早くも完売店続出!GLOW 「DEAN & DELUCA」保冷バッグ

 2017年6月28日(水)に発売された40代女性誌No.1『GLOW(グロー)』8月号(宝島社)のブランドアイテム付録に、「DEAN & DELUCA(ディーン&デルーカ)」の保冷バッグ3個セットが登場! 「ディーン&デルーカ」の保冷バッグは、2012年から毎年恒例となっている人気企画で、今年で6回目。昨年は約40万部が発売から約1週間で完売、今年も発売直後から完売店が続出しているようです。

 今年の保冷バッグはどこがスゴいのか、そのポイントを紹介しましょう!

■今年は大中小の3個セット!

 今年は昨年好評だった大小2個セットから、さらに数を増やし大中小の3個セットに!
Lサイズは500mlのペットボトルが6本入る大容量。大きな器も入るため、お弁当を持ってどこかお出かけをするときなどにぴったりですね。

Lサイズ(約):縦25.5×横25×マチ15cm
 Mサイズは通勤&通学のお弁当用に便利なサイズ。筆者も早速会社へお弁当を持っていくときに使用したのですが、お弁当箱が小ぶりなサイズだったこともあり、500mlのペットボトル1本も一緒に入れることができました!

Mサイズ(約):縦20.5×横20×マチ13cm
 Sサイズはデザートやおにぎりなど軽食にぴったりなサイズ。しかも取り外し可能な斜めストラップが付いており、ベビーカーの押し手部分にかけられるため、ママには嬉しいポイントです♪

Sサイズ(約):縦14.5×横14×マチ9cm

■保冷機能も◎ 薄型新素材で持ち運びもラクちん♪

 サイズだけでなく機能面もポイント! バッグの内側には保冷機能のあるシルバーコーティングが使用されています。凍らせたペットボトルを入れて使用してみたのですが、午後になっても溶けずにいましたよ。
 また、従来の保冷バッグより軽いうえに折りたたんでもかさばらないのもポイント。保冷バッグって意外と分厚く、持ち運ぶのには不便なんですよね…。同付録は薄くて軽い新素材を使用しているので、折りたたんで持ち運びも簡単! バッグに忍ばせておけば、デパ地下のお惣菜を買ったときやスーパーで生鮮食料品を買ったときに大活躍すること間違いなしです。

■「ディーン&デルーカ」のレシピBOOKも超使える!

『GLOW』の公式インスタグラムでも活用術やポイントが紹介されていますが、特に参考になる!と思ったのが、“バッグのシワの取り方”。購入して、付録を開けてみたらなんだかシワが気になる…そんな経験をした人も多いのでは? 『GLOW』スタッフによると、「シワが気になる場合は、中に詰め物をして(ビニール袋やエアパッキンなど)、4・5日おいておくと、目立ちにくくなります」とのこと。シワが気になっていた人は早速試してみては?
 さらに同号には、今回コラボした「ディーン&デルーカ」のレシピBOOKも付いてきます。旬の食材と厳選した調味料を組み合わせて作る、簡単かつ体にやさしいメニューを紹介。「アスパラ&オレンジのサラダ」「スモークサーモンのオープンサンド」「赤パプリカと海老のブロシェット」など、見た目も華やかで、ホームパーティーにもピッタリなレシピも。日々のお弁当作りにも役立ちそうです。本誌に掲載されたディーン&デルーカの商品が10%オフで購入できるクーポンも付いているので、とってもお買い得です!

『GLOW』8月号誌面では「夏は、これを着る!」と題して、表紙を飾っている篠原涼子さんやYOUさん、伊東美咲さん、Charaさん、市川実和子さんなど、おしゃれ有名人のリアル夏コーデが紹介されています。その他にも「今着られて秋もヘビロテ 大人のトレンド検証」「夏のまとめ髪は3ステップで!」「大人の夏Tシャツ、かくあるべし!」「夏のボディ美人10の法則」など、この時期にチェックしておきたいコンテンツが満載。暑い夏を快適に、かつおしゃれに過ごすコツを学んで今年の夏を楽しみましょう♪

 また、7月28日に発売される『GLOW』9月号の特別付録は、トップネイリスト渡邉季穂さんがカラーを監修した「uka」プロデュース 大人ネイル12点セット」が! ネイルカラー7本、トップコート2本、ネイルファイル1本、ネイルバッファー1本、トゥーセパレーター1組がセットになった超豪華付録です。既にSNSでも話題になっているので、次号も売り切れになる前に、是非チェックしてみてはいかが?

■『GLOW』2017年8月号
特別定価:920円(税込)
出版社:宝島社

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おいしくてフォトジェニックな“極上外ごはん”

『極上外ごはん』(みなくちなほこ/世界文化社)

 前菜からメインディッシュ、パン、サラダ、デザート、ドリンクまでを網羅した、屋外で楽しむ季節のレシピ集『極上外ごはん』が2017年6月21日(水)に発売された。

 海にしようか? 山にしようか? 森にしようか? それとも高層ビルを眺めながら? 同書は、“みんなで作ってみんなで食べる”そんな時間がたまらなく愛おしい、とびっきりの外ごはんレシピを紹介した1冊。

旬の惠みをカラフルに! 野菜のグリル

グリルで甘さを引き出しながらハーブの力でワンランク上の味に。カラフルな野菜をチョイスすればテーブルがより華やぐ。

プレミアムな隠し味 スペアリブのオレンジマーマレード焼き

前日の夜にソースに漬け込んでおくだけ。オレンジのさわやかな酸味と甘み、苦みが手の込んだ印象にしてくれるうれしいレシピ。

秋色の幸をちょっとお洒落に キノコのフェデウア

フェデウアとはスペイン・カタルーニャ地方の郷土料理で、パスタのパエリアのこと。お米で作るよりも短時間ででき上がる。

下ごしらえのマジック ブロシェット・ア・ラ・カルト

串に刺して焼くだけで食べられるように、お家で下ごしらえをしていくブロシェット・ア・ラ・カルト。カラフルな野菜たちがぎっしりと詰まった“お土産”に歓声が挙がること間違いなし。

海の幸を堪能! 帆立貝のシトラススチーム

柑橘の風味をプラス。帆立貝の身は焼く前に身を外しておくとスープごといただける。

ブロッコリーとカリフラワーのチーズグラタン

鮮やかなグリーンとホワイトが芸術的なチーズグラタン。見た目よりもかんたんなレシピなので、誰でも失敗なく作ることができる。

 数々のアウトドア料理本を手掛ける、みなくちなほこ直伝の「簡単で素材の味を最大限に引き出す炭火焼きレシピ」は、「準備が大変」「レシピが単一」といったBBQのイメージが覆ること間違いなし。入手しやすい材料と最小限の手間で、おいしくてフォトジェニックな料理を作ってみてはいかが?

みなくちなほこ
スイーツからアウトドアまで幅広いジャンルを得意とし、身近にある材料で手軽に作れる、シンプルでナチュラルな料理に定評が高い。無類の「鉄鍋」好きが講じて「鉄なべごはん会」を主宰する。春夏秋冬ごとに開催される料理教室「やさいのきょうしつ」も開催している。
※掲載内容は変更になる場合があります。

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中条あやみ主演映画「覆面系ノイズ」特報映像公開!

 福山リョウコの漫画を原作とした映画「覆面系ノイズ」の特報映像が公開された。

 同作はバンド活動をする高校生たちによる片想いだらけのラブストーリーで、主人公・ニノは初恋のモモに再会できると信じて音楽を続けている。ニノ役を中条あやみ、モモ役を小関裕太が演じ、さらにニノに思いを寄せるユズ役には志尊淳がキャスティングされた。

 特報はニノの歌声から始まり、モモ、ユズそれぞれとのツーショットや、モモとユズが向かい合って楽器をかき鳴らすシーンが映し出されている。3人のビジュアルや演技には「ユズが志尊くんでモモが小関くんとかやばい」「3人それぞれの距離感もそれっぽくていい感じ」「ニノの歌声カッコいいー!」との声が。

 映画のエンディングテーマを担当するのは、「MAN WITH A MISSION」(以下、マンウィズ)。原作を読み込んで書き下ろしたという楽曲「Find You」は特報にも使用されており、「マンウィズの曲はあつい」「これはマンウィズのために映画館行かないと!」とファンの間で大きな話題になっている。

 同作とマンウィズのコラボはこれが初めてではなく、2013年には単行本第1巻の発売を記念し、マンウィズの楽曲と原作のイラストを使用したコラボPVが製作されている。再びコラボにメンバーのジャン・ケン・ジョニーは、「再ビ『覆面系ノイズ』ノ世界ニ関ワレテ光栄デシタ」「“Find You”ハ彼ラノ心情ヤソノ姿ヲ自分ナリニ解釈シテ書カセテイタダイタ曲デス」と語った。

 中条もエンディングについて「まだ映画が終わってほしくないと思ってしまうほど綺麗で感動的な音楽」とコメント。ニノやマンウィズによる熱い歌声をぜひ劇場で堪能しよう。
■映画「覆面系ノイズ」
公開:2017年11月25日(土)
原作:福山リョウコ
監督:三木康一郎
エンディングテーマ:MAN WITH A MISSION
出演:中条あやみ、志尊淳、小関裕太 ほか

『覆面系ノイズ』13巻(福山リョウコ/白泉社)

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窪塚洋介「やっと出会えた人生の攻略本」

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、ハリウッド映画『沈黙―サイレンス―』後の初出演にして主演映画『アリーキャット』の公開を控えた窪塚洋介さん。幼いころから人生の攻略本が欲しかった、という彼が出会った「集大成」の一冊とは?

出典:ダヴィンチニュース

「子供のころ、どうやったら早く幸せになれるだろう、そのための攻略本を探していたんですよね。個人の生き方を示す啓発本はいろいろあるけど、もっと世界全体の姿を俯瞰的に示してくれるような本はないのかと」

 薦めてくれた『黎明』(葦原瑞穂)は、精神世界に深く潜りつつも、物理学や歴史など、さまざまな角度から人間の本質を解き明かそうとする指南書だ。

「友達から薦められて買ってはいたんですけど、なかなか読めていなくて。昨年末、ようやく『今がタイミングかな』と開いてみたら、これまで生きてきたなかで僕が辿りついた答えのすべてが理路整然と書かれていて、一気に読み進めてしまった。ここ数年で一番衝撃を食らいました。といっても、何か新しい発見があったわけではなくて。やっぱり自分の感じてきたことは間違いじゃなかった、自分らしく生きることは何より大切で、そのために生まれてきたんだって改めて思えた。そこに辿り着くためのアプローチを、様々な角度から教えてくれている。できることなら、みんなとこの想いをシェアしたいんだけど……どうもいきなりは馴染みにくい本みたいで。深淵に触れすぎて拒絶反応を示されるとつらいから、まずは『あの世に聞いた、この世の仕組み』(雲黒斎)という本を読んでみてください」

 タイミングを感じられたのは、今が節目の時だからかもしれないと窪塚さんは言う。今年1月に公開された『沈黙―サイレンス―』への出演は、窪塚さんにとって最大の転機となった。

「2006年からレゲエをやってる卍LINEの名義を、今年、変えるんです。『黎明』に出会って、『沈黙』が公開されて、新しい子供も生まれ、新しい個人事務所で立ち回る今年は、次のステージに向かうための年のような気がする。『アリーキャット』で(降谷)建志くんと出会えたのもそう。一緒に演じていて、その才能も心意気も尊敬できるものだったし、彼のエネルギーが現場の空気をつくりだしていた。この出会いのおかげで、音楽でもつながることができたんですよ。『Soul Ship』という曲を配信しているんですが、まさに『アリーキャット』でバディだったマル(窪塚さん)とリリィ(降谷さん)の魂をつなぐような作品で、この映画におけるもうひとつのテーマソングだと思っています」

 元ボクシングチャンピオンで警備員のマル。どこか飄々としているけれど、実は熱い自動車整備工のリリィ。『アリーキャット』は、偶然出会った二人が、ストーカーに追われるシングルマザーを守るために命を懸ける、クライムサスペンスだ。

「マルは、ムカつくくらいもったいない生き方をしている奴なんですよ。僕は、今を楽しむために一歩を踏み出すのが何より大事だと思っているから、彼のことは馬鹿だなあと思いながら見ていたんです。でも、そのおかげなのか、これまでとは違うアプローチで役作りができた気がします。僕はどちらかというと、自分のキャラクターにないものを盛って、その先で役になっていくというスタイルだったんですが、今回は、自分の中にあるものから削ぎ落していった。アカデミー賞を受賞した当時によく使われていた“引き算の芝居”ってこういうことか、ってわかりました。一方で、自分の内側で熱く強く抱いた想いを突き詰めていけば眼差しにちゃんと現れる、っていうのも体感としてあって。これまで僕に芝居を教えてくれた、たくさんの素晴らしい人たちの教えが僕の中に生きている。節目を迎えて、次のステージに移ろうとしている今は、そういう自分の内側にあるものをより研ぎ澄ませていきたいと思っています」

(取材・文=立花もも 写真=山口宏之)

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プロレスラー・飯伏幸太の肉体美の秘密【前編】

リング上でやることの全てが表現です

出典:ダヴィンチニュース

 坂本氏から寄せられた、飯伏選手の肉体への、そして受け身への賛辞を読んだ飯伏幸太選手。ひとしきり「本当ですか? ありがたいです……」と恐縮した後、『イノサン』に描かれた肉体を見て、「ああ!」と頷いた。

「何となく、自分が試合でやられているところ、技を食らった後の表現に似ているなと。体の動きもそうですし、腹斜筋っていう筋肉の形も自分に似ているなと思いますね」

 受け身をとることに対して、飯伏選手は“表現”という言葉を使った。

「リング上でやることの全てが、表現だと思っています。もちろん、本当に技を食らって自然に倒れてはいるんですが、それも含めて表現ですね」

 プロレスごっこにあけくれていた少年時代から、自分が受け身を取る時にギャラリーが沸くことを感じていた。

「小5でプロレスラーになると決めてから、ずっと受け身を追求してきました。高校に入るまで6年ぐらい、何回も高いところから落ちたり投げられたりしているうちに、体が勝手に、一番痛くない受け身を取るようになっていた。その究極が、この絵(『イノサン』のコマ)のような形なのかもしれないですね」

 すでに完成された受け身を身に着けていたゆえに、初めて所属したプロレス団体DDTプロレスリングで教わったプロの受け身に、強い違和感を覚えたという。

「技によって、体のどこから落ちればいいのかが違うんです。でも教えられた受け身は1つしかなくて……。それが僕にはすごく痛くて、きつかった。痛くなくてケガをしないのが一番いい受け身だと思うので、社長(高木三四郎)に『自分の受け身でやらせてほしい』と言いました」

 上下関係の厳しい世界で、入ったばかりの新人がこんなことを言うのは当然ご法度だ。

「『え……?』と。それはそうなりますよね(笑)。コイツ何を言い出すんだと。でも最後は『じゃあ、お前はそれでいいや』と言ってくれました」

 全員参加の合同練習も、「同じ練習をやっていたら、みんなと同じプロレスになってしまう」と拒否。この時も「『じゃあ、お前はそれでいいや』と(笑)。社長の心が広くてよかったです。自分の話をよく聞いてくれました」。

 こうして飯伏選手独自のプロレスが形成されていく。

出典:ダヴィンチニュース

「プロレス専用」の体になっているかもしれない

 新日本プロレスの動画サイトに、飯伏選手が一人でトレーニングをする様子がアップされている。それを観ると、飯伏選手のトレーニングは、「見せる体を作るためのものでも、ただ強靭な体を作るためでもないことがよくわかる。バーベルを持ち上げるトレーニングも、「人を持ち上げる時に使う筋肉」を鍛えるためにやるのみだ。

「見せる体のためのトレーニングはしないです。プロレスで使うためのトレーニングをやっていたら、自然とこういう体になっていたというか……。今は、“プロレス専用”の体になっているかもしれません。プロレスに特化しすぎて、他のスポーツができなくなってしまって。100m走なら20mくらいで疲れます(笑)。走る体と、プロレスをする体は全然違う」

 プロレスもリング上を走ったりするが……。

「リングは6mしかないですし、そもそもリングの端から端まで走ることもそんなにない。だいたい真ん中で戦っているので、そこからロープまで走って3mくらいなんです。走るよりも、むしろロープにはね返される時の筋肉が必要ですね。ロープに対して抵抗するというか、押し返すような上半身の筋肉が必要。普通の人が自分たちと同じスピードでロープまで走って跳ね返ったら、たぶん背骨が折れると思います」

 練習メニューは、その日の「感覚」で決める。

「今日は何が足りないとか、何をやった方がいいとか、道場に着いたときに何となくわかるので。動画ではバランスボールを使った練習をしてますけど、たぶんあの日はあれが足りなかったんでしょうね(笑)。あの1回だけでもう足りたので、同じ練習をしたことはないです」

 一度やれば、わかってしまう。それも飯伏選手の凄さだろう。

飛ぶのは怖いです。でも、飛べます。

 坂本氏が言及しているように、リング外を舞台にした無鉄砲で無防備な飛び技が飯伏幸太の真骨頂。試合会場の2階席はもちろん、時には路上で、自動販売機の上、電柱など、あらゆる高所から、飛ぶ(「跳ぶ」ではなく「飛ぶ」がふさわしい)。坂本氏からも、こんな質問が出る。【試合中の痛みや負傷に対する恐怖心はありますか?】。

「あります。何回もケガをしているので。でも、飛べます。絶対にお客さんが喜んでくれるのがわかるので

 怖くないのではない。怖くても、観ている者のために、飯伏選手は飛ぶのだ。坂本氏は続けて、その恐怖を【どのように克服していますか?】と問う。

「ケガをした時は、すぐに同じ動きをもう1回やるんですよ」

 取材陣の動きが一瞬止まる。同じ動きをもう1回……? ケガをしている体で?

「はい。ケガをした状態で、ケガをしたのと同じように動いて、もう一度痛い思いをする。骨折ぐらいだったら、実際やりました。直後は痛さで悶絶して、動けない。でも1分ぐらいすると動けるようになるので、もう1回同じ場所に登って、また飛ぶ。怖くなっちゃう前に、すぐやります。そうすると『あの時、あの痛みでもう1回出来たんだから、大丈夫だ』と恐怖心がなくなるんです。試合中はさすがにすぐ同じことは出来ないので、練習で、もう一度やります」

 常人には到底真似のできない(思いつかない)克服方法。一体なぜ、その方法に行きついたのだろう。

「小学生の時、高いところから川に飛び込んだことがあって。そうしたら岩に当たって、激痛で動けなくなった。まだプロレスラーになってもいないのに、こんなことで動けなくなるなんて絶対にダメだ!と思って、すぐにもう一度飛んだ。その時『これで恐怖は克服できる!』と自信を得て、それ以降ずっと、レスラーになってからも続けてきました」

 丁寧な言葉で、当たりまえのことのように、飯伏選手は笑みを浮かべながら話し続けている。飯伏幸太というレスラーの魅力を表す時によく使われる“狂気”という言葉の意味が、わかってくる。

出典:ダヴィンチニュース

==動きたい気持ちが抑えられなくて
体重を増やせなかった==

 小学5年生の時からずっと、変わらずにプロレスラーになる夢を持ち続けてきた飯伏選手だが、実は実現するまでに結構な回り道をしている。

 高校卒業後は一般企業に就職。仕事の傍らキックボクシングの団体に所属した。チャンピオンにまでなり、21歳でようやくDDTの門を叩いたのだ。

「でも、それがすごくよかったです。デビューした頃は、無駄な10年(小5から数えて)を過ごしたなと思いましたが、入門から3年ぐらい経った時、無駄はなかったんだなあと思えるようになりました。キックボクシングをやっていたおかげで格闘技系のプロレス団体にも出られた。プロレスの幅がすごく広がりました。もっと言うと、あの時、川に飛び込んでケガしてよかった、とも思うんですよ。全部のことが今の自分のスタイルにつながっている」

 飯伏選手は、DDTに所属しながら、2013年には新日本プロレスにも所属、業界初の「2団体所属レスラー」となった。新日本では、ジュニアヘビー級と呼ばれる100キロ以下の階級で活躍した(チャンピオンの座にも就いた)後、体重を増やしてヘビー級に転向。それに伴って、肉体も変化させてきた。

「大きくはしたんですけど……それでもまだジュニアヘビー級の体重でしたね。最高で86キロくらいです」

 DDT入門当初の飯伏選手の体重は、わずか68キロ。身長が181cmであることを考えると、かなり細身だったのだ。

「それまでウエイトトレーニングをしたことがなかった。キックボクシングは、基本的に減量のスポーツなんですよね。重くなると、階級が上がってしまうので、体重を増やせない」

 プロレスの世界に入り、ウエイトトレーニングの方法を教わるが、なかなか体重を増やせずに苦労したという。その理由がまた、おもしろい。

「もちろんたくさん食べたりもするんですけど、それを上回る量の運動をしてしまうんですよ。動きたい気持ちを抑えられない(笑)。しかも代謝がすごくよくて……」

 体重が増えるようになったのは、ケガをしてからだという。

「運動をしない理由ができました(笑)。1日の摂取カロリーより、やっと消費カロリーが少なくなったんだと思います」

 だが空中戦を得意とする飯伏選手にとっては、68キロの時が「一番動きやすかった」のだという。

「戦う相手との体重差が15キロぐらいまでならスピードで何とかなります。でも相手が120キロだったら差が50キロになって、さすがに倒すのは難しくなる。プロレスラーには体重が必要だと、今は感じています」

いぶし・こうた●1982年鹿児島県生まれ。2004年DDT入門4カ月後にプロレスラーデビュー。13年からは新日本プロレスにも所属し、16年まで業界初の2団体所属選手として活躍。現在は「飯伏プロレス研究所」を立ち上げ、WWE NXTなど海外の試合にも参戦。今夏の『G1 CLIMAX 27』にも参戦が決定した。

<前編おわり>

取材・文=門倉紫麻 写真=干川 修

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AV監督が語る「AV出演強要問題」【インタビュー前編】

『遺作―V&R破天荒AV監督のクソ人生』(安達かおる/三交社)

「きれいは汚い 汚いはきれい」

 かの有名なシェイクスピアの一節だが、確かにこの世にはきれいなもの、美しいものだけではなく汚いもの、醜いものも同時に存在している。

 そのいい例が、ズバリ“うんこ”だろう。どんな美男美女でも、それをしないでは生きていけない。なのにこの社会に、まるで存在しないかのような扱いをうけている。『うんこかん字ドリル』(文響社)は子供たちに大人気だが、それはコミカルにデフォルメされているからで、うんこそのものは常に忌避される存在だ。

 そんな『うんこ』を撮り続けて約30年。AV監督の安達かおるさんはSMやスカトロなど、「ヌケないAV」ばかり手がけてきた。だから安達さんの半生を追った『遺作―V&R破天荒AV監督のクソ人生』(三交社)は、彼の作品を知らないで手に取ると「うんこ」だらけの文字列にギョッとしてしまうことだろう。

 最近ではAV出演強要問題のシンポジウムにも積極的に参加する安達さんに、長きにわたり関わってきたAVや、それを取り巻く状況への思いについて語っていただいた。

今のAV撮影現場は、女優をパーツ扱いしている

「この本を出したきっかけは出版社の方に声をかけられたからなんですけど、ずっと固辞していました。でもAV出演強要問題が大きく取り上げられたのもあり、それを契機に語ってみようと思いました」

 約400ページもある本を出した理由を問うと、安達さんはこう答えた。

 外務官僚の父親を持ち、イランで育ったのちに学生運動に片足を突っ込んだ青春話や、独立独歩の生活に憧れて、代表をつとめるAV制作会社のV&Rプランニングを設立した経緯など、その生い立ちを詳しく書いている。とくにV&Rプランニングの初期作品を紹介するくだりでは、文化財の建物内で無断SMしたり山中湖のボート上でSMしたりと、あまりのムチャぶりに読みながら笑ってしまいそうになる。だがその時代の現場は、出演者と制作者が一緒に作品を作る楽しさがあったそうだ。

「昔のAVは撮影現場で色恋沙汰が起き、最初はそのつもりもなかったけれど出演者が現場で欲情したり、嫉妬したりすることもありました。ドラマであってドラマでないような、純粋なドキュメンタリーとも違う虚実ないまぜとなった、不思議な映像が撮影できたんです。撮影でのNG事項は当時から確認していましたが、それでも『今まではNGにしてたけど、私もこういうプレイをしてみたい』と女優さんが言い出して、台本をその場で書き換えることもありました。出演者と制作者が仲間となって、作品を作ることができていたんです。

 しかし今はプロダクション側が『フェラ1回で○円』と、風俗店のオプションのような出演料を提示することも多くなりました。事前に撮影内容をすり合わせ、出演確認書にもサインしてもらっています。これはトラブル回避には有効な手段かもしれませんが、女優さんに対して『あなたの顔やおっぱいやお尻は必要だけど、心は不要』と言っているのと同じではないか。自分をパーツとしてしか扱わない現場では、『作品に参加している』という意識が芽生えにくい。女性を軽視した撮影現場では、出演強要問題が出てくるのも仕方がないと思います」

 2013年にキャンプ場でのAV撮影に関わった52人が、2016年に逮捕されている(のちに不起訴)。また2016年、本人の意思に反してAVに出演させたとして、労働者派遣法違反でAVプロダクションの社長らが逮捕されている。AV撮影を取り巻く状況は日に日に厳しくなってきている中、それでも安達さんはギリギリまで忖度せず、好きなものを撮り続けると決めている。

「出演強要問題が取り沙汰されたこともあり、撮影現場が自主規制というか、忖度を始めています。でもAVというのは僕はある意味、他のメディアでは映しきれない人間の裏側を描ける、貴重な表現手段だと思っています。4月にAV業界改革有識者委員会ができて『適正AV』という言葉も生まれましたが、AVが社会に迎合してしまったら存在意義はなくなるのではないか。もちろん、出演強要被害を無くすことはとても大事だから、委員会の取り組みには賛同しています。しかし適正と不適正にAVを分断することに対しては、僕はふざけるなと言いたい」

 ならばかつて社会問題になった、バクシーシ山下監督の『女犯』をリリースした会社の代表として、安達さんは表現についてどう考えているのか? 続きは後編にて。

AV監督の安達かおるさん

取材・文=霧隠彩子

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50gの野菜も摂れる、食べてもやせると噂の「やせ麺」

『全部食べてもやせられる! 500kcal台以下のやせ麺100』(KADOKAWA)

 “ダイエット”というと、きつい糖質制限、炭水化物抜きをイメージしがち。そんな常識を覆すような『全部食べてもやせられる! 500kcal台以下のやせ麺100』(KADOKAWA)が発売された。
 うどん、そうめん、中華麺、パスタ、ラーメン、しらたきなどを使い、“パッと手軽に作れる! おいしくダイエット”をコンセプトに“麺好き”にはたまらない1冊となっている。
 いずれのレシピも500kcal台以下で、50g以上の野菜を使い、肉・魚などのたんぱく質、代謝をアップさせる食材を取り入れるなど、健康的なダイエットができる。
 そんな100品あるレシピから、実際に3品を作ってみた。

1. 【388kcal】本格タイ料理店の味!カラフル具材いっぱいのパッタイ風エスニック麺(P.8)

 材料はゆでうどん(稲庭風細麺)、むきえび、細切りした赤パプリカ、4~5cm幅にカットしたにら、ごま油、塩・こしょう、にんにくのみじん切り、サラダ油、赤とうがらしの小口切り、パクチー、レモンの半月切り、刻んだピーナッツ、ナンプラー。
 パプリカとにら、それぞれにごま油をまぶす。えびの背わたを除き、塩・こしょうをする。うどんを流水でさっと洗う。フライパンにサラダ油とにんにくを入れ火にかける。香りが立ったらとうがらし、えびを加えてえびの色が変わるまで炒め、パプリカを入れてさらに軽く炒める。続いて麺、ナンプラーを加え麺をほぐし、にらを入れさっと混ぜて味を調える。器に盛りパクチー、ピーナッツを散らしレモンを添えれば完成。
 彩りがよいので見た目にも楽しい。レモン汁、ナンプラー、ナッツが絡んだ麺はタイ料理店の味そのもの!火を通しすぎないえびのプリプリ感、パプリカ、にらの歯ごたえがどれもいい。

2. 【515kcal】インスタントラーメンの新しいヘルシースタイル! ひと工夫のトッピングで栄養バランスOK!(P.73)

 材料はインスタント味噌ラーメン、5mm幅にカットしたかぼちゃ、サラダ油、ツナ缶、粉チーズ。
 フライパンで油を熱し、かぼちゃの両面を焼き色がつくまで焼く。汁を切ったツナを加え炒め合わせる。ラーメンを表示通り調理する。器にラーメンを盛り、先ほどのかぼちゃとツナをのせて粉チーズをかければ完成。
 チーズとツナの脂がバターに似たコクとなり、それがみそ味のスープとマッチし、驚くほどスルスルとイケてしまう! そこにβカロチン豊富なほっくりとしたかぼちゃ、タウリンが多いツナが加わり、健康意識の高いヒトでも楽しめる一杯であることがわかった。

3. 驚きの192kcal! だけどしっかりボリューム!! しらたき豆乳カルボナーラ(P.82)

 材料はしらたき、ベーコン、グリーンアスパラガス、ソース(卵黄、粉チーズ、豆乳、おろしにんにく、塩)、顆粒スープの素、マヨネーズ、粉チーズ、粗びき黒こしょう。
 アスパラガスを斜め5mm幅に、ベーコンを1cm幅で切る。しらたきを食べやすくカット。ボウルにソースの材料を入れてよく混ぜる。鍋に水(本書の表示に従う)とスープの素、しらたきを入れて汁けがなくなるまで炒り煮する。フライパンでマヨネーズ、ベーコン、アスパラガスを炒めて、先ほどのしらたきを加え、いったん火を止める。ソースを入れてとろっとするまで混ぜて器に盛り、粉チーズ、こしょうをかければできあがり。
 まろやかなソースとしらたきがよく絡み、つるりとしておいしい。またしらたきをスープで炒り煮したことにより、そのままでは味気ないしらたきにボリュームが生まれ、満腹感へとつながった。
 超ローカロリーでありながら、食物繊維、動物性のたんぱく質、アスパラガスに多く含まれるビタミン、ミネラルが摂取できるこの1品は、ダイエットにも用いやすいレシピだ。
 これから肌の露出が多くなる季節。ムリなく続けられる“やせ麺ダイエット”でスッキリとした体づくりに励んでみてはいかがだろうか?

文=澤 ゆか

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生活体質を変えれば「なぜかお金が貯まらない」から脱出!

 低収入でもなく、浪費家でもないのに、なぜかお金が貯まらないのなら、一度「生活体質」を見直してみるといいかもしれません。『貯められる人は、超シンプル』(横山光昭/大和書房)は、よくある「貯蓄本」とは少し趣向の異なった視点から「お金の貯め方」を紹介しています。節約したり投資をしたり、今まで様々なことを試してみたけど、お金が貯まらなかった方、必見です!

 本書で紹介するのは“一時的”にお金を貯める方法ではありません。“根本的に”お金が貯まる生活体質にあなたを変える方法です。
 本書のキーワードは「生活体質を変える」です。もちろん、具体的な「貯蓄術」も紹介されていますが、最も重点を置いているのは「生活習慣やお金(の使い方)への考え」といった「心構え」。そこから改善していくことで、「ストレスの溜まる長続きしない節約技術」ではない、「根本的なお金の貯め方」を身に付けることができるのです。

第1章は「欲しい」と「必要」を切り離す。
第2章は 生活を「見える化」する。
第3章は お金の「自分ルール」をつくる。

 各章、メソッド(方法)とレッスン(具体的な実践)で構成されています。
 詳しいやり方は本書に譲るとして、まず私が「その発想はなかった……!」と思ったのが、最初に書かれている「モノはお金が形を変えたもの」というメソッド。自分が購入したモノを見て、貯められる人は「いくらしたんだろう?」とお金として見ることができるそうです。一方、貯められない人はモノとしか見られない。私は今まで買った物を「お金」で見たことはありませんでした(だから割とザルな金銭感覚だったのか……)。この意識の違いが重要になってくるそうです。
 また、「モノを管理できればお金も管理できる」というメソッドでは、規則正しい生活と、お金を貯める体質に因果関係があることが書かれています。「精神的な悩みや、生活上の乱れがお金に表れやすい」ということも、著者の長年の経験と検証により、断定できるそうです。
 今まで、そういったアプローチの仕方から、「お金を貯める方法」が書かれた本を読んだことはなかったので、どこを読んでも目からウロコでした。
 以上は「技術」というより、気持ちの上での「気づき」をご紹介してきましたが、本書ではしっかりと「それで、どうしたらいいの?」という具体的な方法もまとめられているのでご安心を。「自己投資」「食」「交際費」「携帯電話」「水道光熱費」など、支出品目ごとのアドバイスも載っているので、大いに参考になるはずです。
 ちなみに、最後に書かれているメソッドは「実行するかどうかが分かれ道」。……よし、さっそく行動を開始してみよう。「できそうなことだけやってみる」のもOKだと書いてあるので、まずは持っている物を「写真とメモで把握する」を実践してみようと思います。家の中にある物を全て書き出す(写メを撮る)のはしんどいので、まずは衣服だけでも。同じような服の二重購入や、「必要」ではなく、ただ「欲しい」だけの無駄な衣服費を抑えることから始めたい。

文=雨野裾

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アドラー心理学の専門家がママの「困った」を解決!

『アドラー式「しない」子育て』(向後千春、吉田尚記/白泉社)

 子どもと買い物に行ったとき「これ買って~」「ダメよ」「やだ、ほしいよ~」と子どもがジタバタ。子育て中にありがちなシーンだが、ママとしては「躾」をちゃんとしたいし、「周囲の視線」も気になるしでホントに悩ましい。

 あるいは、仲良く遊んでいたはずの子どもたちがケンカになってしまう、これもよくある困ったシーン。心配だけど子どものケンカに親があんまり口出ししても…となかなか介入が難しい。

 このほど登場した『アドラー式「しない」子育て』(向後千春、吉田尚記/白泉社)は、そんなよくあるママの「困った」にヒントを与えてくれるかもしれない。育児に悩むママとアドラー心理学の専門家が「座談会形式」で悩みを解決していくというこの本、実際に取り上げられているお悩みが「息子がパパを嫌がります」「お姉ちゃんが双子の妹の片方だけかわいがります」「子どもの同士のけんか。親はどうすれば?」「姉妹のほめ方のバランスに悩んでいます」など、身近なものばかりだからだ。

“オープンカウンセリング”が効果的!

 アドラー心理学においては、同じ悩みを持つ人を集めてオープンに体験を語り合う“オープンカウンセリング”という手法が「(悩みの)深刻さを落とせる」と人気で、この本もそれに倣っての座談会形式。専門家の向後千春先生の迷いのないきっぱりとした助言に、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記さんがパパ目線で語るという絶妙な合いの手が加わり、最初は深刻だった相談者のトーンも次第に軽く、最後は笑顔が漏れる感じになっていくのがいい。近頃アドラー心理学の子育て本は多数あるが、本書はいわゆる「解説本」ではなく、リアルな「ケーススタディ集」といった感じ。「アドバイスでどう変わったか」とママの後日談も参考になる。

コストコみたいなお店で練習!?

 ちなみに冒頭にあげた2つのお悩み。向後先生によれば、自立を重んじるアドラー心理学には「優しくきっぱりと」という育児の原則があり、お店で地団駄を踏むようなときには、「今日は買えません。ずっと暴れていますか、それとも泣き止んで一緒に帰ってごはんを食べますか」ときっぱり選択肢を与えるのがいいとのこと。怒らず叱らず、本人の意志を尊重してあとは根比べ。親も覚悟を決めて、子どもがたとえ地団駄踏んで疲れて帰る事になっても我慢。子どもだってイヤな体験は一回でもすれば避けるようになるし、「駄々をこねても平気なくらい広い、コストコみたいなお店で練習(笑)」(向後先生)だ。

問題の本質は「子ども」? それとも「親」にある?

 また、アドラー心理学には「課題の分離」という考え方があり、問題の本質が子どもの課題なのか親の課題なのか分けて考える。それに従えば、友達とのケンカの結末は当事者に関わることであり、基本的には子どもの課題。親としては「無関心ではなく、きちんと見ている。でも、危なくない限り放っておく」(向後先生)しかないという。
 …と、こうズバッと結論だけ書いてしまうとニュアンスが伝わりにくいが、実際にはこうした助言が座談会の和やかな雰囲気の中、相談者の実情にあわせて繰り出されるので、どうしても教えられる一方になってしまう育児本より素直に受け止められる印象。なにより話しながら次々不安が出てくるママにあわせ、「そういう場合はこう」とどんどん話が具体的になっていくので納得感も高い。
 巻末にはお悩み相談をしたママ達がカウンセリングを受けた一年後に後日談を語った座談会の内容も収録されており、興味深い。アドラー心理学の考え方はいろんなケースに応用可能なので、ぱらぱらめくってみれば、あなたの悩みにも解決のヒントが見つかるかもしれない。

文=荒井理恵

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パワーフード「甘酒」のスゴい栄養成分!

 日本中をすっぽりと蒸し暑さが覆っている。夜中もムシムシして、よく眠れないという人が多いのでは? 眠りが浅いと、朝起きた時からすでに体がダルい。当然、食欲もわかないから、コーヒー1杯で足どり重く仕事に出かける。

 昼に向かって気温はますます上昇し、うだるような暑さに。ランチはあっさりしたもので軽くすませ、午後の仕事を何とかこなすと、ようやく夜。「やっとビールが飲める~」とばかりに、枝豆や唐揚げをつまみながら、ビールおかわりでお腹はガボガボ。そして、就寝→「夜中もムシムシして、よく眠れない」に戻り、毎日がその繰り返し…。
 こんな生活を続けていると、次第に力が出なくなり、やる気も起きなくなってくる。疲労感と倦怠感のかたまりになった、その状態こそズバリ「夏バテ」です。
 でも、まわりを見回してみると、この暑さをものともせず、パワフルにサクサク仕事をこなしている人がいる。
 え~、なんで~?
 歴史を振り返ってみると、日本では江戸時代から、この蒸し暑さを元気に過ごすための栄養源として「甘酒」が親しまれてきた。天秤棒をかついだ甘酒売りが、町中で冷たい甘酒を売り歩いていたという。その時代、体験的に「甘酒が夏バテに効く」ということを皆、知っていたのだろう。

砂糖ゼロ、アルコールゼロ、ヘルシーでおいしい「食べる点滴・美容液」

 現代では、その栄養成分は明らかになっている。ここで言う甘酒とは「米麹」からつくられた甘酒のこと。
 まずブドウ糖。これが甘酒の甘さの元で、ブドウ糖はご存じのようにわたしたちのエネルギー源となる。夏バテの体が必要としている栄養のひとつだ。
 次にアミノ酸。これは甘酒のうまみの元。アミノ酸は、疲労回復や体力増強を担ってくれる。
 そしてビタミン類。ビタミンが不足すると、体がダルく、疲労感が抜けないなどの不調があらわれるが、ビタミンB群が豊富な甘酒は代謝を活発にし、疲れをとってくれる。
 また、善玉菌である乳酸菌も含まれていて、腸内環境改善に力を発揮する。腸内環境改善が、私たちの健康に不可欠であることは周知の事実。
 麹で作った甘酒に砂糖は含まれていない。米のでんぷんが分解されてできたブドウ糖が主な甘みの成分。米由来のしつこくない甘さが特徴だ。
 また、「酒」とはいうものの、アルコール分はゼロ。だから朝食にも問題なし。もちろん、子供にもOKだ。豆乳で割ったり、ヨーグルトや果物と一緒にとるとおいしい!と愛好者の間で絶大な人気。

「朝は冷たい甘酒で気分をシャキッと引き締め、エナジーチャージ。夜は人肌にあたためた甘酒でリラックスして、良質な睡眠をとるといい」というのは、『効く!生甘酒』の監修も務める芝大門いまづクリニック院長の今津嘉宏氏。
 麹をスーパーやネットで購入しさえすれば、あとは水を加え、約60℃で4時間保温すれば、自分でもかんたんに作ることができる。保温にはヨーグルトメーカーが最適。これさえあれば失敗知らずだ。

 健康面での効果は医師も認めるところだが、それだけでなく、美容面でもさまざまな効果が期待できる。最近、檀れいをはじめとする女優やタレントに甘酒愛好者が増えているのが、何よりの証拠だ。
「食べる点滴・美容液」とも呼ばれ、クスリやサプリや化粧品に頼らずに、体の中から元気&きれいになれる甘酒。
 私たちが探していた答えは、日本の伝統食にあった。

効く!生甘酒

著:主婦の友社・編
出版社:主婦の友社
発売日:2017/07/05
ISBN:9784074248469

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