聴衆引き込む「よみ語り」 大船渡、浅野温子さんが舞台

10.06 09:54 岩手日報社

 女優の浅野温子さんによる一人語り舞台「イオンふるさと発見伝」(イオンワンパーセントクラブ主催)は5日、大船渡市盛町の天照御祖(あまてらすみおや)神社で行われた。

 浅野さんは、本県や宮城県に伝わる民話「お月とお星」を題材としたオリジナル演目「月と星になった姉妹~大船渡〝ナマコ引き〟行事のいわれ~」を披露。台本を片手に声色や表情で登場人物を演じ分ける「よみ語り」という手法で、招待した小中学生144人を幻想的な世界に引き込んだ。

 演目を終えた浅野さんは「お月とお星」は各地で結末や内容に違いがあることを紹介。モグラの食害を防ぐため、ナマコを地面に引く旧正月行事につながることや、大船渡に伝わる話では特に空や星が大切に描かれていることを伝え、子どもたちに伝承を願った。

 発見伝は東日本大震災の復興支援の一環。浅野さんは被災地での公演に「とにかく一生懸命やることだけを考えた。今後もお邪魔します」とちゃめっ気たっぷりの笑顔を見せた。

稲穂、7年の重み 宮古、農地復旧後に初収穫

10.06 09:53 岩手日報社

 東日本大震災の津波で浸水した水田のうち、県が集約、大区画化を図る農用地災害復旧関連区画整理事業の宮古市津軽石・赤前工区(11ヘクタール)の復旧が完了し5日、今春田植えした一部区画で稲刈りが行われた。同工区が9月末に引き渡され、同市の復旧対象農地(約49ヘクタール)の復旧が全て完了。地元農業者は7年ぶりに黄金色の稲穂を刈り取り、米づくりの喜びをかみしめた。

 秋晴れの下、震災で機械が流された地元農業者らで組織する宮古東部ファーム(組合員17人)のメンバーらが大型の稲刈り機を操縦。今春、先んじて完工し田植えをした2ヘクタールで、あきたこまちの稲を刈った。

 今年は約10トンの収穫を見込み、同ファームの伊藤寿雄さん(66)=同市津軽石=は「天気も良く、最高の気持ちだ」と充実感をにじませた。

ホッケー17年ぶりV 愛媛国体、少年男子

10.06 09:44 岩手日報社

 【愛媛国体取材班】第72回国民体育大会「2017愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」第6日は5日、愛媛県の松前町ホッケー公園ホッケー場などで11競技が行われ、ホッケー少年男子は本県が決勝で横田高単独の島根と3-3で優勝を分け合い、2000年以来17年ぶりの栄冠に輝いた。

 重量挙げは成年男子の69キロ級内村湧嬉(岩谷堂高教)がジャークで県新記録の156キロを挙げ4位、62キロ級の千葉健介(早大4年)はジャーク142キロで6位に入った。馬術では少年馬場馬術の千葉遥(金ケ崎高2年)が3年連続で5位入賞を果たした。

 ハンドボールは成年女子が東京に屈し、少年男子は福井に延長の末に敗れ、ともに8強入りを逃した。ゴルフ少年男子個人の米沢蓮(盛岡中央高3年)は第1ラウンドを3アンダーの69で回り、久常涼(岡山)とともに首位に立った。

外部リンク

全国KWB野球、7日に千葉で開幕 県勢2チーム出場

10.05 14:42 岩手日報社

 中学生の第12回U―15(15歳以下)全国KWB野球秋季大会は7~9日、千葉県成田市のナスパ・スタジアムなどで開かれ、本県から男子は県選抜が3年連続、女子は2年連続で岩手ライジングスターズが出場する。

 【男子】33チームがトーナメントで争い、県選抜は7日の初戦で向日ストロング(京都)と対戦する。

 【女子】11チームが4組に分かれてリーグ戦を行い、各組1位が決勝トーナメントに進む。岩手ライジングスターズは7日、オール東京、長野クラブと対戦する。

自然保護21年、大臣表彰 指導員の活動が評価

10.05 14:22 岩手日報社

 宮古市平津戸の県自然保護指導員武内寛さん(53)は、本年度の自然公園関係功労者環境大臣表彰を受賞した。動植物の保護や自然観察会などの案内人を務めるなど、自然公園利用者の適正な指導に21年間尽力したことが評価された。武内さんは「自然に愛情を持ってもらい、仕組みを理解してほしい」と環境意識の向上に決意を新たにしている。

 武内さんは3日、市役所で山本正徳市長を表敬訪問した。1996年から21年間の区界高原自然環境保全地域、2015年からは早池峰山自然環境保全地域の自然保護指導員として活動。市主催の自然観察会のガイドも行い自然の素晴らしさを広めている。

 07年、自然保護功労者として県知事表彰も受賞している武内さんは「周りの人の温かい言葉や支えがあって受賞できた。今後も地域の自然を守り、魅力を多くの人に伝えていきたい」と力を込める。

保養支え500万人 盛岡・ユートランド姫神

10.05 14:12 岩手日報社

 盛岡市下田の市総合交流ターミナル施設ユートランド姫神(村山悦男支配人)は4日、開所から20年で利用者500万人を達成した。

 500万人目は滝沢市妻の神の菊池久二さん(84)で、妻の千鶴子さん(76)と温泉入浴に訪れた。2人は、指定管理者として同施設を運営するたまやま振興の福田稔社長、盛岡市の今野孝一玉山総合事務所長と一緒にくす玉を割って祝った。

 利用者500万人を記念し、同施設は5日の入浴料を普段の半額の300円(小学生150円)とする。

SNSで矢巾巡り 町、スタンプ集めPR

10.05 14:00 岩手日報社

 矢巾町は会員制交流サイト(SNS)の「スタンピット」を活用した情報発信を開始した。町によると、公式ユーザーとして同サービスを活用する自治体は全国初。参加者はスマートフォンを使ってお薦めの店や観光地などを掲載してスタンプラリーにするほか、そのスタンプラリー登録地点を他の参加者が巡ることで町のアピールにつなげる。

 スタンピットはモバイルコム(松山市、所谷直人社長)が運営するインターネットサービス。同町は先月からサービスを開始した。

 スタンプラリーは、スマホでそれぞれ独自のテーマでシート作製できる。一方、スタンプラリーに参加したい人はスマホを手にシートに設定された地点に行くと、衛星利用測位システム(GPS)で位置が認識され、スマホで写真を撮ってスタンプを押せる仕組み。

 町内では、町や一般の参加者が制作した「矢幅駅周辺の居酒屋ではしご酒」「矢巾町でカフェ巡り」などのテーマでスタンプラリーが登録されており、町内の店や観光地など150カ所以上が掲載されている。

ヨットで日本一周挑戦 横浜市の小島さん宮古寄港

10.05 13:47 岩手日報社

 ヨットで日本一周を目指す横浜市磯子区の小島浩一さん(53)は3日、宮古市神林のリアスハーバー宮古に寄港した。1型糖尿病を患う小島さんは病気と向き合いながら夢に挑戦し、同じ病気を患う人々に希望を与えている。

 2015年6月に横浜市を出発し、沖縄県、長崎県、北海道など全国100カ所以上を巡ってきた。1日当たり7~10時間操縦し、陸で食料やガソリンを調達。夜はヨットで眠る。

 全長7・5メートルのヨットには、全国で出会った患者や親交を深めた人々からの寄せ書きが記された旗が掲げられている。「『力をもらっています』と言われたこともあった」と笑みをこぼす。

 9月27日に本県入り。近く宮古市を出発し釜石市を目指す。「1型糖尿病は不治の病ともいわれるが、血糖をコントロールできれば諦めずに挑戦ができる。ここまできたら、きっとやりきれるはずだ」と力を込め、ゴールの横浜市を目指す。

 ブログ「こじま海景」で航海の様子をつづっている。

地方自治、在り方考察 奥州・後藤新平記念館前館長が出版

10.05 13:37 岩手日報社

 奥州市水沢区の前後藤新平記念館長の高橋力さん(68)は、地方自治の在り方を研究する論文や、憲法改正に対する考え方について本紙などへの投稿をまとめた著書「自治はオーケストラ」を自費出版した。「日本の将来を考える一つの材料にしてほしい」と思いを語る。

 B6判の265ページ。▽日本国憲法と地方自治法の施行から70年▽後藤新平の自治の精神と生誕160年▽新聞と社会▽大学の研究紀要など-の4章で構成している。

 研究対象の地方自治を考察する論文や、本紙「日報論壇」などへの投稿記事を収録した。高橋さんは「市町村がもっと力をつければ、国とじかにいろいろな政策を展開できるようになる」と持論を説く。

 本は非売品で、市内の図書館などに寄贈する。問い合わせは高橋さん(0197・26・3346)へ。

親子わくわく、遊び満喫 花巻・こどもセンターでイベント

10.05 13:31 岩手日報社

 花巻市花城町の子育て支援施設こどもセンター(高橋靖所長)は4日、同市松園町の市総合体育館で開設10周年記念イベント「わくわくひろば」を開いた。

 0~3歳の子どもと保護者約150人が参加。ダンスや、うちわで色紙を飛ばす花火ごっこ、滑り台や踏むと音が鳴るパネルなど多様な遊びが用意され、子どもたちは約1時間半体を動かして楽しんだ。

 同センターは2007年4月に同市花城町のまなび学園内に開設。保育士や看護師などスタッフが8~10人常駐し、悩み相談や保護者向け講座、遊び場の提供などを行っている。