一時置き場に
撮影:T1029さん
気になる悩みを解決してくれる、うれしいアイデアがこちら。濡れたフキンなどは、洗濯カゴにそのまま入れるとニオイや菌が気になりますよね。そこで一時置き場として、洗濯機につっぱり棒を引っ掛けていました。場所を取らずに干せて、衛生的に洗濯することができます。
■ダイニングテーブルの下で目立たず待機
撮影:Satokoさん
人目につかない場所に、かしこく掃除道具をスタンバイさせているSatokoさん。ダイニングテーブルの下につっぱり棒をかけて、ほうき&ちりとりとアルコールスプレーを引っ掛けています。お子さまの食べこぼしをさっと処理し、いつも清潔に保つことができますね。散らかしてもイライラせず、子どもの食事を見守れます。
■見せる雑誌収納に
撮影:Yさん
トイレの雑誌収納をつっぱり棒でDIY。ナイロンベルトを取り付けて、雑誌を挟んで収納しています。雑誌の表紙が見えるので、空間をセンスアップする効果も。本の形をそこなわずキレイに保管できるのもうれしいですね。トイレだけでなく、家中いろいろな場所でアレンジできそうです。
■簡単に棚も作れる
撮影:yo-koさん
収納がなかったというトイレに、つっぱり棒で棚を設置。ダンプラとリメイクシートも使えば、こんなにおしゃれな仕上がりになるんです。スタイルに合わせたリメイクシートを使うことで、空間に統一感がうまれます。工具を使わず簡単にできるのも高ポイントです。
インテリアにも活躍
■カーテンレールに
撮影:mikaさん
チュールのカーテンが、かわいいアクセントになっているmikaさんのお部屋。このチュールもつっぱり棒を使って取り付けているんです。天井にフックを付けて、そこにつっぱり棒を引っ掛ける形なので、安定感がありますね。カーテンレールがない場所でも楽しめる便利な方法です。
■インテリアDIYの道具として
撮影:amelie1259さん
キッチンの窓にDIYで取り付けたパタパタ窓。ここでもつっぱり棒が活躍しています。2枚つないだフォトフレームを、つっぱり棒に引っ掛けることで、開いた状態をキープ。光が入る明るいキッチンを保ちつつ、個性あるインテリアを作ることができますね。つっぱり棒の機能性を活かした、アイデアが光る作品です。
「もう少しこうしたい」という収納やインテリアの悩みを、あっという間に解決してくれるつっぱり棒。特別な道具がなくても誰にでも扱えるというのもポイントです。居心地のいいおうち作りに、つっぱり棒を活用してみませんか。
執筆:Hirari