今年から日本の女子ツアーに参戦しているアン・シネの人気がすごい。超ミニスカートでゴルフファンを驚かせたにとどまらず、朝のワイドショーなどでも取り上げられ、トーナメント会場にはゴルフ雑誌だけでなく、一般誌のカメラマンまでもが殺到。大勢のギャラリーが彼女の組に集まっているという。
セクシーな外見に注目が集まっているが、先日の「ニッポンハムレディスクラシック」では13位に入り、実力もしっかりあることを証明した。スイングの完成度も高く、初優勝もそう遠くないかもしれない。
では、そのアンのクラブセッティングをチェックしてみよう。以前は「テーラーメイド M1 440 ドライバー」を使っていたが、シーズン半ばを過ぎ、「アース・モンダミンカップ」から「テーラーメイド グローレ F ドライバー(2014年)」に変更している。
「M1 440 ドライバー」は、男子プロの中でもハードヒッターがチョイスしているモデル。ボールのつかまりを抑え、低スピン弾道が打ちやすく、コントロール性も高いが、日本の女子ツアーで使っているプロはほとんどいない。一方、「グローレ F ドライバー」は女子プロに人気が高く、ボールのつかまりが良い上にミスヒットにも強く、アンもこのクラブに変更してから16位、13位と成績が上昇してきた。
中古市場では「グローレ F ドライバー」の品薄状態も一段落し、価格もお手頃になってきた。ボールのつかまりが良く、飛距離性能が高いドライバーを探している人にはお勧めのクラブだ。
シャフトも見直すなど様々な試みをするアンだが、潜在的な実力を発揮して、成績でも注目を浴びる日は近いかもしれない。セクシーさだけではなく、実力もある彼女の活躍を期待したい。