猫の鳴き声のヒミツ!
![](https://scdn.line-apps.com/stf/linenews-issue-1211/item-1088246/d2ee5fa7d99797b846be53518896c716257dbe65.jpeg)
引用元:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ
猫の野生時代は、単独行動をとりながら生活していました。そのため、敵に居場所を知られないために、声でコミュニケーションをとることは、あまりなかったと言われています。しかし、人間と一緒に暮らすようになってからは、コミュニケーションをとるために、徐々に鳴き声が発達していったのだそうです。
人間にご飯を貰うため、人間にすみかを用意してもらうため、人間に可愛がってもらうためー。猫は人間と暮らすうえでさまざまなことを学び、生きていく術を見つけてきたのです。「にゃ~ん」と甘えて鳴く猫を見て、私たちはただただ可愛いなあと思うだけですが、その「にゃ~ん」には深い歴史があったのですね。
猫は声の高さで感情が異なるらしい!?
![](https://scdn.line-apps.com/stf/linenews-issue-1211/item-1088246/3b98ad990a53d4788f26e63a38cb784a252495c9.jpeg)
引用元:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ
意識しないと聞き逃してしまいそうですが、よくよく聞くと、猫はさまざまなトーンの声を発しています。猫の鳴き声は、発するときの力加減で、高低が決まるのだそうです。全ての鳴き声の意味を理解するのは、人間にはほぼ不可能ですが、高い声・普通の声・低めの声と大まかにわけると、なんとなく猫の気持ちを読み取ることができますよ。
「高い声」
高い声は、甘えや興奮の気持ちを表します。猫はあまり声を張りませんが、大きめの高い声でアピールしてくるときは、飼い主さんに甘えたいとき。たくさんかまってあげましょう。
「いつも通りのトーン」
普段通りの声色は、挨拶やひかえめな主張を表しますので、平常心でいると思ってOKです。挨拶としての役割にくわえて、「○○してほしい」ではなく「○○してくれたらいいな~」くらいの主張をしている場合があります。
「低い声」
低い声を出すときは、強い主張や威嚇の気持ちがある可能性があります。声だけではなく、顔つきや前後の行動も注視して、猫が何に対して嫌な気持ちになっているかを見極めてください。普段から愛猫を観察していれば、自ずと何が言いたいかがわかるはずですよ。
子猫時代は色々な鳴き方を試しているらしい!?
![](https://scdn.line-apps.com/stf/linenews-issue-1211/item-1088246/7ddd749c8dbe08f3cd48d235166a9b28e20b3c3a.jpeg)
引用元:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリ
子猫の頃は、どんな鳴き方で親や飼い主さんにアピールすれば効果的なのか、一生懸命試しているのだそうです。逆にシニア期になると落ち着いてきて、あまり鳴かなくなる傾向にあります。たくさん声を聞かせてくれる仔猫期は、飼い主さんにとってとても貴重な期間です。出来ることなら、映像や音声に残しておくと良いでしょう。きっといい記念になるはずですよ。
猫が積極的に鳴くようにいなったのは、人間と生活するようになったからなんですね。そう思うと、より愛猫の鳴き声が愛おしく感じませんか?積極的に話しかけて、愛猫とたくさんコミュニケーションをとってくださいね。
出典/「ねこのきもち」2016年10月号『サウンドオブ「ミャー」ジック』(監修:動物看護士・小野寺温先生)
文/higarina
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。