意外と見られているのに手入れが怠りがちなパーツNo.1、うなじにフォーカス! サロンプロフェッショナルによるアドバイス、おすすめのアイテムなど、理想のうなじ作りのための役立つ情報をお届け。今から徹底的に磨き上げれば、浴衣も水着もぐっと洗練された着こなしに!
自分のうなじ、把握できてる?
自分ではよく見えないし、どんな整え方が理想なのかもよくわからない……、そんな声が大多数のうなじ。ブライダルから一般まで数多くの女性のうなじを見てきたレディースシェービングサロン、「フィニ 」の西武池袋本店チーフ高橋さんによると、うなじの形は実に千差万別だという。
「うなじは人によって全然違います。左右非対称の方や、その人の髪型によっても理想の形は変わります。ほとんどの人が自分のうなじの状態を把握できていないので、どういう形がいいか相談されたり、自然な形でお任せというケースが多いですね。施術後はボサボサでぼやけていたラインがくっきり明瞭になり、それだけで後ろ姿も真横からの印象も見違えて美しくなりますよ」(「フィニ 」西武池袋本店・高橋さん)
うなじの理想形はズバリ“W”型!
理想とされるうなじの形は、“みつ襟”と呼ばれる両側の下の部分が左右対称になった“W”(ダブリュー)型。さらにこの“W”の内側に“M”のようなジグザグのラインが描けているといっそう美しく見えるそう。
「後ろ姿がすっきりして見えるので、下に伸びる“W”のツノの部分はあえて残すのが鉄則。先が筆のように細く、長くなるほど首がほっそりした印象に見えます」
「逆に残念な形としては、ラインがまっすぐで男性的に見えるケース。すでに脱毛サロンで何回か施術経験がある場合だと、あったはずのツノまでまっすぐにされてしまっている方もいて、とてももったいなく思います」(「フィニ 」西武池袋本店・高橋さん)
せっかくうなじをケアしても、首が短く見えてしまっては確かにもったいない! 脱毛サロンに通う人は誤って整えすぎになる可能性があるので、左右対称の“W”型に整えてもらうように自分でしっかり説明をすることがマスト。
うなじのうぶ毛は自分で整えてOK?
「目指すべき形がわかったから、今後は自分でうぶ毛ケアできそう」と思う人もよくいるそう。ただし「国家資格の理容師免許を持っていない一般の方が、合わせ鏡を見ながらカミソリを使うのは大変危険です」とチーフの高橋さん。自分で確認しづらいうえ、シェービングの力加減によっては肌を傷める可能性が高いため、プロ以外の人が自分でやるのは危険! どうしてもセルフでやるのであれば、カミソリでなく電気シェーバーを使って優しくあてるのが安心のよう。
『フィニ』のシェービングは、うぶ毛ケアと同時に古い角質除去も目的としているので、施術後は肌がトーンアップし、保湿力も上がり、継続することでターンオーバーも正常になるのでおすすめですよ」(「フィニ 」西武池袋本店・高橋さん)
また、うぶ毛は静電気のように帯電するため、汚れや埃といった空気中の汚れを引き寄せてしまう面も。そうした汚れが毛穴に入ると、肌荒れやニキビの原因にもなりがちだけれど、シェービングを行えば雑菌が付きにくくなり、清潔に保てるというメリットが。顔もシェービングするとメイクも崩れにくくなったりと、いいことがいっぱい。