第4回 椎木里佳の場合 「私が選挙に行く理由」

06.29 17:02LINE NEWS

LINE NEWSは若い世代の投票率UPを推進していきます


選挙権が18歳以上に引き下げられた今回の参院選。LINE NEWSは、様々な著名人に「選挙に行く理由」を取材します。それぞれが語る選挙への思いをヒントに、あなたが選挙に行く理由を見つけてみてください。第4回は10代の起業家・椎木里佳さん。(週3回配信)

第3回 ぺえ 「もっと若者の声を聞いて欲しい」
第2回 堀潤 「自分の“利益”のために選挙に行って欲しい」
第1回 春香クリスティーン 「私は“関わっていたい”から選挙に行く」

参議院選挙 2016 特別連載 トップページへ

LINE NEWS


投票に行かないともったいない



15歳で起業し、大学に進学する今年の春まで“女子高生社長”として話題を集めた椎木里佳さんは、今回の公職選挙法の改正により、初めて選挙権を得た有権者の一人だ。

「投票は行きます。せっかく獲得した権利だから、行かないともったいないなという気持ちが強いです。あと、やっぱり政治について発言するからには、投票に行かなければならないと思います。」

現役の経営者である椎木さんは、一般的な10代とは少し違う視点で政治を見ている。

「会社を経営する上では、法律のことが気になります。労働基準法や法人税の問題などですね。また、15歳にならないと登記ができない、つまり15歳以下は起業ができないという問題があるんです。そういうテーマにも関心があります」。

椎木さんが、起業したのはまさに15歳のときだった。しかし、同年代の起業家には、13、14歳から準備を初め、満を持して15歳で起業したというケースもあるという。

「13、14歳から起業できたらいいですよね。アメリカなどでは9歳から出来たりするらしいです。さすがにそれは早いのかなと思いますが……」

LINE NEWS


若者の方が“ナウな知識”があるんじゃない?



今回初めて選挙権を獲得した若い有権者からは、「私なんかが決めてよいのか」といった戸惑いの声も聞こえてくる。

「きっかけは、『顔が好き』『しゃべり方が好き』でもいいと思うんですよ。もちろん、奨学金政策などのように、やってほしい政策を掲げている、とかでもいい。なんとなく『投票に行くには、めっちゃ調べてから行かないといけない』みたいに思ってる人もいるかもしれないけど、全然そんなことはない。だから、軽い気持ちで行ってもよいと思います」

確かに、すべての大人が深く考えた末に投票しているわけではないだろう。

「年代はあまり関係ないと思うんですよ。よく考えて投票する人がいれば、それほど考えずに投票する人もいる。それは10代だろうが30代だろうが、変わらないのではないでしょうか。そこは『そんなに差はないんだよ』と伝えたいです。むしろ、高校生や大学生の方が授業で政治、経済の勉強をしているので、『 “ナウな知識”があるんじゃない?』って思いますね」

LINE NEWS


自分の日常に政治が関わっている



椎木さんは、与野党の政治家との対談をまとめた書籍を出版したばかりでもある。実際に政治家の話を聞いて、どのように感じたのだろうか。

「政治家の方にも何人かお話しを聞いたのですが、そんなに自分と違う世界の人じゃないなって思いました。自分の日常に政治が関わっていることが結構あるなとも思いました。そういう意味でも、みんなにも『まず行って欲しい』と思いますね。投票したら、ちょっと気になるじゃないですか。自分が投票した人がどうなったか。そういう気持ちでいいと思います」

プロフィール


LINE NEWS


椎木里佳(しいき りか)

1997年生まれ。株式会社「AMF」代表取締役社長。現在、慶應義塾大学文学部1年。
女子中高生のマーケティングチーム「JCJK調査隊」を運営し、女子中高生向けのプロデュース事業などを手がけ、株式会社TOKYO GIRLS COLLECTIONの顧問、タグピク株式会社の戦略顧問にも就任。2016年2月には、Forbes ASIAが選定する「30歳以下の世界が注目すべき30人」に選出される。2016年6月16日に、2冊目の著書『大人には任せておけない!政治のこと』(マガジンハウス刊)が刊行。

第3回 ぺえの場合 「私が選挙に行く理由」

06.27 16:57LINE NEWS

LINE NEWSは若い世代の投票率UPを推進していきます


選挙権が18歳以上に引き下げられた今回の参院選。LINE NEWSは、様々な著名人に「選挙に行く理由」を取材します。それぞれが語る選挙への思いをヒントに、あなたが選挙に行く理由を見つけてみてください。第3回はカリスマ店員でモデルのぺえさんです(週3回配信)

第2回 堀潤 「自分の“利益”のために選挙に行って欲しい」
第1回 春香クリスティーン 「私は“関わっていたい”から選挙に行く」

参議院選挙 2016 特別連載 トップページへ

LINE NEWS


「世の中への不満が多すぎて…」



今までほとんどの選挙で投票に行ったという、カリスマ店員でモデルのぺえさん。1年前に山形県から上京して原宿で働きはじめたが、東京の街について「汚いな」「治安が良くないな」と感じ、思わず区役所に相談の電話をしてしまったという。

「公園に悪そうな人がいっぱいいますとか、音がうるさいです、とか(笑)。でも、それだけで解決できる話ではないことにすぐ気が付きました。ある日、親に電話をしていたときにそのことを話すと、"だったら選挙なんじゃない?"と言われたんです。」

実家に暮らしていた頃も投票には行っていたものの、候補者のポスターがどれも同じ人に見えて、違いがわからないと感じ、"なんとなく"で選んでいたと振り返る。その日からは、政治のことを考え始めるようになったという。

「バラエティ番組に安倍総理が出ているのを見て、"こういう一面もあるんだ"と知りました。政治家の人たちはもっとテレビに出て、人柄を知ってもらえばいいのにと思います。若者の側も、友達と遊んでいる時に、ニュースの話や、何に不満を持っているか話をしてみると良いんじゃないかなと思います。
それを素直に改善してほしいと思ってみる、改善してくれそうな人は誰だろうと探してみると、政治や選挙にも前向きな気持ちが出てくると思いますね。だから僕は、世の中への不満が多すぎて選挙に行くんです(笑)。」

LINE NEWS


「もっと若者の声を聞いて欲しい」



最近、各国のいじめ対策の特集をテレビで見たというぺえさん。お店に立っているときには、中高生からいじめの問題で相談を受けることも珍しくない。いじめ対策も、恋愛・結婚の問題への対策にしても「日本ってなんだか堅いし、遅い」と感じている。

「ストーカーやSNSでのいじめなど、ネットのトラブルはどんどん悪質になっています。SNSを使っている若者にとっては身近な問題だし、対策を強化する必要があると感じていると思います。でも、日本は海外よりも遅れていると思いますね。まだまだ政治家の人たちも使いこなしていないとも思います。若い子たちに政治に興味持って欲しいと言う割には、若者の声を聞いてないのかなとも思います。話を聞いてもらえるんだということがわかれば、興味を持とうという気持ちになれると思います」

LINE NEWS


「このままだと、自分に返ってきますから」



大学では福祉を専攻し、介護福祉士の免許取得のために、高齢者施設での実習も経験した。そのまま介護の道に進んだ同級生も大勢いる。今回の参院選では、高齢化社会、福祉の問題に関心があると話す。

「介護福祉士も保育士も、本当に優しい気持ちでいないとできない仕事です。仕事の現場はとても厳しいんです。もっと評価されていいはずの職業なのに、お給料も高くはないですし、あまり尊敬もされていないですよね。自分たちもいつかは介護される側になるんだし、このまま知らんぷりしてずるずる年をとっていくと、結局自分に返ってきますよね。何も変わらない日本で良いなら、それでいいですけど」

投票に行こうかどうか迷っている若者へ、そうメッセージを送った。

プロフィール


LINE NEWS



ぺえ:ジェンダーフリーカリスマショップ店員としてマツコ会議に登場し、一躍話題に。ショップでは客に媚びることなく似合う似合わないをハッキリ言う接客が、中高生女子からの絶大な支持に繋がり現在ではお悩み相談も増え、竹下通りでは「原宿の母」とも呼ばれている。
メディアでは、NTV「行列のできる法律相談所」で、ジェンダーフリーではなく完全に男好きである事をカミングアウト。新世代おネエとして、キャラはもちろんのこと、40㎏のダイエット成功や、学生時代にバレーボールで全国大会に出場するほどのアスリートな一面など様々な個性を発揮し、現在は各テレビ番組からオファーが殺到。24歳。

第2回 堀潤の場合 「私が選挙に行く理由」

06.24 12:21LINE NEWS

LINE NEWSは若い世代の投票率UPを推進していきます


選挙権が18歳以上に引き下げられた今回の参院選。LINE NEWSは、様々な著名人に「選挙に行く理由」を取材します。それぞれが語る選挙への思いをヒントに、あなたが選挙に行く理由を見つけてみてください。第2回はジャーナリストの堀潤さんです(週3回配信)

第1回 春香クリスティーン 「私は“関わっていたい”から選挙に行く」

参議院選挙 2016 特別連載 トップページへ

LINE NEWS


自分の“利益”のために選挙に行って欲しい



NHKを退社し、現在はジャーナリストとして活動している堀潤さん。政治に関する様々な話題に触れてきた堀さんは、自らが投票に行く理由をこう説明する。

「完全に自分の利益優先ですね。自分が“こうして欲しい”と思う政策を主張している人は誰かなぁと探しながら投票に行きます。だから、政党より個人に注目していますね。個人であれば、その気になれば実際に会いに行って陳情するといったこともできますし、皆さんも是非自分のお気に入り、“推し政治家”を作って欲しいと思います」

LINE NEWS


“なんとなく”で議論されている政治



新聞やテレビなどでは、「民主主義は大事だから―」「投票は大切な義務だから―」といったメッセージを見かけるが、堀さんは「民主主義って、そんなキラキラしたものじゃないですよ」と強調する。

「例えば、国会前で『安倍政権を倒せ!』といったデモがありますよね。でも何かを倒せば終わりじゃない。デモは大切、でもそれが目的になってはいけない。世の中はオセロと違って、白か黒かは簡単に決まらない。グレーが広がっているわけです」

だからこそ、まずは「知る」ことが重要になる。

「政治の世界も意外と“なんとなく”議論されていることが多いんですよね。だから、オピニオンよりもファクト。自分が関わっている番組では、常にそこを意識してます。例えば、『舛添さんの次の知事は誰がいいか?』といった話ではなくて、『舛添さんは公約で待機児童を何人減らすと言って、実際にどれだけ減ったのか』など、具体的なデータで発信をするようにしていますね」

LINE NEWS


政治によくなってほしい。じゃああなたは何をしますか?



堀さんは、NHK時代に街頭インタビューを行い、多くの人から「政治はこうあるべきだ」「日本はこうあるべきだ」という声を聞いてきた。しかし、ある時から、インタビューの仕方を変えたという。

「『政治も経済もよくなる必要がありますね。じゃあそのためにあなたは何をしますか』と聞くようにしたんです。そうすると、学生であれば『就職するつもりだったけど起業しようかな』と答えてくれたりする。そういう風に“当事者意識”を持てば、具体的なアクションにつながる。そうやって、“参加する”意識を高める 必要はあると思います」

政治が扱う分野は多様だ。そのすべてについて知ることは出来なくても、自分の興味のある分野が必ずある。

「学生であれば、『バイト先がブラックバイトだった』みたいな話ですよね。そういうことからはじめてみると良いと思います」

プロフィール


LINE NEWS


堀潤さん(ほり じゅん):NHKアナウンサーを経て、現在は市民投稿型ニュースサイト「8bitNews」を運営している。38歳。

第1回 春香クリスティーンの場合 「私が選挙に行く理由」

06.22 18:00LINE NEWS

LINE NEWSは若い世代の投票率UPを推進していきます


選挙権が18歳以上に引き下げられた今回の参院選。LINE NEWSは、様々な著名人に「選挙に行く理由」を取材します。それぞれが語る選挙への思いをヒントに、あなたが選挙に行く理由を見つけてみてください。(週3回配信)

参議院選挙 2016 特別連載 トップページへ


LINE NEWS


私は“関わっていたい”から選挙に行く



「選挙ですか?もちろん行きますよ」。

ハッキリと明るい口調でこう断言するのはタレントの春香クリスティーンさん。春香さんは、いつでも国会議事堂に行けるように永田町周辺に引っ越したほどの“政治好き”として知られている。そんな春香さんは、自分が投票所に足を運ぶ理由をこう説明する。

「理由はたくさんあると思いますが、『関わっていたい』『考えていたい』と思うからです。そう自分のためですね」。

一票を投じることで、その後自分が選んだ候補者や政党がどうなっていくのかという好奇心が生まれる。そうした好奇心が、その後の国会での議論や政党の動きなどに対する興味につながっていくという。

「『自分が一票いれたところで』『たかが一票くらいで…』みたいに言う人に対して、特にそう思うんですよね。確かに一票でガラリとすべてが変わるわけじゃないけど、『自分のために、その一票をどう使うか』っていうのを考えてほしいんです」。


LINE NEWS


なんでみんな政治の話をしないんだろう



メディアでは日々、政治に関わる多くのニュースが流れている。意識せずとも、様々テーマに触れる中で自然と政治の話題に話が及んでもおかしくない。にも関わらず、学校に行くと、誰も政治の話題を口にしない。春香さんが政治に興味をもったきっかけは、そんな違和感だったという。

そして、そうした政治への関心は、ますます高まっている。

「見れば見るほど、課題は多いですし、深みや広がりがありますね。この数年の間でも党ができたりなくなったりしていますし。『見飽きた』とか、そういう思いはないですし、色々考えることは増えましたね」。


LINE NEWS


18、19歳の人がうらやましい



春香さんは、今回新たに選挙権を持つ18、19歳が「うらやましい」という。

「政治の話題で18、19歳がここまで注目を集めることって今までなかったと思うんですよね。今後もないかもしれません。やっぱり今回が歴史の1ページ目ですから。そこに参加できる、名前を刻めるのはうらやましい」。

その上で、「だからこそ、この機会を生かすべきだ」と新たな有権者たちにエールを送る。

「自分たちの思い、若い人がこう考えているといったことを、ここまで伝えられるチャンスってなかなかない。だったら、『自分は社会に対して、こう言いたい』と思っていることをぶつけてみてほしいです」。


プロフィール


LINE NEWS


春香クリスティーンさん(はるか・くりすてぃーん)日本人の父とスイス人の母を持つ。スイスで生まれ、16歳で来日。政治好きタレントとして活躍の場を広げている。24歳。