2016年に「Ocean Eyes」がSpotifyだけで4,300万回以上のストリーミング数を突破し、翌2017年にリリースしたデビューEP『Don't Smile at Me』が批評家たちから絶大な支持を受けた次世代ポップアイコンのビリー・アイリッシュ(16歳)が、期待のニューシングル「bitches broken hearts」を週末にリリースした。
この「bitches broken hearts」でビリーは、 “手に入らない存在となった自分” と元カレの間に生じたジレンマについて「私のことが恋しくないフリをしたっていいのよ」「あなたは私にキスしたくてたまらないんでしょ / あぁ、残念ね。私がもうそこにいなくて」とソフトにしっとりと歌い上げている。
ロサンゼルス生まれロサンゼルス在住の都会っ子ビリーは、音楽好きの父の影響で幼い頃からリンキン・パークやアヴリル・ラヴィーン、ビートルズ、サラ・マクラクランの音楽を聴いて育った。特にリンキン・パークの作品をこよなく愛し、フロントマンのチェスター・ベニントンは憧れの存在だったため、彼の訃報には深いショックを受けたという。
子供の頃から自然と歌を歌い続けていたが、12歳の頃に観たオーロラの「Runaway」のミュージックビデオをキッカケにプロのシンガーソングライターを目指すようになり、ビリーの音楽はオーロラの他にもタイラー・ザ・クリエイターやオッド・フューチャー、ラナ・デル・レイ、マリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズ、ドレイク、ロブ・ディキンソンなど多くのアーティストからインスピレーションを受けている。
「&burn」でヴィンス・ステープルスとコラボレーションを果たしたビリーは、今年1〜2月にシンガポールとニュージーランド、オーストラリアで開催された「Laneway Festival」に出演。現在はヨーロッパツアーを終えて全米ツアーを開催中だ。
MTV NEWS