から揚げやシチュー、ソテーなど、幅広い料理に使えて、しかもお求めやすい価格の「鶏肉」。安売りの時についついまとめて買いしてしまうんですが、そんな鶏肉、みなさんは包丁でどのように切っていますか?
どうって、いやもう普通に……と言われる方が多いかもしれませんが、あの“皮”の切りにくさと格闘されている方も、実は多いのではないでしょうか。
焼いた時にパリっとして美味しい“皮”ですが、生のままだとかなり切りにくく、手強い。私自身、力ずくで切って繊維を傷つけてしまったりと、つねづねストレスを感じていました。
そんな中、ネット上で「皮つき鶏肉をキレイに切れる方法」について上げている方を多く発見。悩んでいるのは私だけではなかったんですね!
特別な道具など使わずにいつもの包丁でできるなんともありがたい方法だったので、試してみました。
ポイントは“巻く”⁉
準備するものは切るための包丁だけ。
でもなぜこれでキレイに切れるようになるんでしょうか?
ポイントは“巻く”ことなんだそうですが、“巻く”ってどういうこと⁉
「皮つき鶏肉をキレイに切る方法」について
1、パックから取り出した皮つき鶏肉を、皮を上にして広げます。
ここまではいつもと同じでした。
2、1の鶏肉を皮が内側になるように端からくるくると巻いていきます。
なんと、鶏肉自体を巻くんです! 鶏肉自身、まさか巻かれるなんて想像していなかったのでは……?
3、巻き終わったら、好みの幅に切っていけば完成――
これだけで本当に、キレイに切れるの⁉
さて結果はいかに⁉
結果は御覧の通り、とってもキレイ。
いつもは皮の内側の部分がぬるぬるして皮が動いてしまい、包丁がなかなか中に入っていかなかったのですが、くるくる巻くことによって厚い肉の間に皮が挟まれ、肉を切る時と同じ感覚で皮部分にも包丁が不思議なほどにすっと通り、必要以上に力を入れることなく、キレイに切ることができました☆
切り終わって広げたらこんな感じ。鶏肉の形が壊れることもなく、キレイに切れていますよね♪
皮まで美味しく調理して食べられそうです!
まとめ
じつは鶏肉を買う度にいつも“皮”と格闘していた私。鶏皮も上手に調理すると美味しいのはわかっていながら、いつも皮を先に取ってしまって、そのあと肉を好みの大きさに切って使っていました。
でも、この「くるくる巻いて切る方法」であれば、すっと切れて、キレイに皮を残すことができました。なんでもっと早くに出合わなかったんだ‼ と思ってしまうほど簡単。
家族が大好きで食卓への登場回数も多い素材だからこそ、「皮つき鶏肉をキレイに切れる」この方法はありがたいことこのうえなし!
本当に気持ちいいほどキレイに切れるので、ぜひお試し下さい☆
コツ・ポイント
鶏肉を巻く時には、きつめにしっかり巻いた方が身や皮の動きが少なくなり、より切りやすくなりますよ。
まとめ/暮らしニスタ編集部