犬が耳を後ろにペタンと倒すしぐさは、犬好きさんの間では「ヒコーキ耳」と呼ばれていますよね。その愛らしい姿は、見ているだけで癒されるという方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Instagramで見つけた可愛いヒコーキ耳をするワンコたちを紹介します♪
「嬉しい」をヒコーキ耳で一生懸命表現♡
こちらは、Instagramユーザー@ninzaburou_gramさんの愛犬・秋田犬の任三郎くん。帰宅した飼い主さんを、このヒコーキ耳でお出迎え♪
一生懸命しっぽも振って嬉しそうな表情で…可愛すぎてたまりませんね!
全力ヒコーキ耳でお出迎え♡
Instagramユーザー@hanawegoさんの愛犬・柴犬のHanaちゃんも、帰宅した飼い主さんを「おかえりなさい〜!」と全力ヒコーキ耳でお出迎え!
飼い主さんに会えたときのHanaちゃんのこの嬉しそうな表情♡ こんなふうに愛犬が喜んでくれたら、幸せな気持ちになっちゃう♪
ヒコーキ耳で全力の「許して」♡
こちらは、Instagramユーザー@kuma610さんの愛犬・黒柴のクマくん。クマくんはお留守番中に「ソファに乗ること」を禁止されているようですが、つい乗ってしまったようで、それがパパさんにバレてしまったのだそう。
すると、クマくんはヒコーキ耳でしっぽをフリフリ♪ そんなふうに見つめられたら…可愛すぎて許しちゃう…♡
頭に手をかざすとヒコーキ耳に♡
こちらは、Instagramユーザー@shiba_charmyさんの愛犬・柴犬のチャーミーちゃん。チャーミーちゃんは、飼い主さんが頭に手をかざすとヒコーキ耳になるのだそう♪
こんなに愛くるしい笑顔でヒコーキ耳をしてくれるなんて…チャーミーちゃんの頭に手をかざしたくなっちゃいますね♡
犬はなんでヒコーキ耳をするの?
愛犬のヒコーキ耳を見ることができたら、可愛くてキュンとする飼い主さんも多いと思いますが、なぜ犬がヒコーキ耳をするのか知っていますか? 今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生にその理由を聞いてみました!
ーー犬のヒコーキ耳には、どのような意味があるのでしょうか?
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「犬は耳を使って感情を表現することがあります。耳を後ろに倒す『ヒコーキ耳』は、犬の感情表現のひとつ。ここで注意しなければいけないのは、犬は耳以外にも複数の場所を使って感情を表現しているということです」
ーー具体的には?
獣医師:
「耳が後ろに倒れていて穏やかな表情、しっぽを振るなどのしぐさが見られた場合は、『リラックスしている』『好意を示している』と考えられます。しかし、耳を倒しながら歯をむき出していたり、表情がこわばっている場合は、『威嚇』『警戒』などの敵意を示しているサインです。なので手を出すと噛まれる可能性があり、注意が必要です」
ーーなるほど……ヒコーキ耳だけでは好意的なのか、敵意を示しているのか判断はできないのですね。
獣医師:
「そうですね。リラックスした表情を伴っているなどの好意的な状況であれば、撫でてあげるなどのスキンシップをとってあげるといいでしょう。もし敵意を示している場合は、うかつに手を出すと噛まれる恐れがあります。少し距離をおき、落ち着くまで待ちましょう」
愛犬がヒコーキ耳をしていたら、表情やそのほかのサインなどから、愛犬がどんな気持ちなのか判断してあげてください。好意的な場合は、ぜひたくさんスキンシップをとってあげてくださいね♪
(監修:いぬのきもち獣医師相談室)
参照/Instagram(@ninzaburou_gram、@hanawego、@kuma610、@shiba_charmy)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ