アニメ「銀河鉄道999」や漫画「宇宙海賊キャプテンハーロック」の原画を西陣織などで再現した「松本零士のワールド展」が7日、京都府綾部市青野町のグンゼ博物苑集蔵で始まった。京の職人3人の技で鮮やかに表現された45点が並ぶ。
松本さんが描いた原画を京都市内の織師、摺師(すりし)、木版画師が、西陣織、デジタル版画、木版画でそれぞれ再現した。「999」に登場する女性メーテルが京都市内を散策する姿を描いた西陣織の大作「メーテル 古都の休日」が目を引く。
「キャプテンハーロック」の宇宙戦艦アルカディア号が浮世絵風の荒波の中を飛ぶ木版画など、SFと伝統が融合した作品群に来場者が見入っていた。
11日まで。午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)。高校生以上300円。
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