サマージャンボ宝くじを買われた方、これから買おうという方には、ちょっと気になる話がある。
「宝当神社」をご存じだろうか。佐賀県唐津市、唐津湾に浮かぶ高島にある神社だ。「この神社に祈願すれば宝くじが当たる」と、今やすっかり有名になった。ジャンボ宝くじ発売のたびに、祈願する人がこの神社を訪ねるという。
「宝当神社」のご利益、宝くじが当たる?って、本当だろうか。気になる人は続けてお読みいただこう。
「当たりそうな気がする」「ご利益ありますように」
ツイッターには、「宝当神社」を訪れた人からの報告が寄せられている。
「これでガチャ運上がりますかな♪」「当たりそうな気がする」などといった感想。宝くじだけでなく、ソシャゲのプレーヤーたちからも信仰を集めつつあるようだ。
猫も名物となっていて、「縁起の良い猫と評判のかねちゃん、ふくちゃんも見れました」という人もいる。ラッキーな猫が迎えてくれるとのこと。ジャンボ宝くじ販売期間中は、唐津から高島に向かう定期船も混み合うそうだ。
「宝当神社」の創建は、400年以上も昔のことだ。高島を荒す海賊を撃退した武士・野崎隠岐守綱吉の墓を島の守神として祀ろうとしてできたと、伝えられている。島の人々の願いを叶えてくれる神社として祀られてきた。
1990年代、住民の一人が宝くじを購入した際、神社名にあやかりこの神社に当選を祈願したところ高額当選した。それがきっかけとなって、「この神社に祈願すれば宝くじが当たる」という評判が立つようになったという。
その後、参拝客の中から宝くじの高額当選者が多数出て、テレビや雑誌などに紹介された。現在では、宝くじが当たる神社として全国に知られ、年間20万人もの参拝者が訪れるという。