トレンドすぎず、かといって地味すぎず。おしゃれ感はありつつも、実用性も重視。働く女性にとって、仕事服はある意味、もっとも要求が高いもの。
実際に働く読者に聞き込み調査を行ったところ、「おしゃれTOO MUCH感はいらない!」「華やかすぎると浮ついて見られる」「気合を入れ過ぎていない、ほどよいこなれ感が必須」というリアルな本音が。
そこから導き出した、今シーズン本当に使えるワークアイテムとは? スナップとともに徹底検証。
ツインセット
コーディネートいらずで、女性らしく華やかというワンピースの利点に加え、上下別に使えてコーディネートの幅が広がるというメリットが備わったいいとこどりのアイテム、その名も“ツインセット”。ワンピースに見えて、実は上下セパレートというデザインが、ただのワンピースよりもこなれ感たっぷり。今シーズン、多くのブランドから登場しているので、ぜひワードローブに加えてみて。シンプルすぎるタイプよりも、レースやアシメトリーなどエッジィが利いたデザインがおすすめ。
ホワイトパンツ
きちんと感、好感度、清潔感、抜け感……ワークシーンに必要な要素を兼ね備えたボトムスが、ホワイトパンツ。重くなりがちな夏のモノトーンスタイルの救世主としてもうってつけ。特に今シーズンは、ホワイトパンツが大豊作。ワイドやクロップドなど、バリエーション豊かに登場しているので、似合うデザインの白パンツをワードローブに取り入れて、通勤スタイルを活性化させて。とはいえ、透ける素材は絶対にNG。ハリのある地厚素材で、脚のラインをきれいにカバーしてくれるタイプを厳選して。ホワイトデニムも今季は◎。
チャンキー&ローヒールシューズ
仕事にふさわしい“きちんと感”がありつつ、歩きやすさを兼ね備えたシューズは、いつだってワーキングウーマンの強い味方。そんな欲張りな要求に答えるのが、ヒール5㎝以下のチャンキーヒールパンプス。ただ素材やデザインによっては野暮ったくなってしまう危険性もあるので、パテント素材やカラー、甲浅のデザインなど、モード感のあるデザインを厳選して。クラス感のある素材やエレガントなデザインを選ぶのが今季流。
photo:HIDEYUKI KAWANA, GETTY IMAGES styling:NAO NAKAKO