「松阪豚専門店まつぶた」に決定 市の中小企業支援事業

05.21 22:04 伊勢新聞

 三重県松阪市は21日、同市日野町の市産業振興センターカリヨン別館で「中小企業ハンズオン支援事業」の公開審査会を開いた。市内から公募して1社を選び、商品開発から販売、宣伝まで市が集中的に援助する。4社が応募し、「山越畜産 松阪豚専門店まつぶた」(同市高町、橋本妃里代表)の「既存商品『魔法の塩ポン酢』改良と健康意識の啓発活動で高齢者の健康寿命伸長計画」を選定した。

 同事業は自治体初の取り組みとして昨年度から始め、第1号の三重化学工業(同市大口町)は医療分野の新ブランド「メディアン」を立ち上げた。今回はサービス業を対象に募った。

 グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ協議会や県営業本部、県工業研究所などの6人が審査し、西村訓弘三重大学副学長が審査委員長を務めた。

 プレゼンではカリヨンビルで和フレンチ「新上屋」を営むシティ・ホールディングスが「新上屋は本居宣長が賀茂真淵と出会い、人生を変えた場所。いい出会いを連想できるおむすびの形でムースを挟むどら焼きを試作中」などと発表。

 審査委員らは「戦略と仕組みづくりが大事。本当にこれなら勝てるものを1個1個はっきりさせて掛け合わさないと。掛け算なのでぼやかしたものがあるとゼロに近づく」と質問したり助言した。

 結果発表した西村委員長は「自分の強みを一番知っている人が選ばれた。サービス業は地域全体を変える可能性がある。まち全体を巻き込んで変えるんだという勢いで」と激励し、竹上真人市長は「松阪豚を世に知らしめてほしい」と期待した。橋本代表は「健康に良い特別な豚。全国にPRしていきたい」と意気込んだ。

三重国体開催へ会場視察始まる 日本スポ協など、伊勢から

05.21 21:46 伊勢新聞

 日本スポーツ協会(旧日本体育協会)やスポーツ庁などによる第76回国民体育大会「三重とこわか国体」競技会場の視察が21日、県内で始まった。

 この日は伊勢市宇治館町のスポーツの杜伊勢陸上競技場や同体育館などを視察。県や伊勢市の担当者らとともに、施設の改修状況など確認した。

 日本スポーツ協会の大野敬三・国民体育大会委員会委員長は昨年10月に新装オープンした陸上競技場について「良く整備されているという印象を受けた」。

 県内屈指の観光スポット、伊勢神宮に近接することから、伊勢市職員から、駐車場や輸送対策が課題になると報告を受けると「国体に来た人も観光者になる。両立する方法を考えてほしい」と注文した。

 22日は津市産業・スポーツセンター、スポーツの杜鈴鹿(鈴鹿市)を視察する。

 三重とこわか国体の開催は、日本スポーツ協会の理事会を経て7月に正式決定する予定。

乗り捨てOKのレンタサイクル 伊勢市観光協会が実証実験

05.21 21:45 伊勢新聞

 レンタサイクル事業の取り組みを充実させようと、三重県伊勢市観光協会は自転車の返還先を1カ所から5カ所に増やす「乗り捨て実証実験」を始めた。6月13日まで。

 観光協会はこれまで、市内3カ所の観光案内所などで、レンタサイクル事業を実施。自転車を貸し出した場所でなければ返還できなかったが、実証実験中は貸し出した先とは別の観光案内所でも自転車を返せる。

 実験に伴い、観光協会は自転車の貸出先を追加した。実験中に自転車の貸し出しと返還を受け付けるのは、伊勢市駅手荷物預かり所▽外宮前観光案内所▽二見浦観光案内所▽宇治浦田観光案内所▽伊勢夫婦岩めおと横丁の計5カ所になる。

 観光協会は、実験期間中にレンタサイクル利用者の1割以上が、借りた先とは別の観光案内所に自転車を返せば、需要があると判断し、取り組みの継続を検討する。担当者は「伊勢の観光を楽しんでもらえるよう制度を充実させていきたい」と話している。

LINEで悩み相談63件 県内中1対象、いじめは27件

05.21 21:39 伊勢新聞

 三重県教委の廣田恵子教育長は21日の定例記者会見で、スマートフォンの無料通信アプリ「LINE」を活用した相談の実施状況を公表した。相談を始めた14日からの5日間で、中学1年の相談は63件。うち、いじめに関する相談は27件だった。

 県教委によると、63件の主な内訳は、いじめなど友人関係や学校生活に関することが46件、学業や進路に関することと家庭に関することが3件ずつ。いじめの相談は、友人に無視をされたり、悪口を言われたりしたとの内容だったという。

 県教委は相談を始めた14日、県内の学校に通う中学1年の約1万7000人にLINE相談を登録するためのカードを配布したが、18日までにカードを使って実際に登録した生徒は137人だった。県教委の調査では、中学生の携帯電話所有率は約7割に上る。

 廣田教育長は「スマホの所有率などを考えると、登録の件数は自然な数字だと思っている」とした上で「何も吐露できなかったことが書けるようになり、相談のハードルが下がったと思う。子どもたちが安心して生活できるよう、丁寧に対応したい」と述べた。

 LINEの相談は、いじめなどの相談対応を手掛ける「ダイヤル・サービス」(東京都)に委託し、平日の午後5時―同9時まで対応している。現段階では中学1年だけが対象。7月下旬までに、中高生の全学年に専用のカードを配布して受け付ける。

丸山千枚田で1000人田植え 熊野、全国からオーナー集う

05.20 23:02 伊勢新聞

 三重熊野市紀和町丸山の丸山千枚田で20日、田植えの集いがあった。丸山千枚田保存会や地元の小中学生、全国のオーナーら約1000人が参加し、あきたこまちの苗を手植えした。

 地元住民らが素晴らしい景観を残そうと平成5年に保存会を結成。平成8年に田植えや稲刈りに参加できるオーナー制度をつくり、毎年100組を超える申し込みがあり、観光客や写真愛好家が全国から訪れる。

 この日は家族連れらが割り当ての田に苗を植え、子どもがオタマジャクシを見つけて喜んでいた。

 参加した相模女子大学(神奈川県相模原市)2年生の山崎円さん(19)は「熊野市には初めて来た。自然が豊か。稲刈りも参加したい」と話していた。

投てき成瀬一家がVラッシュ 三重マスターズ選手権

05.20 23:01 伊勢新聞

 2世代で陸上競技投てき選手の成瀬一家が13日に伊勢市で開かれた三重マスターズ選手権で大活躍した。

 男子ハンマー投げの元高校記録保持者の真一郎さん=松阪市=が男子40歳代ハンマー投げで大会新記録で優勝すると真一郎さんの妻で女子円盤投げで日本歴代2位の記録を持つ美代子さん=同=は女子40歳代円盤投げを制覇。

 真一郎さんの弟・正峰さん=伊勢市=は男子35歳代やり投げで優勝。さらに真一郎さん、生峰さん兄弟の父・安史さん=鳥羽市=は男子70歳代円盤投で1位に、母・きぬ代さん=同=は女子70歳代砲丸投げとハンマー投げの2冠に輝いた。

 全国高校総体で活躍し、40歳代からマスターズの世界で活躍する両親に刺激を受け3年前に真一郎さん、美代子さんがマスターズデビュー。

 真一郎さんの営む鍼灸院の名を採った「成瀬鍼灸院陸上競技部」で三重陸協にチーム登録するため5人目が必要となり、真一郎さんらの誘いを受けた正峰さんも昨年から出場している。

 ともに投てきに親しむ者同士、実家でくつろぐ時も練習方法や投てきのコツなど助言しあうことも。モットーは生涯現役。安史さんは「陸上は自分の生き甲斐。筋力、体力をつけてこれからも前向きに取り組んでいきたい」と話している。

児童から社会人、ホッケー楽しむ 名張の競技場でイベント

05.20 23:01 伊勢新聞

 三重県内でホッケーに親しむ児童から社会人まで約100人を集めた「enjoi hockey in名張」(名張市ホッケー協会主催)が20日、名張市夏見の市民陸上競技場(メイハンフィールド)であり、6月にインターハイ東海予選を控えた白子高校男子ホッケー部と、県内唯一の一般チーム「三重クラブ」の壮行試合などが行われた。

 同競技場は2021年の三重とこわか国体のホッケー会場で、昨年4月、人工芝のフィールドとして新装オープンした。同イベントは、名張市でホッケーをPRしようと、県ホッケー協会と共催で今年初めて開催した。

 名張ジュニアホッケースクールの小中学生や、今年4月に発足した白子高校女子ホッケー部、名張青峰高校ホッケー同好会の生徒らも参加し、青々とした芝の上で、ミニゲームや合同練習などで汗を流した。

 市内では、同市百合が丘で新たなホッケー場の整備計画が進んでおり、同協会では今後も競技をPRするイベントを実施していくという。

なぎなた女子団体で稲生V 県高校総体、3年ぶり快挙

05.20 22:58 伊勢新聞

 三重県高校総体は20日、なぎなた、ラグビーなどが行われた。全国高校総体(インターハイ)、東海高校総体の予選を兼ねて行われ、稲生、高田、皇學館の3校の総当たり戦で争われたなぎなた女子団体は稲生が2戦2勝し、3年ぶりの優勝を果たした。

 ラグビーは準々決勝があり、朝明、稲生、木本、四日市工が25日にスポーツの杜鈴鹿である準決勝にコマを進めた。

 今年の全国高校総体「東海総体2018」は7月下旬から三重を中心に東海4県(セーリングのみ和歌山県で開催)で開催。なぎなたは8月5―7日、津市久居体育館であり県内から女子団体上位2校、女子個人(試合、演技)上位4位がインターハイに出場する。

お木曳継承へ「エンヤ」 伊勢・浦口町住民ら練り歩く

05.20 22:57 伊勢新聞

 20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮で御用材を神域に運び入れる「お木曳行事」に向け、伊勢市浦口町の住民らが保存会(西山茂会長)を結成し、同行事に欠かすことのできない奉曳車の組み立てや荷締め、木遣りなど伝統の継承に取り組んでいる。20日の町内曳では新たに制作した手踊りを披露し、住民ら約350人が本番さながらに奉曳車を引いた。

 同会は平成27年に発足。次回まで期間があるため、経験者が次世代に伝統技術をつなごうと町内曳を企画。浦口音頭を作曲して手踊りを考案し、荷締めや木遣りの練習会を開き、資金集めのため役員が廃品回収をして継承活動に力を入れる。

 午前7時から保存会車部と青年団が中心となって奉曳車の組み立てや飾り付け、材木の荷締めなどを準備し、午後から町内曳がスタート。安藝博世話人代表は「浦口町民の連携や横のつながりを大事に、一から勉強し直す気持ちでやりたい」とあいさつした。

 法被に鉢巻き姿の女性らが手踊りを披露し、子どもらが勇壮な木遣り唄を響かせた。参加者らは奉曳車の2本の綱を持ち、「エンヤ、エンヤ」と掛け声を上げながら約1㌔のコースを3時間かけて練り歩いた。

サラブレットら白熱レース いなべ草競馬に2000人沸く

05.20 22:56 伊勢新聞

 三重県のいなべ愛馬会(若松正人会長)は20日、いなべ市大安町平塚の両ケ池公園で恒例の「いなべ草競馬」を開いた。一線を退いたサラブレットなど約40頭が出走し、1周400㍍のコースを砂煙を上げながら駆け抜けた。

 予選、決勝の計15レースがあり、元競走馬たちが白熱したレースを繰り広げた。詰めかけた約2000人の来場者は目の前を通り過ぎる迫力ある走りに声援を送り、カメラのシャッターを盛んに切っていた。

 同市周辺は戦前、農耕馬の競馬が盛んだった。再現しようと同会が昭和46年から毎年開いている。