お菓子作りの楽しさ親子ら体験 菓子博会場で教室

04.30 00:15 伊勢新聞

 伊勢市朝熊町の県営サンアリーナ一帯で開催中の「お伊勢さん菓子博2017」で29日、小学生と保護者を対象にした「お菓子づくり教室」があった。県内から40組80人が参加し、亀山市の和菓子店「生甘堂」の伊藤正博さん(43)の指導で、いちご大福を作った。

 お菓子作りの楽しさを体験してもらおうと、菓子博実行委が企画。県内のお菓子店や製菓専門学校が協力し、期間中の土日祝日に開いている(参加申し込みの受け付け終了)。

 この日は4回に分けて体験を実施。伊藤さんが手順を説明しながら、もち粉とグラニュー糖、水を混ぜ合わせて電子レンジで加熱し、大福の生地を作った。参加者らは、生地を伸ばしながら白あんを包んで形を整え、指で作ったくぼみにいちごを載せて完成させた。

 伊勢市藤里町の大西香織さん(47)と娘の以恋さん(10)は、「簡単においしくできた。今度はたくさん作っていちご大福パーティーをしたい」と話していた。

カワウソの赤ちゃん人工哺乳 伊勢シーパラ、前例なく奮闘

04.29 23:50 伊勢新聞

 4月10日に2頭のツメナシカワウソの赤ちゃん(雄)が生まれた、伊勢市二見町江の水族館「伊勢シーパラダイス」は、体調を崩した赤ちゃんの安全を優先するため人工保育に切り替え、24時間態勢で飼育員が育てている。生まれたばかりの初乳段階での人工保育は同館初の試み。担当飼育員の奮闘ぶりを紹介する。

 ツメナシカワウソの国内飼育数は少なく、わずか9頭。中でも同館は平成3年から飼育を始め、全国の水族館や動物園の中でも最長の飼育記録(20年)を持つ。現在は今回出産の2頭を含め5頭が暮らしている。

 「ズリ」(雌、推定9歳)と「ブブゼラ」(雄、推定7歳)のペアにとって今回は4例目の出産。これまで2例は赤ちゃんがうまく育たず、「今度こそ元気に育ってほしい」と飼育員は強く願っているという。

 そんな赤ちゃんに変化があったのは18日。1頭の体重が増えず、左目の炎症と脱水症状が疑われ、人工保育を開始。3日後にはもう1頭の元気消失と鼻血を確認し、母親から離した。

 飼育担当の小野田忍さん(41)によると、日本では初乳段階での人工保育の前例がなく、参考にする情報やデータがない手探り状態。おなかを壊すだけで命に関わるため、排せつ物の状態や鳴き声などを観察し、少しの変化も見逃さないようにと緊張する日々が続く。

 食事はネコ用粉ミルクを使用。濃度や与える量は体重の増加を見ながら調整し、哺乳瓶の乳首も人間と動物用の6種類を用意して、どれが赤ちゃんに一番合うか試してから使っている。

 仕事が終わると、いつもはスタッフルームにいる赤ちゃんを小野田さんが自宅に連れ帰り、3時間おきにミルクを与えて食後に排せつを促す。苦労のかいあって現在、健康状態は良好で体重も順調に増えているという。

 約2カ月後には離乳となり、魚をすり身にして与える予定。小野田さんは「次の大きな壁は離乳。そこを越えれば安心だが常に気は抜けない。1日も早くお客さんに見てもらえるように頑張りたい」と話した。

三重県内小企業の景況好転 1―3月期「持ち直しの動き」

04.29 03:02 伊勢新聞

 日本政策金融公庫は28日、三重県内の小企業に対する1―3月期の動向調査結果を発表した。景況について、昨年7月以降維持してきた「足踏みが続いている」との見方から「持ち直しの動きがみられる」と判断を好転させた。

 取引先の157企業を対象に実施し、68.8%にあたる108企業が回答。業況が「良い」と答えた企業から「悪い」とした企業を引いた業況判断DIはマイナス27.4で、前期から5.9ポイント上昇した。

 業況判断DIは、いずれの業種も「良い」が「悪い」を下回るマイナスとなったが、製造業が前期から15.4ポイント、小売業が22.8ポイント上昇。飲食店・宿泊業は17.4ポイント減少したものの、来期(4―6月)は7.8ポイント増となる見通しを示した。

健やかな成長願い園児にこいのぼり 伊勢・二見興玉神社

04.29 02:44 伊勢新聞

 「こどもの日」を前に、伊勢市二見町江の二見興玉神社は28日、地元の園児らの健やかな成長を願い、こいのぼりを贈った。

 毎年、同町の二見浦、五峰、高城の3保育園の園児を招き、成長祈願をしている。

 この日は、二見浦の3―5歳児74人と五峰、高城から代表園児1人ずつが訪れ、本殿でおはらいを受けた。続いて園児の代表が玉串をささげ、全員で参拝。神職は「みんなが元気に遊べるよう、神様にお願いしました」と話した。

 最後に園児たちは、神職らから青色やピンク色のこいのぼりを受け取り、うれしそうに高く掲げて「元気に泳いでる」などと歓声を上げた。

 こいのぼりは、3保育園の全園児計242人に贈られた。

35年ぶり舞楽「左方抜頭」披露 伊勢神宮で春季神楽祭

04.29 02:40 伊勢新聞

 伊勢市の伊勢神宮で28日、春季神楽祭が始まった。内宮神苑の特設舞台では、35年ぶりの公開となる舞楽「左方抜頭(さほうばとう)」など4曲が披露された。

 舞台をはらい清める舞楽「振鉾(えんぶ)」で始まり、猛獣に襲われた親の仇を討ち、喜ぶ様を表したとされる「左方抜頭」を披露。

 眉をつり上げた赤い面と、毛縁(けべり)の裲襠(りょうとう)装束を身に着けた舞人が、6拍子のリズムで演奏される左方の曲に合わせて勇壮に舞った。

 春の花園で舞い遊ぶチョウを表現した「胡蝶(こちょう)」では、もえぎ色の衣装に極彩色の大きなチョウの羽を背負った舞女4人が、山吹の花を手に華やかな舞を見せ、大勢の参拝客らが写真に収めていた。

 神楽祭は30日まで開かれ、舞楽公開は午前11時と午後2時の2回。雨天時は参集殿奉納舞台で午前11時から披露される。

卯の花ちらほら 鈴鹿の佐佐木信綱記念館

04.29 02:37 伊勢新聞

 鈴鹿市石薬師町の佐佐木信綱記念館で、卯の花が白い小さな花を咲かせ始めた。

 卯の花はユキノシタ科の落葉低木で「ウツギ」の別名。旧暦の4月(卯月)に咲くことから名前が付いた。信綱が作詞した唱歌「夏は来ぬ」にちなみ、館内に約120株が植えてある。

 現在は3分咲き程度。小指ほどの大きさの花がちらほらと咲いている。見ごろは来週くらい。

 北伊勢広域観光推進協議会が主催する「花と食の回廊スタンプラリー」のスタンプ設置会場の1つになっており、四日市市西山町の斉木真寿美さん(45)は、母親のみどりさん(71)と来館。「今日は2カ所目。ここは初めて来たが、かわいい花ですね」と話していた。

 同町は国文学者・佐佐木信綱(1872―1963年)の出生地。昭和63年から地域一帯となって「卯の花の里づくり」に取り組んでいる。

保護者に県内就職先紹介 越境入学問題で4県立高の教諭

04.29 02:32 伊勢新聞

 保護者の三重県内居住を義務付ける県教委の規則に反し、少なくとも5つの高校で49人の生徒が越境入学した問題で、うち4校の教諭らが入学を希望する中学生の保護者に県内の就職先を紹介していたことが28日、県教委への取材で分かった。

 県教委などによると、県内の就職先を紹介していたのは四日市中央工業(四日市市)、四日市工業(同市)、菰野(菰野町)、いなべ総合学園(いなべ市)―の4校。運動部顧問の教諭らが保護者の相談を受け、知り合いの会社を紹介するなどしていた。

 県教委は各高校にスポーツで実績のある中学生らに入部を勧誘しないよう通知している。県教委は今回の紹介について「すぐさま勧誘に当たるとは言えない」と説明。紹介の件数や教諭の特定は「5月中に実施する調査に加えるかを検討する」としている。

 また、県教委は県内に転居する保護者に対し、就業証明書などの提出を義務付けている。今回の紹介で保護者が就業証明書を発行した会社で実際に勤務しているかについて、県教委は「個々の事案を詳細に把握していないため、分からない」としている。

県内求人倍率1.47倍 3月、雇用情勢改善進む

04.29 02:29 伊勢新聞

 三重労働局が28日に発表した3月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.03ポイント増の1.47倍だった。平成28年5月以降、1.4倍台で推移している。

 労働局は「県内の雇用情勢は改善が進んでいる」との判断を7カ月連続で据え置いた。全国平均を0.02ポイント上回り、全国順位は前月から2つ上げて17位となった。

 新規求人数は、前年同月比4.9%増の1万3027人で、3カ月ぶりに増加。有効求人数は同比1.8%増の3万7612人で、12カ月連続で上昇している。

 新規求人の産業別では、慢性的な人手不足により医療・福祉が高水準で推移。トラック運転手の不足を背景に、運輸業・郵便業の求人が前年同月比20.2%増と大幅に増えている。

 また、昨年度の有効求人倍率の平均は、前年度比0.13ポイント上昇の1.45倍で、リーマンショックで落ち込んだ21年度以降、7年連続で改善が続いている。

全国の特産菓子1800種類目当てに長蛇の列 菓子博

04.29 02:21 伊勢新聞

 お伊勢さん菓子博の会場で約530社、1800種類の菓子を販売する施設「全国お菓子夢の市」が、21日の開幕から大勢の客でにぎわっている。入館までに平均1時間以上を要するほか、レジ前にも行列が。客足が落ち着く午後3時以降が狙い時だ。

 23日午後2時半過ぎの待ち時間は120分。施設前にある三角コーンを並べて作った仮設通路には入館待ちの長蛇の列ができた。一方、28日午後2時過ぎの待ち時間は約30分。担当者は「待ち時間は日や時間帯でまったく違う」と話す。

 事務局によると、これまでの平均待ち時間は平日が1時間、休日が1時間半。午前10時の開場後、先に買物を済ませようとする来場者が多く、正午ごろまでが入館者のピークとなっている。混雑を避けるため、3―5分ごとに100人ずつ入館させている。

 館内には全国の特産菓子が所狭しと並ぶ。三重県ブースは入り口すぐの場所にあり、各社自慢の一品をはじめ、県内の高校生がレシピを考えて企業が商品化したスイーツも置いている。各県のブースもにぎわっており、職員は絶えず商品陳列の作業に追われている。

 売れ行き好調のため、会計でも待ち時間が発生。これまでは最大50分、平均すると30分間ほど待つ必要があった。事務局は29日からレジを増やすなどして対応するという。

 担当者は「開幕から1週間が過ぎて、レジを担当する職員が作業に慣れたこともあり、客の流れもスムーズになってきた。連休中は夕方も混むかもしれないが、できるだけ待ち時間を少なくできるよう努めたい」と話していた。

三重バイオレットアイリスの新人選手、鈴鹿市長に抱負

04.28 01:42 伊勢新聞

 鈴鹿市を拠点に、ハンドボール女子日本リーグでプレーする三重バイオレットアイリス(櫛田亮介監督)の移籍選手、新人選手計5人が27日、同市役所の末松則子市長にあいさつした。

 来庁したのは、昨年5月に飛騨高山ブラックブルズから移籍した細江みづき選手(24)=日体大卒、岐阜県下呂市出身=、今季新加入する島居宏汀選手(22)=武庫川女子大卒、四日市市出身=、中田夏海選手(22)=福岡大卒、福岡市出身=、林美里選手(22)=桐蔭横浜大卒、名古屋市出身=、水谷雪菜選手(22)=茨城大卒、同=。

 細江選手は「2シーズン目に入り、いろいろなことに挑戦して頑張りたい」、島居選手は「地元選手としてみんなに勇気を元気を与える選手になりたい」、中田選手は「新戦力として鈴鹿と日本のハンドボールを盛り上げたい」、林選手は「仕事とハンドを両立し、いろいろなことにチャレンジして頑張る」、水谷選手は「フィジカルなプレーでみんなを元気づけたい」とそれぞれ抱負を述べた。

 末松市長は「地道に地域やサポーターらとつくり上げてきたチームカラーを大切にしながら、それぞれが活躍できるよう頑張って」と激励した。

 同チームの前季成績は4位。櫛田監督(39)は「目先の試合を1勝ずつ着実に積み重ねたい」と意気込みを見せた。

 今季は5月17日の社会人選手権で開幕。日本リーグは8月末から。